「美容も完璧を目指さないことで新たな発見が」皮膚科医・友利 新先生が“やらない”3つのことは?
しなやかに自分軸を貫いて輝いているあの人は、何を“抜いて”いる?何を大切にしている?皮膚科医の友利 新先生さんに“抜きどころ”を教えていただきました。
美容も完璧を目指さないことで新たな発見が
去年9月に3人目の子供を産んで、今は子育ての真っ最中。
元々美容好きであれこれ試すのが楽しくて仕方なかった私も、自分のことは後回し。
今は美容に関する時間も量も引き算せざるを得ない状況です。
でも工夫次第で美容の“質”はキープできるとわかり、抜くことがかえって心地よく感じられるまでになりました。
元々シミ体質で、肌が赤くなったり炎症しやすいタイプなので「日焼けしない」「乾燥させない」「摩擦しない」の3つの“やらない”を決めて、これだけは徹底するようにしています。
家中の窓にUVフィルターを貼って家にいるときも紫外線を浴びないように工夫したり、泡で出る洗顔料や、肌に噴射するだけでひと晩中保湿できるマスクを使うなど、普段のケアもできるだけ肌に摩擦を与えずに楽ちんにすむ方法を心掛けています。
一方、子供たちも含め、これだけは“抜かない”と決めているのが健康に関すること。手洗いとうがいを欠かさない、良質な食材と油にこだわる、睡眠をしっかりとる。優先順位をつけたことで余裕が生まれ、日々の過ごし方もより豊かになった気がします。
食はマグネシウムやカルシウムが豊富なシシャモを定番メニューに。パンにもごはんにも合わせます。
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Profile
皮膚科医 友利 新先生
ともりあらた/’78年生まれ。都内のクリニックに勤める一方で、美しく健康に生きるための啓けい蒙もう活動を雑誌・TVなどで展開中。現在は3児の母として育児にも奮闘している。
美的5月号掲載
構成/野村サチコ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。