よみがえれ3年前の顔! 二重あご解消&すっきり輪郭を取り戻す簡単マッサージ
マスク生活も早3年。3年分の加齢悩みに加え、マスクによる影響で、静かに、少しずつ、顔の凹凸やバランスがくずれてる…(涙)!?顔の筋肉&骨格のスペシャリストである村木宏衣先生に、顔だち復活のアプローチを教えていただきました。
ゆる美|おっとり見えて、実はせっかちな三女は、ダメージレベル「弱」
Point
・フェースラインが緩み中・太っていないのに二重あごに
・びっくりする程の小バッグ
・ワンピース大好き
のんびり見せかけて、実は三姉妹イチのせっかちさん。無駄なことが大嫌いで、荷物も行動も省エネ化。なんでもテキパキと動きこなしていくので、平面顔のリスクは小。とはいえ、長いマスク生活でフェースラインの緩みは出てきている。
頭と顔のモタつきをほぐして、スッキリした輪郭をカムバック!
フェースラインの緩みは「後頭部」をほぐして、リフトアップ!
スマホやPC作業での前傾姿勢が続くと、顔を後ろから引き上げる役割の「後頭筋(後頭部にある筋肉)」がカチコチに。こりが強いと引き上げる力を失うので、拳でグリグリとこりをほぐして、本来の引き上げ力を取り戻すことが大切です!
(1)姿勢の悪さでこる“後頭部”を、拳でほぐす(10秒×3SET)
まず手で拳を作り、指の甲の第1関節と第2関節の面を、耳の後ろに当てる。頭の中の骨を感じる程度、圧をかけたら、小刻みに動かす。上から下へ1〜2mm幅でスライドさせ、筋肉を優しく丁寧にほぐしていく。
\ここを使う!/
(2)頭のつけ根までほぐしながらアプローチをする
位置を移動させながら、(1)の動きを行い、耳の後ろから襟足までの全体をほぐします。特に頭と首の境目は、こりが強い傾向にあるので入念に。これだけで背面からの引き上げ力が復活し、フェースラインもスッキリ。(1)(2)を3セット。
\引き上げる力を呼び起こします!/
二重あごは、指支え「らりるれろ」舌体操で、シュッと解消♪
頭が首より前に出る「スマホ首」は、現代人の習慣病。首だけで頭を支えているので、舌の力を弱め、結果的に二重あごに。解決策は、首と頭を支える「舌骨筋」のこりをほぐして、正常に戻してあげること。舌骨筋が弱まると、顔のむくみやたるみも招くことに…。
\指はのど仏を挟むぐらいの幅で!/
\固い部分が発見のサイン♪/
(1)あご下で指を滑らせて「舌骨」の位置を探す
最初に「舌骨」の位置をチェック。あごを上げ、あごの下の中心部を挟むようにして、親指と人さし指を置く。そのまま2本指を下に下ろしていくと、固い骨のような部分に当たったら、そこが舌骨です。
\舌骨の筋肉が弱ると顔がたるみます/
(2)あごを軽く上げたまま「らりるれろ」と口を動かす(5セット)
(1)で探した舌骨は、そのまま2本指で押さえて、あごは上向きをキープ。上唇を意識しながら「らりるれろ」と大きく口を動かします。巻き舌をする感覚で発声すると、舌の筋肉もほぐれて首周りもシャープに。
\ら/
\り/
\る/
\れ/
\ろ/
美的クラブにもお試ししてもらいました!
3年前の顔
今の顔
After
\以前よりむしろフェースラインがスッキリ!/
「フェースラインのモタつきがだいぶ解消されました!同時にむくみも改善されたと感じています」
「メソッドが簡単だったので、無理なく続きました。二重あごの「らりるれろ体操」は、やっているうちから顔がポカポカして、顔色もアップしたのでメイク前も行っています♪」
『美的』2022年12月号掲載
撮影/深山徳幸 ヘア&メイク/永田紫織(nous) スタイリスト/河野素子 モデル/朝香りほ イラスト/小迎裕美子 構成/むらなかさちこ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
姿勢やマスクの長時間着用をしない環境作りなど、日頃気をつけていたという渡辺さん。フェースラインのたるみと二重あごが悩み。