美容家・小林ひろ美さんがレクチャー! 乾燥肌を乗り越える朝&昼の保湿方法とは?
汗や皮脂でテカテカ…なのに肌の中は乾いてカラカラ(泣)。実は、紫外線やエアコンの影響を受けるため、今こそ保湿の頑張りどき! ポイントは、朝ケアと昼の追い保湿。これが美肌を左右するカギなんです。美容家の小林ひろ美さんが過酷な“カラ・テカ肌”に効く保湿ケアを教えてくれました♪
\美容家・小林ひろ美さんがレクチャー!/ 過酷な“カラ・テカ肌”に効く! 朝昼保湿
キャミワンピース¥14,520(アダストリア/ALAND〈PLASMASPHERE〉) 中に着たタンクトップ¥16,500(ティースクエア プレスルーム〈TELA〉) ハット¥5,940(THE MOTT HOUSETOKYO〈BAGGU〉)
日中は、朝+昼の保湿で潤いチャージ
「保湿が大切」とわかっているつもりでも、つい省略しがち…という人も多いのでは?
「朝の仕込み保湿に加え、昼のサポート保湿が重要!」と語るのは美容家の小林ひろ美さん。
「肌は汗や皮脂のベタベタ=潤いと思い込んで、スキンケアをさっぱりすませがちですが、実は肌内部から水分(汗)と油分(皮脂)の両方を流出させながら、屋外では紫外線、室内ではエアコンにさらされるという超過酷な肌環境に陥っています。カサカサして静電気が起こるような冬のわかりやすい乾燥とは違い、表面的にはベタつく肌の乾燥はいわゆるインナードライの状態。表面はさらりとしつつ、内側はしっかり潤うような保湿ケアを行うことが重要なんです」
スキンケアは、通常、朝と夜に行うものですが、昼にも保湿をおすすめする理由とは?
「日中は、紫外線にさらされる時間も長いですよね。また、エアコンを日中つけっ放しという場合も。つまり朝のスキンケアから夜のスキンケアまでの、“日中の肌”である時間が長く、汗でくずれやすい。だから朝にしっかりステップを重ねて潤いを仕込んだ上で、サポート役として昼にも潤いを補うことで、長く過酷な日中を乗り切れる肌を作ります。これからご紹介する朝昼保湿を実践すると、メイクもちが格段に良くなるので、朝保湿8割、昼保湿2割くらいの注力具合で充分。もちろん、夜はたっぷり保湿を!日中には使わないようなコクのあるスキンケアがおすすめです」(小林さん)
朝保湿 とは
- 丁寧にステップを重ねて潤いを密封
- 内側うるうる、外側さらり肌を仕込む
- メイクくずれしにくい肌へと整える
昼保湿 とは
- 朝保湿の効果をサポートしつつリフレッシュ
- ランチ後が昼保湿のベストタイミング
- もち歩きに便利なコスメをフル活用
朝昼保湿で潤い素肌を目指そ♡
『美的』2023年9月号掲載
撮影/田形千紘(モデル)、藤井マルセル(t.cube/小林さん)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/室橋佑紀(ROI/モデル分)、広瀬あつこ(小林さん分) スタイリスト/平田雅子(モデル分)、程祐子(小林さん分) モデル/鈴木愛理 構成/村花杏子、齊藤みなみ(本誌)
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
『美・ファイン研究所』主宰。自身が日焼けした肌から透明美肌へと変身を遂げた“スプーン美容法”など、明快なメソッド提案で人気。