「不機嫌じゃないのに眉間にシワ」…それは●●が弱っているサイン!
難しいことを考えているときや、悩み事があるとき、また近頃では、スマートフォンやパソコンの画面を見るときに、”眉間にシワを寄せてしまう”という方は多いですよね。このようにして過ごす時間が増えれば増えるほど、眉間をギュッと寄せる癖がつき、くっきりと深いシワが刻まれてしまいます。
しかし、どうやら眉間にシワができる原因は、それだけではないようなのです。なんでも、東洋医学によると、眉間のシワは呼吸器や器官の弱りのあらわれなのだとか。
そこで今回は、東洋医学に基づいたヘッドスパサロン『Oasis』オーナーの富田智子さんに、眉間のシワとその原因についてお話をうかがってきました。
■眉間のシワと呼吸器の関係
富田さんによると、眉間のシワは東洋医学でいう”肺の場所”に当てはまるのだそう。つまり、眉間にシワができるということは、呼吸器や気管が弱っているあらわれなのだといいます。
この、呼吸器が弱まる原因としては、何かに我慢していたり、言葉で伝えられない積み重ねが咳となって、肺に負担をかけることが考えられます。
では、眉間のシワを薄くするためには、どのような方法があるのでしょうか。
■眉間のシワを薄くするには
富田さんがオススメするマッサージのポイントは、下記のとおりです。
(1)髪の生え際のちょうど真ん中からつむじに向かう一直線をもみほぐす。
(2)耳の上をまんべんなくもみほぐす(一番上の写真参照)。
(3)最後に、額をグーッと上に押し上げるようにマッサージをする。
普段放っておかれがちな場所だけに、少しもみほぐしてあげるだけでもリフレッシュできるのではないでしょうか。
私たちの顔は、笑っているときには眉間にシワが寄らないようにできています。「もしかしたら今、眉間にシワを寄せていたかも……」なんてときは、意識的に笑顔を作るようにするだけでも改善されるので、試してみてくださいね。
【取材協力】
※ 富田智子・・・ヘッドスパサロン『Oasis』オーナー。東洋医学に基づいた頭部の反射区をマッサージすることにより弱っている内臓、各器官などのツボ、末梢神経を刺激。自分ではまだ気づかない、未病の段階のツボの疲れやコリを和らげ、頭から全身の血流を良くするヘッドスパを施す。
初出:美レンジャー ライター:高木沙織
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。