サプリメントや生活習慣で、老化細胞をため込まない体に!|美的GRAND

細胞老化は肌だけでなく健康寿命全体に関わる大きなトピックスなので、グラン世代は体の中からのケアを意識することも必要です。取り入れるべきサプリメントの種類や、生活習慣で気をつけるべきことを紹介します。
サプリメントを取り入れる
【老化細胞除去】老化細胞除去にまつわる独自研究の成果
機能性関与成分「キンミズヒキ由来アグリモール類」を配合し、老化細胞の除去にアプローチ。中高年の一時的な疲労感を軽減する機能性表示食品。1日1粒でOK。
ファンケル ウェルエイジ プレミアム 30粒 ¥5,870
【ビタミンD配合】体内の炎症を抑えるビタミンDを日々摂取
ビタミンDには、炎症につながる物質を抑制し、炎症を抑える物質を産生する抗炎症作用がある。美肌ビタミンのAと一緒に。1日1粒で2か月分。
プロティア・ジャパン アクティブサプリ ビタミンA+D 60粒 ¥3,240(7月1日より¥3,996)
【UVカット】紫外線によるダメージで細胞老化が進むのを抑制
紫外線ダメージを防ぐ成分として、ニュートロックスサンとクロセチン、フィトレチノールを豊富に配合。1袋に2粒入り、毎日2粒で24時間徹底ディフェンス。
シンプリス ウルトラV プロ 30袋 ¥9,288
日常生活でできる、細胞老化を緩やかにする習慣
ストレスをため込まない
正常な細胞が、過度なストレスを受けて老化細胞に変化する場合があることがわかっています。これは、細胞をがん細胞(永遠に増殖し続ける)にさせないための自己防衛システムのひとつであるともいわれています。ストレスは適度なら体に良い影響を及ぼすものの、過度になるとエイジングを加速させます。ため込まず発散させるなど、大人としてストレスとの上手な付き合い方を。
食べすぎはもちろん、糖分や油脂にも注意
食べすぎや運動不足によって内臓の周りに脂肪がつくと、内臓脂肪が炎症性たんぱく質を分泌し、体内の老化が進みます。さらに、過剰に摂取した糖質がたんぱく質と結びつくとAGEs(終末糖化産物)という物質ができ、細胞や臓器に炎症を引き起こします。酸化した油も体内の炎症につながるので、揚げものや加工商品、油脂を多く含むスイーツなどの食べすぎに注意して。
運動をして代謝を上げ体内年齢を若々しく
運動に細胞老化の抑制や老化細胞の除去、抗炎症などの働きがあるという研究報告は古くからあり、そのメカニズムもさまざまに解明されています。逆に運動不足は細胞の老化を促進。ウォーキングやランニングなどの有酸素運動と、スクワットなど簡単な筋トレを組み合わせて行うのが効果的。運動が苦手なら、通勤や買い物のときにダラダラ歩かないことから始めてみましょう。
細胞老化に目を向けることはエイジングの根本ケアになる
近年の盛んな細胞老化の研究により、「老化とは病であり、予防や改善ができる」という新常識が広まりつつあります。同じ遺伝子をもった双子でも紫外線を浴びた量によって老化の進行が違う、など、外的環境による老化の抑制は古くからいわれてきましたが、さらに一歩進み、体の中から老化をコントロールできる時代に、確実になりつつあるのです。
20〜30代の見た目を永遠に保つ必要はないけれど、年齢に囚われない輝きを保っていたい。そして、まだまだ続く人生の後半戦を、生き生きと健康で自由に過ごしたい。そんな人は、生活習慣を見直したり、サプリメントを取り入れてみることもおすすめです。
年を重ねる程に誰もが実感する、トラブルが起こる前の根本ケアの大切さ。細胞老化や老化細胞に目を向けることは、まさにエイジングケアの根本です。
『美的GRAND』2025夏号掲載
構成/大塚真里
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。