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2012.6.26

西の国美的通信vol.22 ビューティ・イベント花盛り@福岡

6月11~13日まで開催された「第1回福岡国際ビューティ・ショー2012」の一角。
九州のご当地(今回は鹿児島)コスメやグルメのコーナーも。試飲や試食もできました。
温泉玉子入りの「シーザーサラダ 生ハム添え」。季節の野菜がたっぷり入っているのもうれしい!
デザートの「プラムのク―プ 梅酒のソルベ添え」。甘みおさえ目でさっぱりしているので、大人のデザートにピッタリ。
プレミアムな女子会にふさわしい、スペシャルゲストの中村浩子さん。

6月の福岡はビューティ・イベントが花盛り♪ まず、6月11~13日にマリンメッセ福岡で行なわれたのは、「第1回福岡国際ビューティ・ショー2012」。そこでいただいた資料によれば、福岡の高島市長が「綺麗、可愛い、美しい」をテーマに「ビューティ都市構想」を打ち出したとのこと。しかも、「福岡・アジア国際戦力特区」(福岡県が国に提出した国内発の国益構想)に「アジアファッション・美容拠点の形成」が成長戦略として明記しているとか。市長がそんな構想を練っていたとは、お恥ずかしながら知りませんでした…。これからどんな風に展開していくのか楽しみです。

さて、会場に入ってパっと受けた印象は、東京ビックサイトで毎年開催されている「ビューティーワールドジャパン」のような雰囲気。ただし、そのミニチュア版といった感じかな。ただ今回は1回目ということもありますので、そこは今後に期待するとして、早速、会場内を歩いてみました。参加しているのは、国内54社、イギリス、イスラエル、韓国、中国、台湾、香港など10の国や地域の海外19社の計73社。各々のブースに陳列されているのは、主にプロユース向けのもので、ネイル、スパ、ダイエットといった商材以外にも、さまざまな美容機材なども展示されていました。熱心に商品説明を受けている人もいれば、実際に商材を手にとってテクスチャーなどを確認している人も。さらに特設ステージでは、一流講師陣によるネイルやエステのデモンストレーションがあり、熱心にメモをとりながら真剣に見入っている人など実にさまざまです。なお、同会場では「第8回インターナショナル・ギフト・ショー2012」も開催していましたので、美容商材とともにファッショングッズや雑貨も楽しめてちょっとお得感もありました!

今回のショーを主宰したビジネスガイド社の遠藤博耀さんによれば、市長の打ち出しもさることながら、福岡のヘア、ネイル、エステサロンの数が顕著に伸びてきているというデータを元に美容需要を確信してこのイベントの開催に至ったとのこと。「まだ1回目ですからね。正直、様子見のメーカーさんもたくさんいらっしゃいました。来年も6月10~12日まで開催する予定です。アジアの玄関口である福岡らしく、福岡アジアコレクションに(FACo)に負けないくらいの美の祭典に盛りあげていきたいです」と抱負を語ってくれました。

ところ変わって、ここは昨年3月にオープンした博多駅にあるJR博多シティ。伝統的なフランス料理が楽しめる「ブラッスリー ポール・ボキューズ博多」で、6月13日に開催されたのは、アミュプラザ博多プレゼンツのプレミアムな女子会です。今回のテーマがすごい! ~一流のオンナをあきらめない~ 。これは~一流のオトナをあきらめない~といったコンセプトのフリーペーパー「BOND」の小柳編集長がホストとなり、ファッション&ビューティのスペシャリスト・中村浩子さんをゲストに迎えたトークイベント。昼、夜、各70名の福岡女子が集まりました。昼の部はカフェメニュー、夜の部はこの女子会のために特別に作られたシーザーサラダ 生ハム添え、鶏モモ肉のコンフィ ジュソース 季節の野菜を添えて、プラムのク―プ 梅酒のソルべ添えといった料理に、おいしいスパークリング、熟成した赤ワインを堪能することができ、参加したみなさんご満悦なようす。

気になるイベントは、主にこれからの女性はどうあるべきか! といった内容で、「BOND」の小柳編集長と中村さんのまるで漫才コンビのようなボケとツッコミの軽快なトークで話は進んだのですが、その中に興味深いデータがありました。人口10万人あたりの美容室の数が、横浜市164.4店舗、神戸市205.5店舗、福岡市269.6店舗。確かに他県に比べて福岡は美容室が多いなぁ~とは思っていましたが、まさかここまでとは…! さらに、年間にコスメにかけるお金は、横浜市28,632円、神戸市22,617円、福岡市31,119円とこれまたダントツ! これらの数字は『都市情報誌fU+(エフ・ユープラス)第6号の「データで見る福岡市」からのものですが、いかに福岡が美容意識の高い女子が多い都市なのかがうかがえます。

今回のスペシャルゲストの中村さんは、そのいでたちから一流のオンナという雰囲気。しゃべりだすと関西のDNAからか(神戸ご出身)、サービス精神満載で「福岡はオトコが少ない割にかわいいオンナが多すぎる。福岡のオトコが足を引っ張っているのではないか!」といった発言で会場みんなを笑わせたり、「普遍的な美というものはない。時代に合わせて、美意識も変わる!」と力説。ゆえに「やりたいと思ったことはすぐに行動する。グチグチ悩まない」とキッパリ。そのどれもが歯に衣を着せぬコメントで聞いていて気持ちいいほど。“今を生き、明日を楽しむ”ことが、いかに大切かということを教えてくれました。飲んで食べて、大いに笑った約2時間。参加していた女の子たちも、心なしかどこかふっきれて晴れやかな表情を浮かべていたように思います。ますますパワーアップしていく福岡の女性たち。今後の行く末に目が離せません。

<取材協力>
株式会社ビジネスガイド社
博多ターミナルビル株式会社
http://www.jrhakatacity.com/

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