くまと法令線だけカバー!? オンライン映えメイクにおすすめのベースメイクテクとは?
コミュニケーションに“オンライン”という手段が増えた今、メイクの見直しは急務です!「画面越し」という環境に合わせた、新発想のメイクテクニックをヘア&メイクの長井かおりさんに教得てもらいました。
細部にこだわらずざっくりメイク。でも、くすみと影は抜かりなくカバー
「目元のくまや骨格のくぼみ、法令線の影など、くすんだ印象を与える部分だけを集中的に整えて、顔全体はカバーしなくてOK。軽やかで心地がいいし、会議にも飲み会にも対応する肌作りです」(長井さん)
(1)UVデイクリームで窓からの紫外線をカット
「室内にいても紫外線は窓から入ってきます。スキンケアの仕上げにはUVカット効果のあるデイクリームを、顔全体と首に塗りましょう」(長井さん)。
すっぴんで過ごす日もこのステップだけは必ず取り入れ、大切な肌を守って。
潤って肌がキレイに見えるUVデイクリーム
日焼け止めと下地機能を兼ね備えたデイクリーム。
花王 ソフィーナiP UVレジスト リッチ クリーム SPF50+・PA++++ 30g ¥3,000(編集部調べ)
(2)ファンデーション or BBクリームを、顔の中心部だけに塗る
「映るのは圧倒的に正面顔。横顔が映ることはあまりないので、ファンデーションは顔の中心部だけに塗ればOK。BBクリームなど、手もちのもので構いません」(長井さん)
額は画面越しだと塗らなくてもバレません。
(3)明るめコンシーラーでくまと法令線をカバー
「ここだけは明るく整えておきたい!という場所が、目の下のくまと、法令線の影。明るめのリキッドコンシーラーをやや広範囲に塗っておくと、影が落ちてもくすんで見えません」(長井さん)
指でなじませて。
シワに入り込まない美容液コンシーラー
素肌よりもやや明るい色を。
ディオール ディオールスキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー 全7色 11ml ¥4,200
(4)Tゾーンをお粉で押さえてテカり防止
「画面越しでは凹凸が強調されるため、額やTゾーンなどテカりやすい部分はパウダーでマットに仕上げておくと、清潔感が出ます。頬にはパウダーを塗らず、自然なツヤを残すと生き生きした印象に」(長井さん)
オンライン映えメイクでやらなくていいこと
シミをコンシーラーで 丁寧にカバー
NGというわけではありませんが、細かいシミは画面越し だと見えなくなるので意味な し。省いてOKです!
ハイライトでツヤをたっぷりプラス
肌のくぼみに影が落ちて強調されるように、強いツヤは強調されてテカりに見えてしま います。自然なツヤに留めて。
ファンデーション全顔塗り
全顔をきっちり仕上げてしまうときちんと感が出すぎて、背景の自宅と不釣り合い。オ ンラインでもTPOは大切!
教えてくれたのは…
雑誌で活躍するのはもちろん、自身のSNSでヘア&メイク動画を精力的にアップ。オンラインでのメイク映え法を知り尽くしている。
『美的』2020年7月号掲載
イラスト/二階堂ちはる 構成/大塚真里
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。