ヘアスタイル・髪型
2025.4.15

【2025春】ショートボブのヘアスタイル「人気おすすめ21選」

【2025年春】ショートボブのおすすめヘアスタイルをお届け。前髪あり・なし別の定番スタイルはもちろん、ひし形ショートボブやレイヤーをいれたショートボブ、パーマなどのスタイル別のおすすめまで 『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからおすすめの髪型をご紹介します。美容師が解説する「ショートボブの似合わせのコツ」も必見!

美容師解説!ショートボブ「似合わせのコツ」

joemi by Un amiジェネラルマネージャー

小倉太郎さん

ショートボブは「顔まわりのデザイン」がポイント

「ショートボブは、顔まわりのデザインがポイントとなります。サイドバングや前髪のつくり方が、似合わせの鍵となりますが、その時、骨格の“カチューシャライン”をガイドにカットをしています。カチューシャラインとは、その名の通りカチューシャを置く位置です。骨格によってしっくりくる場所が異なると思いますが、カチューシャラインに合わせてデザインすることが大切です」(小倉さん)

「顔型別」に似合うショートボブは?

\丸顔さんは、トップを高くしてひし形シルエットに/

丸顔さんは、トップの高さを出し、ひし形シルエットにして、顔まわりを包み込むようにサイドバングをつくります。丸さを緩和する縦ライン(Iラインとも)を強調することも意識します。また、前髪をつくることで、顔の面積が小さくできるので、小顔見せとしてもおすすめ。シースルーバングの束感でも縦ラインを強調します。

\面長さんは、トップを低めにサイドにボリューム感を/

面長さんは、トップの高さを出さずにひし形シルエットをつくります。横にボリューム感を出したり顔まわりのコントロールがしやすいので、前髪なしがおすすめ。下ろし流しの前髪は、カチューシャラインを意識することで、伸びても扱いやすさをキープ。

担当サロン:joemi by Un ami(ジェエミ バイ アンアミ) 小倉太郎さん

ショートボブが得意な美容師・小倉さんへのオーダーで人気なのは?

\一番人気は、女っぽ見せお洒落ショートボブ/

ショートボブを得意とする小倉さんへのオーダーで一番人気なのがこちらのスタイル。前髪なしで、顔まわりをキレイなレイヤーで繋げているのがポイント。厚みが出ると輪郭をカバーできないので、しゅっと細い毛束をつくり厚みが残らないようにします。

耳かけで印象チェンンジも可能。ライトサイドは、ペタンと見えやすいので、片側だけ耳かけすると抜け感のあるお洒落ヘアを楽しめます。アイロンなしでもキマるので、春に向けてイメージチェンジやスタイルアップしたい人は、ぜひチャレンジを!

担当サロン:joemi by Un ami(ジェエミ バイ アンアミ) 小倉太郎さん

「前髪あり」のおすすめヘアスタイル【5選】

オン眉前髪で個性を引き出す大人カジュアルボブ

短めレングスにオン眉のフルバングを合わせることで、個性を引き出しながらおしゃれな印象に。幼く見えやすいオン眉ですが、ラウンドっぽくつくることで、大人にもチャレンジしやすいデザインとなっています。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、やや前下がりのあごラインボブ。ぷつっとしたライン感を残し、眉上のフルバングと合わせます。

カラーは、10レベルのマロンベージュをチョイス。暖色系ならではのツヤ感のある仕上がりで、肌なじみがよく、肌トーンをアップすることが望めます。

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、ストレートアイロンでタイトに。毛先を少しだけ内に入れるとオン眉とのバランスでよりおしゃれに仕上がります。

軽めのオイルを内側から(膨らみやすいもみ上げ、えり足は特にしっかりと)なじませ、表面を手ぐしで整えます。耳かけすれば、首元がすっきり見せられ、バングの強調も。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 東千夏さん

ツヤ髪&小顔効果を叶える大人かわいいミニボブ

シンプルなミニボブに顔まわりデザインをプラスしたこちら。ほお骨を覆うようなサイドバングがデザインのポイントとなり、小顔効果を狙えます。ミニボブは耳にかけてもかわいく、毛先のハネが気になる人や、絶壁をカバーしたい人にもおすすめ。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、リップと顎の間の長さで、やや前下がりのワンレングスに。前髪は、巻いて目の上ラインになるように。また、耳後ろの毛量を調整することで、耳掛けしてももたつき知らずです。

カラーは、9レベルのココアブラウンをチョイス。ツヤ髪はもちろん、暖色系でも透明感が出やすく、肌色もきれいに見せてくれます。

【how to“スタイリング”】
根本を中心にブローしてから、ストレートアイロンを通すとグッド。毛先を内巻きにしすぎないのが、今っぽく仕上げるコツ。また、アイロンはナチュラルな質感にするため、120〜140℃の低温に設定して。

軽めのオイルを全体になじませます。表面のツヤ感も大事なので、毛先から根本付近まで満遍なくなじませ、均一なツヤ髪に仕上げます。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 尾山貴教さん

耳にかけてすっきりかわいいシンプルミニボブ

コンパクトなシルエットで、ぷつっとしたライン感がお洒落なミニボブ。トレンドのフルバングで、程よく個性的な印象にしつつ、季節感のあるシックな暖色カラーが、さらに今っぽいスタイルを叶えます。深みのあるヘアカラーは、肌色もきれいに見せ、上品なイメージにも。

【how to“ベース&カラー”】
あごとリップラインの間の長さのボブ。前髪は、ワイドバングより幅が広めのフルバングに。重めのスタイルなので、シースルーバングで抜け感を出します。

カラーは、深みのあるピンクラベンダーに。きれいな髪色を演出しながら、血色よく肌もきれい見せ。ツヤ感があり、上品な仕上がりとなっています。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先をやや内巻きに。クセが気になる人は、うねりなどを伸ばすイメージで通すとグッド。前髪は、熱を通す程度にさらっと。ボリュームが出やすい人は、オイルをなじませてからアイロンを通すとボリュームをおさえられます。最後に、重めのオイルを少量つけたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 津田遥香さん

ワイドバングでカジュアル&モードにきまる大人ボブ

子どもっぽく見えやすいボブですが、丸みのないストレートタッチな仕上げで大人っぽい雰囲気に。カットラインを強調するデザインで、カジュアルモードな印象を楽しめます。

【how to“ベース&カラー”】
前髪は、こめかみまで切り込んだワイドバングに。サイドの長さは、基本的にはあごラインでカットしますが、顔型に合わせて長さ調整することで似合わせが可能に。ぷつっとしたラインを強調するようにカットするのがポイント。

カラーは、12レベルのカーキベージュに。赤みをしっかり打ち消し、透明感ある仕上がりを叶えます。ライン感を見せる重めのボブヘアなので、軽さを出すの寒色系を選ぶのがグッド。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを、真っ直ぐ通します。内巻きにするとかわいらしくなるため、ストレート感を強調するのが◎。アイロンは、まとめて通さず、3ブロックほどに分けると仕上がりがきれいになります。

スタイリング剤は、髪質に合わせ、直毛さん・軟毛さんはバームを、広がりやすい多毛さんは、重めのオイルを選んで。襟足からしっかり塗布し、余ったものを表面の中間〜毛先になじませます。

担当サロン:GARDEN omotesando(ガーデン オモテサンドウ) 雲林院優さん

プツッとラインがお洒落なワンレングスボブ

全体も前髪もプツッとしたラインを強調し、ステップカット風な今どきのデザインに。クールな雰囲気でエッジの効いたファッションはもちろん、カジュアルにもマッチ。毛先の厚みが気にならないので、多毛さん、クセ毛さんにもトライしやすいスタイルです。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あごラインのワンレングス。前髪もぱつっとラインが出るように、長めに切ります。毛量調整は、あえて控えめにして、毛先の厚みを残します。

カラーは、ブリーチでベースアップをしてから、6レベルのアッシュをオンカラー。髪の赤みをしっかり打ち消すため、アッシュ本来の透明感を味わえ、軽さもプラス。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、台形をイメージしながら、すそ広がりに仕上げます。根本は、ボリュームダウンさせるのがポイント。ドライヤーの風を上から当てたら、手の平で根本を押さえ、髪が冷えるまで手をおいたままにするとグッド。最後にさらっとしたタイプのオイルを毛先中心になじませたら完成です。

担当サロン:S.HAIRSALON(エス ヘアサロン) 紗良さん

「前髪なし」のおすすめヘアスタイル【3選】

印象チェンジを狙えるナチュラルショートボブ

ボブからのイメージチェンジを狙える柔らかデザイン。シルエットも柔らかい印象で、ナチュラルながらも女性らしいムードに。湿度が高くなるとクセが気になる前髪は、長めにするのが正解。ほお骨をカバーするので、丸顔さんにもおすすめ。

【how to“ベース&カラー”】
ベースはサイドの長さをあごラインに設定し、バックから前上がりにカット。グラデーションを軽く入れて、軽さを出します。前髪は、鼻下の長さで切りニュアンスをプラス。

カラーは、暗めで6レベルのアッシュブラウンをセレクト。地毛よりもほんのり明るめで、赤みを打ち消しつつナチュラルで柔らかい仕上がりを叶えます。

【how to“スタイリング”】
ハンドブローでオイルをなじませるだけの簡単スタイリング。クセが気になるなら、軽くストレートアイロンを通しても。

最後に、髪全体にオイルをなじませたら完成。湿度が気になる季節のヘアオイルは、ペタっとしやすいため軽めを選んで。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ) 和田流星さん

丸みシルエットの色っぽショートボブ

長めに残した前髪の柔らかい動きで、こなれた女性らしさを感じられるキレイめショートボブ。優しく穏やかな雰囲気が漂う、丸みシルエットが特徴で、後頭部のふんわり仕上げも叶えます。広がりやすい髪でもまとまるグラデーションカットで、梅雨時期にもぴったりなデザイン。

【how to“ベース&カラー”】
前髪の長さは長めの鼻先でカット。えり足を短めに設定し、バックが重くなるようにグラデーションを入れ、サイドは前上がりにカットします。

カラーは、5レベルのアッシュグレーで地毛風カラーに。暗めカラーのメリットのひとつは、肌を白く見せられること。また、透明感重視の暗髪にすることで、キレイめな印象を与えます。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロン、もしくはカーラーで内巻きにスタイリング。アイロン仕上げは、熱でしっかり形をつくることができ、カーラーは柔らかい質感を実現するのでお好みで。

オイルをしっかり揉み込みながらなじませ、最後に手ぐしでかき上げたら完成。オイルは、柔らかい動きを損なわないよう軽めのタイプを選んで。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 仙田辰弥さん

こなれたお洒落感を演出する柔らか見せボブ

ライン感やぷつっとしたボブから、動きや柔らかさのあるスタイルにスイッチするならこちらがおすすめ。ラフに耳掛けをすることで、顔まわりのニュアンスが生まれ、こなれたお洒落感を演出します。また、ボブベースなので、まとまりやすいのも魅力です。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あごラインのワンレングスボブ。アンダーは低めに、中間からトップにかけては高めでグラデーションを入れ、柔らかな動きを出しやすくします。

カラーは、人気のアッシュベージュを10レベルで。明るめですが、寒色系にすることで赤みを打ち消し、透明感のある仕上がりを叶えます。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先と顔まわりに少しカールをつくように仕上げます。バーっと髪を左右に揺らしながら、オイルをしっかりなじませ、束感をメイク。ラフに耳にかけてから、落ちてきた毛束やもみあげの髪をポイントで引き出し整えたら完成です。

担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン) 和田流星さん

小顔見せが叶う「ひし形×ショートボブ」のおすすめ【3選】

丸顔&面長カバーが叶う美シルエットスタイル

トレンドのフェイスレイヤーを入れ、エアリーで軽やかなナチュラルさが魅力で、イメージチェンジにもぴったり。パラパラっと落ちる前髪も洒落感をアップさせます。ひし形の美シルエットなので、面長を緩和するメリットも。また、おでこに透け感があるデザインなので丸顔さんのカバーも望めます。

【how to“ベース&カラー”】
あご下2cmのボブにカットし、サイドとバックにレイヤーをオン。顔まわりは長め前髪を鼻先で切り、レイヤーを入れます。

カラーは5レベルのナチュラルブラウンをセレクト。ブラウンのツヤ感を出しつつ、赤みを打ち消し透明感のあるヘアカラーに。ブラウンは日本人の肌色によくなじみ、血色良く見せることができます。

【how to“スタイリング”】
26mmのカールアイロンで毛先と顔まわり、表面の髪を外ハネにスタイリングします。オイルを全体になじませてから、毛先をつまんで束感を整えたら出来上がり。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ) 大城ちはるさん

ラフな動きがかわいい大人のカジュアルボブ

ひし形で美人シルエットのボブ。ふわっとした質感でありながら、艶やかにも見せてくれるので、大人っぽいカジュアル感を楽しみたい人におすすめ。無造作なニュアンスと髪のクセが、程よく馴染むのでクセを活かすこともできます。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あごラインの平行ボブ。えり足のラインをしっかり出すことで、きちんと感を演出。前髪は、鼻先の長さでカットし、流れやすいように調整します。また、動きを出しやすくするために、量感を整えながら、膨らまないように。

カラーは、6レベルのダークグレージュをチョイス。くすみ感があり、トーンを落として大人っぽいイメージに。寒色でもツヤ感がり、赤みをおさえます。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、全体を外ハネに。顔まわりをリバースに巻いてS字カールをつくると、ラフな動きでこなれ感のある仕上がりに。前髪は、ドライヤーで根本を立ち上げてから、毛束を持ち上げてアイロンでワンカールさせると後ろに流れやすくなります

ふわっとした質感になるオイルを手に馴染ませてから、もみ上げ、えり足、表面の順に指を通すように内側から塗布します。前髪は、髪を持ち上げてから毛先のみにつけると、束感がつくれ、ふわっと感がキープできます。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 東千夏さん

首元を引き締めすっきり見せるグラデーションボブ

サイドバングを少し長めにカットしたこちらのグラデーションボブ。今っぽい気分を演出するだけでなく、顔まわりをカバーして小顔効果&ひし形シルエットを叶えます。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、えり足ギリギリのあごラインのボブ。バックにグラデーション、表面は軽めにレイヤーを入れます。サイドバングは、耳上の長さで流れるようにカット。前髪は、長めのシースルーに。

カラーは、全体に細めのハイライトを入れてから、8レベルのサンドベージュをオンカラー。サンドベージュは、ブラウン寄りの寒色なので、やわらかく見せつつツヤ感も感じられるカラーリングです。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを通すのみでまとまる時短ヘア。毛先は巻きすぎない方がお洒落に。

スタイリング剤は、ヘアオイルを。髪質に合わせて、細毛さんは軽め、広がりやすい人はやや重めがおすすめ。基本的には、中間から毛先に馴染ませますが、ふくらみやすい人は、内側にしっかりつけてから表面に馴染ませて。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 金井悠華さん

抜け感を演出する「レイヤー×ショートボブ」のおすすめ【3選】

顔まわりの切り込んだレイヤーでお洒落に差をつける

顔まわりの切り込んだレイヤーでお洒落に差をつけられるミニボブ。トレンドに敏感な方にチャレンジして欲しいデザインになりますが、ショートからの伸ばしかけやボブからイメチェンしたい人にもおすすめ。

【how to“ベース&カラー”】
カットはえり足をギリギリの長さに切ったリップラインのミニボブ。耳前のみにレイヤーを入れ、頬骨からリップラインに繋がるレイヤーを入れます。前髪は眉下の長さのワイドバングに。厚めにカットしていますが、スタイリング剤をつけて隙間ができるように整えます。

カラーは5レベルのアッシュグレー。赤みを打ち消すダークなヘアカラーですが、自然光にあたると絶妙な透明感があり肌色をキレイに見せる効果もあり!

【how to“スタイリング”】
全体をストレートアイロンでさらっと通し、顔まわりのみ内巻きにするとグッド。重めでも軽めでもない質感のオイルを全体になじませたらフィニッシュ。仕上がりに質感はオイルの塗布量で調整して。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ) 大城ちはるさん

フェイスレイヤーで頬骨をカバーして小顔に見せる

ぱつっとしたカットラインの前髪と、顔にかかるフェイスレイヤーで、頬骨をカバーして小顔効果抜群のボブヘア。イメージチェンジを叶え、軽やかでこなれた印象をプラスします。

【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、あごラインの平行ボブ。前髪は、眉下ジャストの長さでシースルーにカットし、顔まわりのレイヤーは、骨格に合わせて長さ調整をしながらつくります。

カラーは、3レベルのダークパープルをセレクト。地毛より暗い明度ですが、紫系にすることで、透明感のある仕上がりを実現します。

【how to“スタイリング”】
スタイリングはナチュラル感が鍵。つくり込みすぎないよう、さらっとストレートアイロンを通します。ヘアオイルを少量ずつ調整しながらなじませ、艶やかな質感に仕上げます。前髪は、束感をつくってシースルーを強調すると、よりかわいいスタイルに。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 尾山貴教さん

顔まわりのレイヤーで柔らかな印象をつくる

柔らかい毛流れとヘルシーな大人っぽさがポイントのショートボブ。ひし形の美シルエットなので、面長さんのカバーも。長めレングスで初ショートという人にもチャレンジしやすい柔らかい雰囲気のデザイン。前下がりラインで横顔もすっきり、小顔効果も叶えてくれます。

【how to“ベース&カラー”】
グラデーションがベースのショートボブスタイル。後ろから顔まわりにかけて前下がりにカットし、すっきりとした印象に。顔まわりにレイヤーを入れて、後ろに流れる柔らかい動きを出しやすくします。前髪は、目にかかる長めにすることで、大人女性に似合うヘルシーな印象に。

カラーは、ベージュ系のイヤリングカラーと全体を8レベルのカカオブラウンに。イヤリングカラーは、チラ見せで控えめにするのが鍵。また、カカオブラウンは、ほんのりアッシュを加えているので、艶感が欲しいけど赤みはおさえたいという人に◯。

担当サロン:Violet(バイオレット) 若井友紀さん

ふんわり柔らか「パーマ×ショートボブ」のおすすめ【5選】

抜け感をプラスしたニュアンスパーマ

ゆるめのパーマと明るめカラーの相乗効果で、クールな雰囲気のなかに抜け感をプラスした大人のショートボブ。ショートからの伸ばしかけや女性らしいショートスタイルにしたい人にもおすすめ。

【how to“ベース&カラー”】
ベースカットはリップラインのショートボブ。パーマをかけたときに、ナチュラルな動きが出るようトップにレイヤーを入れ、表面にはスライドカットを施します。前髪は長めにつくります。

カラーは12レベルのサンドベージュに。柔らかい印象で、日本人の肌によくなじむヘアカラーで、どんなパーソナルカラーにもマッチします。また、明るめですが派手にならず、白髪ぼかしにもぴったりです。

【how to“パーマ&スタイリング”】
カットラインに合わせて26〜38mmのロッドを使い、毛先にワンカールのパーマをかけます。前髪は立ち上がりがつくように大きめなロッドで根本まで巻き込みます。

スタイリングはドライ状態にクリームタイプのワックスをもみ込むだけで出来上がり。ウェットな質感ではなくややドライにするとニュアンス感のある仕上がりに。ただ、スタイリング剤はしっかりめにつけ、特に、えり足と顔まわりはたっぷりなじませて。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

若々しくヘルシーな印象の無造作パーマ

クシャっとしたラフな質感で、動きが出にくいボブヘアに明るく元気な印象をプラス。ボリュームも自在で、スタイリングが簡単なので朝の時短も叶えます。また、顔周りのサイドバングが顔型をカバーして小顔見せにも。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あご下ベースのワンレングス。表面に少しだけレイヤーを入れ、毛先の毛量を調整します。前髪は三角ベースに取り、目にかかる長さでカット。目尻〜こめかみにかけてサイドバングをつくります。

カラーは10レベルのグレーベージュに。グレージュとも違ったニュアンスで、グレーをMIXし、褪色しても赤みが出にくいようにしています。暗くならず、より柔らかい質感のヘアカラーです。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは17〜26mmのロッドを使い、平巻きで2回転半巻きます。

ドライヤーで乾かすとき、髪をもみ込みカールを出しながら風を当てます。その後、重めのヘアオイル3〜4プッシュを毛先から全体になじませます。クシャっと髪にもみ込み、顔まわりを手ぐしで整えたら出来上がり。

担当サロン:TORA by grico(トラバイグリコ) バタコさん

2WAYバングを楽しめる洒落感パーマ

ゆるっとしたパーマで前髪ありも、無しも楽しめるショートボブ。ショートスタイルにチャレンジしたいけど、女性らしさも欲しい人におすすめのデザイン。

【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、ショートボブに。前髪は、眉下のラインで薄めに切り、サイドと繋げて、ナチュラルなマッシュラインになるようにします。

カラーは、8レベルのモカブラウンに。今季人気の暖色系ながら赤みをおさえ、女性らしさと深みをプラスします。

【how to“パーマ&スタイリング”】
20〜32mmのロッドを使い、根本までパーマをかけます。前髪は、上下2段に分けて巻くことで、ラフな動きが出せ、2WAYバングのスタイリングもしやすくなります。

スタイリングは、少しウェットでカール感のある状態に、スタイリング剤をもみ込みます。セット剤は、ややセット力のあるジェルタイプがおすすめ。前髪を下ろすとマッシュっぽい雰囲気を楽しめます。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

スタイリング簡単!大人可愛いオン眉&パーマ

どんなファッションにも似合うので、ONもOFFもお洒落に過ごしたい人におすすめのショートボブ。ベースは重めのショートボブですが、耳にかければすっきり。可愛いらしいオン眉は、顔の表情が見えやすいメリットも。

【how to“ベース&カラー”】
サイドの長さを耳下に設定したショートボブ。えり足はグラデーションを、トップにはデザインレイヤーを入れます。前髪は、オン眉でラウンド状にカット。

カラーは、ツヤ感と温かみのあるピンクベージュを。表情を明るく見せ、顔色も映えるカラーリングです。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、17〜23mmのロッドを使い、ワンカール〜ワンカール強で。トップは根本まで巻き、ボリュームを出しやすくします。パーマ剤は、ゆるめのコスメパーマでダメージレスに。

スタイリングは、ドライな状態にバームミルクを50円玉サイズ、手にムラなく伸ばし、後ろから全体に揉み込みます。大きめにくしゃっと動かすとパーマのニュアンスが可愛く仕上がります。

担当サロン:TORA by grico(トラバイグリコ) バタコさん

柔らかい動きが魅力のゆるふわパーマ

柔らかい動きが欲しい人におすすめの、ゆるふわパーマスタイル。スタイリングが楽々なのに、抜け感ヘアが簡単に作れ、アイロンワークが苦手な人にもイチオシです。ミニボブで可愛いシルエットなのも◯。

【how to“ベース&カラー”】
ベースは、あご下レングスのミニボブ。中間からグラデーションをつけて柔らかい動きを出しやすくします。トップには、少しだけレイヤーを入れます。前髪は、眉の長さでぱっつんとしたライン感を出します。

カラーはなしで、地毛を活かします。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、17〜26mmのロッドで、毛先から1回転半平巻きに。前髪とトップは太めのロッドで巻きます。

スタイリングは、ドライ後に、ヘアオイルと柔らかいタイプのクリームワックス混ぜて、後ろから揉み込みます。すっきり耳にかけてもOKですが、顔まわりに動きがある方が可愛いくお洒落感もUPします。

担当サロン:TORA by grico(トラバイグリコ) バタコさん

【美的GRAND掲載】「40代・50代」におすすめのショートボブスタイル

どんなファッションにも似合う甘めマッシュショート

首が長く見えるから相対的に小頭に見え、頭身バランスも良く見えるのがショートマジック。襟足が短い分、前髪に長さを残せばボーイッシュにならず、どんなファッションにも似合います。

【how to“カット&カラー”】
グラデーションボブで、前髪は目の下の長さにしてサイドにつなげる。後頭部の丸みに沿ってレイヤーを入れひし形に。

顔周りとトップにハイライトを細かめに入れ、明るめのブラウンベージュをかぶせる。ハイライト効果で白髪をごまかして。

【how to“スタイリング”】
前髪とサイドは前方に向け、トップは上にもち上げてワンカールの内巻きに。バームを内側からつけ、サイドを耳かけ。

担当サロン:EMMA GINZA(エマ ギンザ) NAOMIさん

柔らかく見せるふんわりミニマムボブ

トップのふんわり感と顔周りの外ハネニュアンスで、シンプルなボブが女っぽく変化。軽やかさの立て役者はやっぱりレイヤー。エアリーな量感があると髪が顔に張りつかず、小顔効果も!

【how to“カット&カラー”】
あごラインのボブベース。顔周りに、チークラインからのレイヤーを入れる。ハチ上にもレイヤーを加え、空気感をプラス。

明るめのサンドベージュ。根元は白髪染め、中間からは普通のカラー剤を使う。カラーに水素トリートメントを加えている。

【how to“スタイリング”】
根元が立ち上がるパーマをかけておく。ストレートアイロンで顔周りは外ハネ、毛先は内巻きにして、バームで仕上げる。

担当サロン:WAKU(ワク) 土屋佑児さん

【美的GRAND掲載】40代・50代は「ひし形×トライアングル前髪」で美人見え!

トライアングル前髪とは?

ひし形の髪は誰もが美しく見える黄金シルエット。ショートやボブなどの短めヘアは、額に3角の透け部分を作るよう意識して!

「前髪は顔の見え方をコントロールする重要なポイントなんです。全体は頬骨ボリュームのあるひし形シルエットがおすすめ。そこに3角に透ける前髪を作ると、マスク姿でも抜け感が出ます。片目が隠れる長さはむしろおすすめ。目元に視線が集まります」(S.HAIR SALON青山店・宮澤卓也さん)

肌の透け感がポイントの長め前髪ショートボブ

長め前髪のショートボブは、幼く見えたり、老け見えすることがなく、スタイリッシュな大人の女性の印象に。前髪は薄く作り、サイドのレイヤーと緩やかになじませることで、フォルム全体のひし形感を強調。同時に額の生え際の角が隠れ、肌の形が3角に見えると、小顔感がかないます。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス ヘアサロン) 宮澤卓也さん

一部分の短め前髪で視線を集めるショートボブ

ひし形のボリュームが出るショートボブべース。目の上辺りに薄く短い前髪を作ったことで、肌が適度に透けて、片目にグッと視線が集まる仕組み。分け目を反対側に変えれば、前髪なしのスタイリングも可能です。緩めのパーマで加えたふんわり軽やかな質感も明るい印象の決め手に。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス ヘアサロン) 植田高史さん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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