健康・ヘルスケア
2020.2.22

マスクの正しいつけ方|新型ウイルス、インフルエンザ、花粉…正しいマスクの予防対策法を医師&マスクのプロが解説

新型ウイルス、風邪やインフルエンザに加え、花粉の飛散も増える今の時期。日常的に使っている人が多いけれど、実はよく知らないことがたくさん…。そこで、つけ方からマナー、メイクやスキンケアとの関係まで、調査しました! 今回は、予防対策マスク5つの鉄則をご紹介します。

予防で着用していても、使い方次第で効果が激減

今や、予防や咳エチケットとしてマスクをすることは一般的。ですが、「ほとんどの人はマスクを正しく使えていません」と話すのは、呼吸器内科の大谷義夫先生。

「風邪やインフルエンザを予防するには、咳やくしゃみによる飛沫感染をいかに防ぐかがカギとなります。マスクは飛沫感染防止に有効ですが、ウイルスのついたマスク表面部分を手で触れていては意味がありません。というのも、人は無意識に顔に触れるクセがあるため、指先から鼻や口にウイルスが移って接触感染を起こしやすいからです。また隙間なくつけることも大切なので、この機会に正しい使い方をマスターしてみてください」(大谷先生)

こう使うべき! 予防対策マスク5の鉄則

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※写真提供/玉川衛材

【鉄則 1】ウイルス対応のフィルター性能があるものを選ぶ

「予防対策には細菌・ウイルス捕集するタイプがおすすめ。パッケージにフィルター捕集効率の試験結果などが記載されているのが目印です」(玉川衛材・松浦孝伯さん)

ポピュラーなのは3層構造
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効果が異なるフィルターを重ねて構造することで、高機能かつ優しい肌触りを実現。あご下まで広げられる不織布のプリーツタイプが使いやすくて◎。

 

【鉄則 2】顔のサイズに合ったものを「鼻からあご下まで」覆う

「咳などの飛沫感染を防ぐには、鼻と口をマスクでぴったり覆うことが必須。“息苦しい”と緩めのものを使うと、隙間から飛沫感染のリスクを伴います」(大谷義夫先生)

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隙間なく密着させるには、鼻筋の真ん中の高さからフィットさせてあご下まで伸ばすこと。あご先で止まってしまうと、下に侵入口となる隙間ができるので注意。

 

【鉄則 3】つけ外しはゴムひもを持つ

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「飛んでくるウイルスをキャッチする“マスク表面”は触れないのが得策。飲み物を飲む際は、外したひもを片手で持ったまま、もう片手でササッと飲んでから戻します」(大谷先生)

 

【鉄則 4】一度外したら新しいマスクに取り替える

「ウイルスが付着したマスク表面に触れないためにもマスクの再利用はNG。時間と共にウイルスは増えていくので、新しいもので常にリセットするのが衛生的です」(大谷先生)

 

【鉄則 5】マスクをつける前と外した後は、必ず手を洗う

「万が一、手にウイルスがついていたら接触感染を引き起こすので、マスク装着前と外した後は必ず手洗いを。さらにアルコール消毒をすると、より効果的です」(大谷先生)

おすすめマスク3選

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しっかり守る&ずっと快適
99%カットフィルターと隙間をブロックする特殊形状の高機能性、口元空間や痛くない耳ひもなどの高快適性を両立。
興和 三次元マスク 7枚入り ¥298(編集部調べ)

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顔のラインにジャストフィット
ノーズフィッターとマスク両サイドの加工で顔のラインにピタッと密着。シルクのような肌触りも◎。
玉川衛材 フィッティ(R) シルキータッチ 耳ゴムふわり 7枚入り ¥380(編集部調べ)

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水や二酸化炭素等を分解
外側に不衛生たんぱく質を分解するハイドロ銀チタンシート、中側にPM2.5や黄砂を防御する高密着フィルターを搭載。
DR.C医薬ニオイ・不衛生タンパク質を水に変えるマスク 3枚入り ¥460

 

お話を伺ったのは…
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池袋大谷クリニック 院長 大谷義夫先生
呼吸器患者数日本一のクリニック院長として知られ、テレビなどのメディアでも大活躍。著書に『絶対に休めない医師がやっている最強の体調管理』(日経BP)がある。

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ビューティエキスパート 大高博幸さん
大手化粧品会社数社にてビューティアドバイザーやトレーニングマネージャーを歴任し、美容だけでなくオフィスマナーにも精通。毎年花粉シーズンはマスクを手放せないとか。

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玉川衛材 商品開発部 松浦孝伯さん
マスクなど衛生商品の開発を担当。消費者のニーズをつかむマーケティングから製品本体の仕様検討やパッケージデザインなど、開発のあらゆる部分に携わるマスクのエキスパート。

 

『美的』4月号掲載
イラスト/伊藤美樹 構成/むらなかさちこ、有田智子

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