もう一歩上手になる、コンシーラーの使い方【基本〜悩み別テク】

肌のアラを隠す「コンシーラーの使い方」を徹底解説！重要なのは、コンシーラーは肌の悩みに沿って選ぶこと。悩み別のカバーテクから、＋αな使い方、チューブやスティックなど形状別の使い方までたっぷりお届け。クマ、シミ、ニキビ、毛穴レスな肌に近づきます♪

「お悩み別」コンシーラーの選び方・使い方

タイプ別に特徴を知って選ぼう

＼教えてくれたのは…ヘア&メイクアップアーティスト 永田紫織さん／

＼動画でくわしくチェック！／

カバー力の高さは…固形＞クリーム＞リキッド

シミ・ニキビ痕

コンシーラーは「固形タイプ」がおすすめ！
小ぶりでコシがあるブラシとスティックタイプのコンシーラーを使用。

【How to】

（1）小ぶりのブラシにコンシーラーを３回ほどつける。

（2）力を入れず軽いタッチでシミの上にのせる。足りないと思ったら少しずつ回数を重ねてカバー。

（3）フェイスパウダーのパフを半分に折り、パフの角にパウダーをつけ、カバーした箇所に重ねる。

（4）凹凸のあるニキビの場合は。少しやわらかめのリキッドコンシーラーをブラシや指にとってなじませる。

クマ

＼クマの種類「３つ」をチェック／

筆先が「三角形」のブラシを使うのがおすすめ。

【How to】

（1）クマの一番濃いところにオレンジのコンシーラーをのせる。

（2）ブラシの筆先を目の下の三角ゾーンにフィットさせる。

（3）放射線状になじませ、優しくのばす。

（4）目尻にくすみがある場合は、ブラシに残ったコンシーラーで軽めにカバー。

（5）ワントーン明るい色を重ね、放射線状になじませる。

（6）明るめの色を上から重ねると、仕込んだオレンジの肌なじみが良くなる。目の下のキワはカバーしすぎないのがポイント。

濡れたスポンジをしぼり、目の下をおさえるとフィックス力が高まる。

もっとカバーしたい場合は…
ハイライト効果のあるフェイスパウダーを少量ブラシに取り、手の甲でなじませ、クマの一番濃いところに力を抜いてなじませる。

毛穴

＼毛穴カバーにピッタリなコンシーラーの種類／

毛穴専用下地を仕込むのもおすすめ。

【How to】

開き毛穴はリキッドタイプまたはクリームタイプを使用。

（1）直接コンシーラーをチップからつけ、水を含ませしぼったスポンジでタッピング。

（2）下から上へ持ち上げるようにタッピングしてなじませる。

黒ずみ毛穴は固形タイプを使用。

（1）コンシーラーをスポンジの先端につけ、手の甲でなじませて、優しくタッピング。

（2）よりカバーしたい場合は、さらにタッピングしてなじませる。

（3）毛穴をカバーできるフェイスパウダーを小ぶりなブラシに取り、肌の表面を回転させながら磨く。

肌の赤み

肌の赤みが気になる人はグリーンのコンシーラーとマットなファンデで赤みをカバー！
赤みにはグリーンのコントロールカラーを使ってみて。最後にハイカバーだけど薄づきなマット系ファンデーションを使うことで、しっかりと赤みがカバーされます。

【How to】

赤ニキビ

ナチュラル系コンシーラーやパッチでカバー。

「刺激が少なく肌に優しいナチュラル系のバームやコンシーラーで、ケアしながらカバーを。つけ方は、ニキビの色素沈着跡を参考に。貼った上からメイクができるパッチもかなり使えます」（NADEAさん）

【おすすめアイテム】
ドクター津田コスメラボ TSUDA COSMETICS UVカラーバーム

炎症をケアしつつ日焼けもカバー。

プロ直伝！「＋α」の使い方３つ

ほうれい線の影をリセット

“線”自体ではなく、“線”の少し上を明るくすると目立たない！
「法令線が入り始める小鼻の横は、肉の影が暗く落ちています。この影をコンシーラーで消すだけで、法令線が目立たなくなります。シワ自体より影をケアした方が実は効果的」（黒田さん）

【How to】

（1）片手で頬を少し上に引っ張り上げながら、法令線よりほんの少し上にコンシーラーをおく。法令線の溝に入れないようにするのがコツ。

（2）今度は頬を横に引っ張りながらコンシーラーを外に向かってのばす。このときも“線”の上にコンシーラーがのらないようにすること。

口紅の前に！色ムラを整える

【How to】

ハイライトとして活躍

コンシーラーでくすみや影の部分を明るく起こす。

【How to】

ベースを仕込んだ後、眉頭の上下、目の下の凹み、小鼻の横、人中、リップライン、あご下に黄みベージュのコンシーラーで光をのせる。

＼頬の位置が上がるベースを仕込めばもっと◎／
頬の三角ゾーンEにボビイ ブラウン、それ以外Fにエチュードのコンシーラーを塗り、上からフェイスパウダーを全体に。

【使用アイテム】

ボビイ ブラウン スキンフルカバーコンシーラー

エチュード ビッグカバーフィットコンシーラー

「基本」の使い方【形状別】

「パレット」タイプの使い方

コンシーラーはブラシ使いで的確にカバー
コンシーラーは色選びとなじませ方が重要。

【How to】

「リキッド」タイプの使い方

コンシーラーの重ね塗りで色ムラをオフ！
毛穴補正下地→くずれにくいトーンアップ下地→コンシーラーの順にスポンジも使って重ね、きちんと密着した美しくてくずれにくい土台作りを！

【How to】

（1）まずは、コンシーラーのチップを手の甲で軽くしごいてから、くまやシミなど色ムラにピンポイントにおく。

（2）その後、チップに残った量のコンシーラーを肉厚スポンジの先端にとる。

＼先端につけてつまむ！／

（3）スポンジの先を指でつぶして小さくし、コンシーラーをのせた色ムラ部分に優しく細かくたたき込むと、きちんとカバーされるように。

「チューブタイプ」の使い方

広範囲にカバーするときはチューブタイプがおすすめですが、注意してほしいのは色選び。自分の肌色に合ったものを選ばないとナチュラルから程遠い白浮き顔になるので気をつけましょう。

【How to】

（1）気になる部分にチョンチョンとチップや指でのせていく。後で指でのばすので、多少厚塗りになってもアバウトでOK。

（2）指を使って軽いタッチでのばす。カバー効果を損なわないように広げすぎに注意。指ムラが残ったらスポンジで押さえましょう。

【使用アイテム】
クラランス エヴァーラスティングコンシーラー

汗にも摩擦にもよれにくい。

「ペンタイプ」の使い方

マルチに使いたい人は… いつでもどこでも使えるぺンタイプをWエンドなら対応力も◎
隠したいときにも、ハイライトとしても大活躍！2色の万能ぺンシルなら、さまざまな肌悩みに対応できちゃうわ！手軽に使えるから、お直しにもぴったりね。

【How to】

（1）明るくしたい所は「ブライト」を、隠したい所は「コレクト」を使い、ぺンシルで直接肌にのばしていく。

（2）指でたたき込むようになじませる。よりカバー力が欲しいときは、「コレクト」を重ねて再びたたき込む。

【使用アイテム】
ローラ メルシエ シークレット カモフラージュ ブライト アンド コレクト デュオ

明るく透明感のある印象に導くブライトカラーと、しっかりカバーするコレクトカラーのWエンド。濃密ながら、軽やかなつけ心地。

「スティックタイプ」の使い方

肝斑や広範囲のシミに。

「カバー力重視のこってりしたファンデーションは老け見えするので、美白ケアしながら隠せるアイテムをセレクト。広範囲だから一気に厚塗りせず、薄づけを何度か重ねて自然見せ」（NADEAさん）

※価格表記に関して：2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。