レッスンは中断!「ホットヨガで起こりがち」体の危険症状3つ
暖かい室内でおこなう“ホットヨガ”。汗をたくさんかきながらのヨガは、「美容・健康にいいに違いない」と思っている方は多いですよね。それゆえ、レッスン中に無理をしてしまう方も少なくありません。
ですが、高温多湿の室内での運動は少なからず体に負担をかけるので、くれぐれも無理は禁物です。
もしレッスン中に下記のような症状があらわれたら、水を飲んだり、やすらぎのポーズを取ったりして中断しましょう。
■1:喉が渇く
ホットヨガと通常のヨガでは、汗のかき方が全く異なります。ポーズや呼吸に集中するあまり、水を飲むのを忘れてしまったり、少量しか飲まなかったりするのは、脱水症状を引き起こす恐れがあるので要注意。
「喉が渇いた」と思ったときには、すでに脱水症状が進行している可能性があります。インストラクターの指示がないときでも、乾きを感じたらこまめに水を飲むようにしましょう。
また、「せっかく汗をかいて痩せた気がするのに、水を飲んだら戻ってしまう」という考えも危険です。
■2:頭が痛い・息苦しい
レッスン中に頭痛や息苦しさを感じるときは、酸欠状態に陥っている可能性があります。難易度の高いポーズや苦手なポーズを取っているときは、つい呼吸を止めてしまったり、浅くなってしまったりすることがあるので、無理にポーズを深めず、「心地良い」と感じる姿勢で深い呼吸を繰り返してください。
安らぎのポーズを取っても改善されない場合は、インストラクターに声をかけてください。
■3:痛みを感じる
ホットヨガは、筋肉が柔らかくなる室温でおこなわれます。そのため、「体が柔らかくなった」とポーズを取る際に負荷をかけすぎて、関節や靭帯を痛めてしまう方も……。
体は、1回のレッスンで急激に柔らかくなるものではありません。出来る範囲で少しずつ、時間をかけて柔軟性を高めていきましょう。
「このポーズ、痛いかも」と思ったら、すぐにポーズを緩めてください。
以上、ホットヨガのレッスンを中断すべき症状をお伝えしました。「ホットヨガで体調を崩した」なんてことにならないためにも、体の声に耳を傾けながらレッスンに臨みたいものです。
初出:美レンジャー ライター:高木沙織
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。