わかりやすい!目と眉毛の距離、ベストバランス【目の形別メイクテクまとめ】
眉と目のベストバランスとは?まずは理想のベストバランスからチェック。一重・奥二重・二重の目の形別ベスト&NGバランスから目と眉の距離を近づけるためのメイクテクをご紹介します。自分の目の形に合った眉を見つけてみましょう♪
理想の「ベストバランス」
眉の距離が狭い人と広い人の顔の「印象の違い」
【狭い人】
・目元が極端に狭く、顔の下半分が間延びして見える
・目と眉の間隔が狭く、彫りは深く見える
・表情が険しく、キツい印象に
【広い人】
・目と眉の間隔が広がり、すっきり
・明るく優しげな雰囲気に
・目元と顔の下半分とのバランスがいい
自分に「似合う」眉の太さの見つけ方
- 目の縦の長さ:眉の太さ=1:1/2〜2/3点
「切れ長の目の人は目の1/2くらいを目安に、大きな目の人は目の2/3程度の太さにすると、バランスが良く見えますよ」(玉村さん)
「今っぽい」眉の太さの見つけ方
- 黒目の縦幅を約2倍にした位置~眉山の筋肉。この太さで描く
- 「太さ◯cm」と決めるのではなく個々の目元とのバランスが重要。
- 下はメイク後の黒目の縦幅を倍くらいにした位置、上は眉山の筋肉まで。
- そこを描くと各々程よいちょい太眉に。
- 地眉が欠けがちな眉中上、眉山下などにグレーのペンシルで細かく毛を描き足したら、コーラルのパウダーで眉全体を染めて。
【まぶたの形別】目指すべき「距離&NG例」
【一重&奥二重・小粒目】「すらり眉×まろやか目ヂカラ」バランス
- 一重・奥二重の小粒目さんが目指すのは、全体はふんわりしているのに、輪郭はシャープなすらり眉と、ヌーディなアイシャドウに、キワは重ねラインで引き締めるまろやか目ヂカラ。
- 地味顔にならず、かといって頑張りすぎたイタいメイクにもならないベストなバランスがこちら。
- 眉の輪郭や目のキワなどさりげなくパーツを引き締めることが、今どき美人顔への近道です。
【A.毛流れ】ナチュラルに整える
小粒目さんは元々眉毛が細く、毛量も少なめの人が多いけれど、スクリューブラシでさっととかす手間は必須。洗練度がUPします。
【B.下まぶた・下まつげ】あえて何もしない
NOマスカラ、NOアイシャドウ、NOラインですっきりと。にじむ心配がない上、小粒目さんならではの愛らしさも引き立ちます。
【C.眉の輪郭】コンシーラーでカバーしてアウトラインをシャープに
ぽわぽわとした眉周りのうぶ毛はコンシーラーでカバーし、輪郭をきりりと。アイブロウペンシルでくっきり描くよりも自然な仕上がりに。
【D.太さ】目幅より少し細め
細すぎず、太すぎずが今っぽナチュラル顔を作る鉄則。目幅と比較して少し細いくらいが、もとから美人骨格に見える黄金比率です。
【E.アイシャドウ】透明感のあるベージュブラウンでさりげない陰影感を
濃いアイシャドウをガツンとのせるのは、小粒目さんといえどトゥーマッチ。アイラインをしっかり入れるのでシャドウは引き算するのが◎。
【F.まつげ】中間〜毛先のみカールUPして程よいボリュームをプラス
根元からギュンと立ち上げると、小粒目さんの場合、まつげが悪目立ちして不自然。中間から毛先をカールしてマスカラで量感をオン。
【G.全体のアイライン】リキッド&ペンシルのW使いでキワをしっかり引き締める
最も自然に目ヂカラを強化できるのがこのテク。リキッドでまつげの隙間を埋め、ペンシルでキワ全体を描くと無理してないのに目がぱっちり。
【H.目尻のアイライン】水平に5mm延長してナチュラルなデカ目効果を狙って
小粒目さんは、縦幅よりも横幅を拡大してデカ目にするのが効果的。アイラインは目尻ではね上げずすっと横に5mmのばして、もとからその目幅であるかのように演出。
【I.眉の長さ】口角と、目尻から5mm外側の延長線上で少しだけ短く
小粒目さんの場合、眉尻を長めにするとコントラストで目が小さく見えがち。小鼻の延長上ではなく口角の延長上に設定して、気持ち短めに。
\やりがちな「NGバランス」/
【細眉×盛りすぎEYE】
まつげやシャドウを盛り、それを引き立てるために眉の存在感を抑えた目ヂカラだけが主張するメイクは、古くさい印象になりがち…。
【太眉×ヌーディEYE】
あえての太眉×抜け感を意識したアイメイク。確かにおしゃれ感はあるけれど、小粒目さんがやると眠たげな印象に見えることも…。
【ぱっちり二重】「毛並み太眉×大人っぽ陰影アイ」バランス
- ぱっちり二重の大粒目さんが目指すのは、整った毛流れとシャープな眉尻で端正に見せる毛並み太眉と、ライン感を抑え、アイシャドウで深みをつける大人っぽ陰影EYE。
- 顔のパーツが比較的はっきりとしている大粒目さん。
- 大人っぽキレイな顔を目指すときの「眉×目」メイクのコツは、引くでも盛るでもなく、パーツがもとから美しいかのように“引き立てる”こと。
- 眉の毛並みを整えたり、アイラインをぼかしたりと、細部の丁寧さが仕上がりの明暗を分けます。
【A.下まぶた・下まつげ】派手顔に見せないようメイク感を抜く
上まぶたでグラデーションをつけている分、下まぶたのメイクはマイナスしてあえて何もしない。アイメイクに執着しすぎないことも、大人っぽキレイの鉄則です。
【B.眉頭】透け感を残して女っぽく
大粒目さんは元々毛がしっかりとしている人が多いゆえ、眉頭まで強くしてしまうと一気に男顔に傾いてしまうので要注意。
【C.毛流れ】毛流れを整えてぼさっと見せない
眉がしっかりある人は眉メイクに手をかけなくなりがちですが、だからこそ“ボサ眉”に見えるおそれも。毛並みを整えるだけで、ぐっと美人映えします。
【D.アイシャドウ】アイライン・マスカラがナチュラルな分2色グラデで引き締め
ナチュラルな深みを意識して、天然美人EYEを目指して。そのためには強すぎずあっさりすぎない2色グラデーションくらいがベスト。その際にアイラインをぼかしてなじませるのもポイントです。
【E.まつげ】根元のみ軽く上げてアイライン効果を狙って
目を大きく見せるためでなく、深みのある印象的な目にするためにまつげを利用。伏せまつげにならない程度に根元のみ軽く上げると、目の輪郭が際立ちます。
【F.アイライン】目尻までにとどめてナチュラルな印象に
大粒目さんがアイラインの“線”で目を拡張してしまうと、極端にメイクが濃く見えがち。目尻から先は引かず、最終的にアイシャドウでエッジをぼかしてラインの存在感を潜ませて。
【G.眉尻】すっとシャープに整え美人度UP
シャープな眉尻は、きちんと手入れされた洗練大人眉の象徴。ふわっと曖昧に終わる眉尻もNGではありませんが、キレイめを目指すなら断然シャープ。
【H.眉の長さ】小鼻と目尻の延長線上で少し長めに
大粒目さんは、パーツが強いからこそバランスがなり立つ、長めの眉がおすすめ。凜とした強さが加わり、美人オーラが増します。
\やりがちな「NGバランス」/
【細エッジ眉×シャープEYE】
眉を抜いてシャープに描いたり、がっつりはね上げアイラインをしていませんか? 素材を損なうメイク感は老け見えの元!
【ボサ眉×盛り盛りEYE】
眉毛がしっかりある人程、整える作業を怠ると洗練度の低い眉に。それに対しばっちりアイメイクが浮き、トータル的にアンバランス。
距離を近づける「5つのメイクテク」
【1】眉と目の「余白埋めメイク」
【眉と目の余白埋めの掟】
眉は下に、目は上にボリュームをつけて、幅を狭める
STEP1:眉毛中央下から鼻筋へシェーディングを入れて、彫りを深くする
目周りの彫りを深くすることが、眉と目の距離を狭められる秘訣。眉毛中央下から影を仕込むことで、より自然な陰影感が出る&目との距離がぐっと近づく。
STEP2:眉下に毛を足して、目との距離を近づける
毛が足りない部分に描き足すのはもちろん、1mmくらい眉下全体に描き足して。眉はなるべく目に近づけることを意識して、下に下げるのが鉄則。
STEP3:黒目上まつげをマスカラで濃くして、眉との距離を近づける
(1)上まぶたは目尻から目頭へ、毛流れに逆らうようにマスカラを全体に塗り込む。まぶたを斜め上に優しく引っ張ることで、液が根元からキレイにつく。
(2)(1)で塗ったマスカラが乾く前に、次は目頭から目尻へ、毛流れに沿って重ね塗り。目尻から目頭、目頭から目尻の2ステップで目尻キワの細かいうぶ毛まで立たせることができる。
(3)さらに上まぶた黒目上だけに重ね塗りして目の縦幅を強調。
STEP4:暖色アイシャドウで、目元を膨張させる
アイホール中心を起点に、暖色カラーを指で左右に広げるようにワイパー塗り。黒目上部分の色味が自然と濃くなり、上まぶたが膨張して見える。
【使用アイテム】
a. SHISEIDO NANAME FUDE マルチ アイブラシ
価格 |
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¥3,300 |
目元の凹凸にフィットする斜め形状。
b. RMK シンクロマティック アイシャドウパレット
価格 | 色 |
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¥6,380 | 05 |
温かみのあるピンクパレット。
【2】「眉丘筋」に合わせる
「話すときに眉上の筋肉が目立つ人は、眉の高さが合っていない証拠。。眉丘筋と呼ばれる筋肉で、この筋肉があるところに眉山を作るとキレイに見えるといわれています。無理に眉と瞳の距離を縮めると顔下半分が大きく見えるので、本来の位置に戻すのがおすすめです。」(長井さん)
【眉山が眉丘筋の位置だとバランスがとれる】
眉丘筋に合わせて眉を描くと、顔全体の配置バランスも良くなり、美人見えもかなう。
【眉と目が近いと顔下半分が大きく見える】
眉と目の距離が近いと目が大きく見える一方、遠目からだと顔下半分が大きく見える。
【3】「上側」に描き足す
【How to】
「眉の描き足しで修正の沼にハマらないためには、下ではなく上に描き足すこと。左右バランスもとりやすく。目と眉の幅が狭いと顔全体で見たときにアンバランスに。目と眉は少しぐらい間をもたせてもOKと思ってお直しを!」(長井さん)
【4】「太めきちんと眉」で間延びが目立たなく
「甘・淡・薄な春色シャドウに合わせて眉まで柔ふわにすると、甘すぎてイタい印象に…。なりすまし目力メイクにおいて、眉は引き締め役。眉上ではなく眉下に太さを足すと、加齢によるまぶたの間延びが目立たなくなり、若々しくて凜とした目力も復活しますよ」(木部さん)
【How to】
(1)眉の骨格は内側から作るのがコツ
眉のセンターにダークブラウンを置き、力を抜いて眉尻まで線を引く。薄い部分は補いつつ、濃くなるので眉頭と眉底はノータッチで。
(2)スクリューブラシで毛流れを整える
眉頭は斜め外側、中間は横、眉尻は斜め下に向かってスクリューブラシを滑らせ、(1)のダークブラウンをなじませつつ毛流れを整える。
(3)眉パウダー&眉ブラシで眉下に太さを足す
A下段2色を眉ブラシで混ぜてとり、眉頭の下から眉尻の手前を結ぶようにブラシをスライドさせて眉底の輪郭をとる&眉を太らせる。
(4)眉マスカラで自然な太め眉に落とし込む
Bのブラシを軽くティッシュオフし、眉頭から眉尻へ滑らせカラーリング。ペンシルとパウダーの部分がなじみ、自然な仕上がりに。
【使用アイテム】
A.セルヴォーク インディケイト アイブロウパウダー
価格 | 色 |
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¥3,850 | 01 |
きちんと発色し、ふんわり仕上がる。斜めカットブラシ&細チップつき。
B.エレガンス フロッキー アイブロウ マスカラ
価格 | 色 |
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¥3,850 | BR20 |
カラーリングしながらボリュームも加わり、立体眉が完成。
【5】「上描き眉×眉下アイカラー」で広さが気にならなく
- “目と眉の間は狭い方がいい”なんて思い込みは捨てて!上描き眉はアイメイクを楽しむことが大前提。
- アイカラーを目のキワにおいたらジグザグに上にぼかし眉下まで塗り広げて。
- まぶたに立体感が出て、広さが気にならなくなりますよ。
【BEFORE】
下に描き足した眉×アイカラーをアイホールに。今までこれが普通でしたが…。
【AFTER】
上描き眉×アイカラーを眉下まで。目と眉の間隔は広くなったが、空間は逆に目立たなく。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。