お悩み別ケア
2015.8.17

放置すればブルドッグ化!プロ伝授「頬のたるみ」をシュッと上げるテク

10~20代の頃の自分と、今の自分。比べてみると、「肌の弾力が衰えた」「表情が硬くなった」「頬の位置が下がった」と答える方は多いことでしょう。

その原因はずばり、“たるみ”。今、「年齢を重ねたのだから、仕方がない」と思ったそこのあなた! そのまま放っておいたら、たるみは加速。頬がダルダルたるんだ“ブルドック顔”になってしまうかもしれませんよ。

では、頬のたるみを予防するには、どうしたら良いのでしょうか?

今回は、メイクアップアーティストの黒木絵里さんに、たるみの原因と予防法を教えてもらってきました。

 

■頬のたるみが起こる原因は……2つあった!

黒木さんによると、頬のたるみが起こる原因は大きく分けて2つあるのだそう。

(1)肌弾力の低下

肌のハリの決め手となるのが、コラーゲン・エラスチン線維。これらは、紫外線A波(UVA)によって破壊されてしまうといいます。外出時はもちろん、屋内にいるときも、日焼け止めをこまめに塗りなおすようにしましょう。また、コラーゲンの生成に欠かせないビタミンC(フルーツ・野菜など)、健康な肌作りにかかせないタンパク質(肉・魚・卵など)を取り入れるのも良いそうです。

(2)深層筋の衰え

「顔には、皮膚のすぐ下についている“表情筋”と、骨についている“深層筋”がある」と、黒木さん。そして、深層筋には、表情筋を支える大事な役割があるといいます。これはつまり、深層筋が衰えると、表情筋も連鎖するということ。

頬のたるみを予防・改善するためには、下記の写真のように、4本の指を頬骨の下のくぼみにそわせて、グリグリとマッサージをする習慣を取り入れてみてください。ダルさを感じる方は筋肉が凝っている、何も感じない方は筋肉が衰えている証拠だそうです。

ただし、マッサージは、肌への刺激を減らすために、クリームやオイルを塗ってからおこなってくださいね。

また、私たちは鏡を見るとき、無意識のうちに頬の筋肉をグッと上げて深層筋に刺激を与えているそうなので、意識的に回数を増やすのも良いでしょう。

“すでに、頬が下がってきている”という方は、チークをいつもより少し上の位置にのせてみてください。それだけでも、頬をシュッと引き上げて見せてくれるそうですよ。

 

以上、頬のたるみの原因と予防法をお伝えしました。いつまでも若々しく、魅力あふれる女性でいるためにも、ぜひ参考にしてみてください。

 

初出:美レンジャー  ライター:高木沙織

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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