友利 新先生がchayさんの夏肌悩みを解決|乾燥やニキビ、うっかり日焼け…対処法は?
一気に夏本番。紫外線、汗、暑さなどの肌悩みも気になるところ。そこで、人気医師の友利 新先生が「乾燥肌が悩み」のchayさんとの緊急美容座談会を開催しました!みなさんのお悩みも解決して、夏を楽しみましょう~♪
友利 新先生の夏肌悩み詳細カウンセリング
chayさん:トップス¥17,600(デミルクス ビームス 新宿〈デミルクス ビームス〉) ピアス¥10,500(アビステ) 右手のリング¥34,100、左手のリング¥198,000、バングル¥15,400(アルティーダ ウード)
※友利先生の衣装はすべて私物です。
シンガーソングライター・モデル
chayさん
1990年生まれ。かなりの乾燥肌で、夏でもこっくり系のクリームが手放せない。以前は部活動で日常的に日焼けをしていたり、深刻なニキビに悩んでいたことも…。
\おふたりの対談のもっと詳しい内容が観られるYouTube動画!/
夏の乾燥対策は、とにかく水分補給が必須!
友利(以下、友) chayさんのお肌はキメが細かくてとてもキレイですが、夏のいちばんの肌悩みは何ですか?
chay(以下、c) やっぱり乾燥ですね。夏でも乳液やこっくり系のクリーム、バームが手放せないんです…。
友 うーん、それだと少し油系のアイテムが多すぎるかもしれませんね。夏の乾燥の原因は、肌の水分と油分のバランスがくずれてしまうから。夏は乾燥肌の方でも皮脂が出ますが、水分を保持する力が弱いので、水分補給をメインにケアを行うのが正解です。単にみずみずしいだけでなく、ちゃんと潤いを引き込んで離さない成分が配合されたコスメデコルテのブースター美容液や、エストの化粧水などが特におすすめですよ。
角層ケアをきちんと行えば毛穴もニキビもケアできる!
\正しくお手入れすれば、キレイは必ず手に入ります/
c 実は私、学生時代はすごいニキビ肌で…。今はかなり良くなりましたが、今でもマスクをする部分にポツポツできるんですけど、やっぱり自分で潰したらダメですか?あと、そういう部分は毛穴詰まりや開きも気になるんですよね…。
友 夏は紫外線の影響で角層が厚くなりやすいので、ニキビや毛穴が気になりがちなんですよね。でも、ニキビは絶対に自分で潰しちゃダメ! 深刻な場合はクリニックで治療してもらいましょう。また毛穴・ニキビ予防には毛穴を詰まらせないために、まず角層ケアをしてターンオーバーを促すことが先決。あとはマスクを境に顔を上下で分けて、下半分だけを酵素洗顔やニキビケア用スキンケアなどで重点的にケアするのも◎です。
肌老化の約8割は紫外線が原因と肝に銘じて!
c あと、日焼け止めの膜感が苦手で。だけど毎日、一応塗ってはいるのですが、よくうっかり日焼けをしちゃいがち…。おすすめのアイテムってありますか?
友 昨年以降、日焼け止めがとても進化して優秀なアイテムが数多く発売されているので、まずは最新のものを使うこと。テクスチャーもかなり改良され嫌な感触のものはほとんどないはずです。クレ・ド・ポー ボーテやオルビスは感触が秀逸なのでchayさんでも心地よく使えると思いますし、ビオレのミストUVは外出先でもシュッとするだけなのでとても便利です。肌老化の原因の約8割が紫外線だと言われているので、好きな感触の日焼け止めを選んで、ぜひ味方につけていただきたいですね。
美白ケアで重要なのは自分に合った美容液を1本は使い切ること!
c 30代に突入してからはシミやくすみも気になります。
友 くすみに関しては、皮脂が酸化して黄ぐすみをを起こしがちなので、きちんと洗顔や角層ケアを行うことが重要。あとはシミを予防したいのか、できてしまったシミをケアしたいのかで選ぶ美白アイテムが異なります。chayさんをはじめ、まだシミが顕在化していない『美的』世代の皆さんには、コウジ酸やトラネキサム酸などを配合した美白美容液がおすすめです。ただ、美白アイテムって毎日使わないと効果がわかりづらいので、最低でも1本はじっくり使い続けてみてから、合う・合わないをご自分で判断すると良いと思いますよ。
c とても勉強になりました!正しい夏のスキンケア、これから毎日頑張ってみます♪
\肌悩みは尽きないけれど今後もケアを頑張ります/
『美的』2023年7月号掲載
撮影/藤井マルセル(t.cube/人物) ヘア&メイク/鈴木京子(友利先生分)、小松胡桃(ROI/chayさん分)、大森幸枝(読者分) スタイリスト/城長さくら(KIND/chayさん分) 構成/内田淳子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
内科と皮膚科のクリニックに勤務する傍ら、医師という立場から美容と健康を医療として追求。美しく生きるための啓蒙活動を雑誌やTVなどを通して展開中。