“大人っぽキレイ”顔を目指すなら、チークとハイライトの配置の逆転がカギ!
この秋、『美的』が新提案する〝大人っぽキレイ〟のベースを作るのに欠かせないチーク。人気ヘア&メイクアップアーティスト・高橋里帆さんに、その作り方をわかりやすく教えてもらいました!
頰
チークは脇役! これまでよりも整った眉と唇で作るきちんとフェースに、抜け感を与えるのが役割。だから
淡ピンク&白ピンクで目指せ! まろやか立体チーク
チークで血色感を演出し、ヘルシーに見せる時代は終わり! 大人っぽキレイを狙うには、色味を感じさせない程度にチークをうっすら入れ、表情に包容力をイメージさせる柔らかさや温もりをにおわせるのがポイントです。チークとして使う淡いピンクのほか、ハイライト感覚で取り入れるための白ピンクも用意して。入れる位置も新鮮なので、きちんとマスターしよう。
\目指すは、この頰!/
濃淡ピンクで柔らか顔へ
色よりもツヤ感重視
外側塗りで甘さをオフ
これが正解バランス
\高橋さんが解説/
ハイライトとチークの配置を逆転させれば、大人幸せ顔に
ハイライト感覚で使う白ピンクを内側へ、淡ピンクのチークを外側へ。すると、骨格と高揚感が同時に生まれ、大人っぽいのにかわいさも忘れていない印象へ。
マストアイテムは、繊細なツヤ感を放つグラデピンクのチーク
濃淡ピンク系チーク
コーラル系、青み系、ベージュ系など、5色のピンクがセットイン。パウダーなのに、溶け込むようになじんでしっとりツヤツヤ。繊細なパール感と透けるような発色も、大人っぽキレイな頰作りに◎。
ジルスチュアート ブルーミングデュー オイルインブラッシュ 06 ¥4,500(限定発売中)
How to make up
\濃ピンクでメリハリづけ/
process 1
淡いピンクチークをやや外側へ、横長な楕円状に入れる
チークパレットの下3色をブラシでブレンド。ニコッと笑うと高くなる部分からもみ上げの手前まで、楕円状に入れます。骨格も自然に強調され、美人度アップ!
\白ピンクでツヤを仕込む/
process 2
肌なじみのいい白ピンクを、頰の中心へ丸く入れる
チークパレットの上2色を混ぜ、ハイライトとして使います。1のチークと少しだけ重なるように、頰の中心へ丸めに入れて。まろやかな立体感が頰に生まれ、幸せ美人顔へ。
\スポンジでなじませる/
process 3
スポンジでたたき込み、内側からわき上がるような発色へ
スポンジの端を使い、濃淡ピンクを入れた部分の周囲を優しくそっと細かくたたき込み、なじませます。肌との一体感もアップ。血色感もツヤ感も、より肌から生まれたように。
これもおすすめ! 大人っぽキレイ頰アイテム
濃淡ピンク系チーク
上/どんな肌色にもなじみやすい、黄みピンク。
コーセー エスプリーク グロウチーク PK-6 ¥2,000(セット価格・編集部調べ・限定発売中)
下/シャープに艶めいて骨格を際立たせ、洗練された表情へ導く。
カネボウ化粧品 ケイト 3Dコントラスティングチークス PK-1 ¥1,500(編集部調べ)
教えてくれたのは…

2017年『美的』10月号掲載
撮影/向山裕信(vale・. 人物)、河野 望(静物) ヘア&メイク/高橋里帆(Three PEACE) スタイリスト/河野素子(人物) モデル/スミス楓 イラスト/地獄カレー デザイン/増田恵美 構成/北川真澄
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。