坂井真紀さんの腸活ルーティンとは？「腸が喜ぶ生活習慣で肌もクリアに」｜美的GRAND

年齢を重ねてますます肌も生き方も輝く坂井真紀さんが毎日欠かさないのは、腸のご機嫌とり！

身だしなみを整える。コンプレックスをカバーする。自分に自信をもつ。メイクやスキンケアをする理由はさまざまです。でも本音をいえば、何もしなくても、すっぴんでも、テンションが上がるくらいの肌でいられたらもっとうれしい。それにはやっぱり、腸活です。腸の働きは免疫力アップやメンタル、そして美肌にも大きく関わっているのは広く知られています。グラン世代の坂井真紀さんも、腸内環境を意識した生活習慣を続けています。それは決して特別なことではなく、日常生活の中で腸が喜ぶことを選び、こつこつと継続しています。だからこそ、年齢を重ねるごとに、肌も仕事も、ますます輝きを増していて、その姿は私たちの希望です。美肌も美ボディも腸次第。今日の腸活が、５年後、10年後の肌を作ります。40年、50年生きてきた肌と体と心を、これからも健やかに保つために。毎日、自分をいとおしめるように。グラン世代こそ、腸活と向き合うときです。

坂井真紀さんインタビュー「腸が喜ぶ生活習慣で肌もクリアに」

病に倒れ車イス生活となった母親、顔が臀部（！）の侍の姉、マンションの怪しい隣人…。今年は既に６本の注目作に出演し、幅広い役を演じている。その活躍と健康的な肌艶、そしてチャーミングな魅力を支えているひとつが腸活。始めたのは、友人の断食がきっかけだった。

腸活を始めたら肌がトーンアップ！

「腸をリセットして活性化させるために断食をした友人の肌が明らかに明るくなっていて、透明感が増していたんです。腸内環境を整えるとこんなにも肌に影響があるのだと驚きました。そして、食べるものと肌は大きな関わりがあるのだなと。当時は子供が小さく、規則正しい食事も教えたかったので断食はできなかったのですが、腸が元気になる食材を意識して選ぶようになりました」

以来、「腸にいいと聞くとすぐ取り入れる」という坂井さん、毎朝、みそ汁を必ず作り、植物性乳酸菌をとるためキムチも食べる。カレーは整腸作用のあるスパイスを使ってスパイスカレーを作るように。

「お水をしっかり飲み、撮影の間などに甘いものが食べたくなると、ハイカカオのスイーツ…と、体に入れるものはちょっとだけいいもの、腸が元気になるものを選ぶようにすると、私自身の肌も変わりました。全体にトーンアップして、変な肌あれもなくなって。今、中学生の娘も同じものを食べています。子供の頃からの食生活が腸内環境を作っていくと思いますし、体の健康が心の健康にもつながるので、食べるものの大切さは教えています。同時に、楽しく食べることも伝えたいので、トランス脂肪酸などはなるべくとらないようにしつつも、添加物を悪者にしすぎず、時には一緒にカップラーメンを食べるような緩さも忘れないようにしています」

食事のほかにも、坂井さんは睡眠と運動にも意識を向け、生活習慣を改善。実は20代から、「３時間置きに目覚める」程眠りが浅かった。それが、枕を替えて熟睡できるようになると気持ちにも変化が。

「枕が大事だとは聞いていたのですが、自分に合うものを探すのがちょっと面倒でなかなか手が出なかったんです。でも、体力があった若い頃と違い、睡眠の質が如実に体調に影響してくる年代。知人が勧めてくれたエアウィーヴの枕を使い始めたら、目覚まし時計が鳴るまで熟睡できるようになって。よく眠れると疲れもとれ、無駄にイライラすることもなく、気持ちに余裕が生まれてきた気がします」

若く見せるのではなく、若々しくいるために

オフの日には子供と低山登山を楽しむ坂井さん、運動は、しばらくやめていた水泳を昨年から再開。スポーツジムのクラスで週１〜３回、１時間で１３００m程を泳いでいる。

「水泳は髪も濡れるし、プールの塩素で髪や肌もカサつくので、ヨガやピラティスを続けていたんです。でも、やっぱり好きなことをやろう！と思い立ちまして。私、コーチに『あとキック何本〜！』と言われながら自分を追い込んでいくのも好きなんです（笑）。体を動かすと本当にスッキリして気持ちがいいんですよね。私の腸活はどれも基本的なことですが、ちゃんと寝て、食べて、動くことで腸が元気になり、それが肌につながることを実感しています。元気でいられると仕事にも全力投球できますし、何より、肌の調子がいいとスキンケアをしていても楽しくて。若く見せたいとは思わないけれど、若々しくいられると気持ちも上がるので、ケアをする努力はコツコツと続けていきたいですね」
そんな坂井さんが憧れるのは、映画『まぼろし』のシャーロット・ランプリング。撮影当時50代で、その顔にはたるみもシワもあり、ちゃんと老けているけれど、その顔つきが最高にカッコいいと言う。

「彼女みたいにいいシワが刻まれた顔になれたらいいですね。そのためにも、どんな物事にもいいところ、面白いと思える部分を見つけながら何事もポジティブに捉えるようにしています。それが、いいシワにつながる気がしていて。後は、『ま、いっか』精神ですね（笑）。腸内環境が考え方にも影響すると聞くので、常に前向きでいるためにも腸活を続け、肌を整えて素敵なシワを刻んで、大人の女性を描いた作品にも挑戦できたら。観てくださる方に何かを贈れるように、作品の役に立てるように、清らかに流れる水のような心もちでお仕事をしていけたらと思っています」

前向きでいるといいシワが刻まれる。だから腸活を続けたい

肌の調子がいいと毎日のスキンケアも楽しいんです

坂井真紀さんの腸活ルーティン

枕を替えたら朝まで熟睡
良質な睡眠も腸内環境を整え、美肌を導く。友人の勧めで「エアウィーヴ ピロー スリム エクストラロング」を使い始めると睡眠持続時間に変化が。「朝まで6〜7時間熟睡できるようになり、疲れが取れて目覚めもスッキリ。首や肩に負担のない少しの高さがすごくいいんです。私は120cm幅を使っています」 ￥24,200

みそとキムチは毎日！
右から／朝のみそ汁に欠かせない「石井味噌 ［風月十年］」（500g ￥2,160）、スーパーで買う「三輝 無添発酵キムチ」（210g 参考小売価格￥429）は常備。「おみそは10年ものがいいと聞いて食べ始めたら疲れが取れやすくなった気がします。ディップにしてもおいしい。キムチはマイルドな辛さなので娘も食べられます」

スパイスカレーで整腸効果も
スパイスは腸活にもいいと知り、スパイスカレーを作るように。ターメリック、クミン、コリアンダー、カルダモンなど整腸作用のあるものを好みで入れ、ヨーグルトも使う。「よく作るのはキーマカレー。水分もとれそうな白米に合わせて食べています。余ったらゆでたじゃが芋にかけてチーズ焼きにしています」

水とフルーツもたっぷり
ミネラルウォーターは体内のpH7.4に近い「クリスタルガイザー」などを1日2ℓ近く飲み、朝食で季節のフルーツをたっぷりとる。秋は梨や柿をヨーグルトと食べることも。「お水は意識して飲むと体内も巡っている感覚があります。やっぱり、生き物である私たちが生き生きできるのはお水なのかな、なんて思っています」

ハイカカオで美腸も美肌も
不溶性食物繊維やポリフェノールが豊富で腸内環境を整えるカカオ。「バードン ピーカンクランチーチョコ」は発芽ナッツとプルーンを84％のハイカカオでコーティング。原料は有機栽培のもので完全無添加。「甘くないのですが、カカオをしっかり味わえておいしいんです」200g ￥2,280（11月から発売再開予定）

坂井真紀

さかい・まき／1970年東京都生まれ。’92年に俳優デビュー。今年は、映画『カラオケ行こ!』『熱のあとに』『マンガ家、堀マモル』（公開中）、舞台『江戸時代の思い出』など話題作に多数出演。映画『あの人が消えた』が9月20日に公開。10月スタートのドラマ『若草物語─恋する姉妹と恋せぬ私─』（日本テレビ系、毎週日曜22時30分〜）に出演。

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