お悩み別ケア
2010.11.4

たるみの対処法→目の下のクマ

低価格でエイジングケアが実現できると話題の、ロレアル パリ“リバイタリフト”シリーズ。アイケアのアイテムは2種。「アイ マッサージ ロールオン」(左)はマッサージ機能のついた目元用美容液。「ダブルアイ ファーミング」(右)は上まぶたと下まぶたを別々にケアするジェル状美容液&アイクリーム。

【Q21】目の下のクマが消えません。頬の毛穴も目立ってきました。太っていないのに顔が大きく、二重あごっぽくなってきたのも悩みです…。

【A21】
肌の老化は大きくは2段階あります。まずは皮膚の外層の表皮から始まり、老化が進むと表皮のすぐ下の層である真皮の劣化が始まります。たるみは真皮のコラーゲン線維などが減少したり、もろくなったりすることで生じる本格的な老化現象です。およそ20代後半から徐々に始まっているのですが、30代後半くらいから自覚することが多いようです。

最初に自覚するのは、目の下のクマが消えなくなること。次に頬の毛穴が目立つようになり、フェースラインへ。頬の肉が落ち、顔が大きく、あご下がゆるんできます。スキンケアでたるみを治すことはできませんが、進行を防ぐことは可能です。

たるみは肌表面のトラブルではなく、顔貌を変えてしまうという怖い現象です。自覚があってもなくても、30代後半になったら積極的なケアを始めることをおすすめします。

目の下のクマ
目の下のクマには2種類があります。ひとつは睡眠不足や疲れなどで、血行が滞ってできる一過性のもの。そしてもうひとつは目元の皮膚がたるむことにより生じる影が日常的にあるものです。たるみによるクマは、クマの上部分を、指で軽く上に引き上げると消えてしまいます。日によってクマの線が2本あるように見えるというのは、たるみクマと血行不良クマの2つを併発している場合です。

たるみクマがあるならば、すべての肌がたるみ始めているということ。自覚があってもなくても、本格的なたるみ対策が必要です。クレンジングからお手入れ最後のクリームまで、たるみ・ハリ対策のシリーズに切り替えましょう。アイケアはもちろんですが、マスク・マッサージなども積極的に続けることをおすすめします。

アイケアのポイントは、血行不良や小ジワをメインにしたものではなく、たるみ対策用のアイテムを選ぶこと。そしてクマの部分だけでなく、目の上はまぶた全体、目尻側は生え際まで、目の下はクマの下まで、広めの範囲にしっかりとなじませることです。クマ部分だけに塗っても意味がないと心得ましょう。

たるみとは関係なく、下瞼に膨らんでいるためにクマの影が生じる場合があります。多くは加齢によるものですが、20代でもそういったタイプの目元は存在します。これはスキンケアではどうにもなりません。美容医療のクリニックに相談することをおすすめします。外科的手術になりますが、治療が可能です。

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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