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2025.12.8

韓国俳優アン・ボヒョン&イ・ジュビンが登場!忙しすぎる2人の美の秘訣は?韓国ドラマ『スプリング・フィーバー』インタビュー!【♯美的エンタメ部】

大ヒット作『梨泰院クラス』や『ユミの細胞たち』で日本でも知られるアン・ボヒョンさんと、『涙の女王』などのイ・ジュビンさんが共演する韓国ドラマ『スプリング・フィーバー』が2026年1月5日よりPrime Videoで独占配信されます。予想外の言動をするソン・ジェギュと心に傷を負う高校教師ユン・ボムが織り成すロマンスコメディです。今回、初共演となったアン・ボビョンさん×イ・ジュビンさんに、ドラマのことから美容面まで『♯美的エンタメ部』でインタビューしました!

EDIT&WRITING: 美的.com編集部

美的.com編集部

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2001年に小学館が創刊した美容専門誌『美的』の公式WEBサイト『美的.com』と、全ての公式SNSを運営しています。美容を愛し、トレンドにも敏感な20~30代のエディターが多く在籍。コスメはもちろん、イベントやビューティアイコンの最新情報をどこよりも早く詳しく発信しています。コスメマニアによる丁寧でわかりやすい全色スウォッチが好評で、選りすぐりの新作コスメを深掘りしたニュース記事制作が大得意。動画編集にも注力し、公式YouTubeを毎週水金の夜20時に更新中です。

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ドラマは“熱い男”と“冷たい女”が織り成すロマンスコメディ

――『スプリングフィーバー』のオファーを受けて出演を決めた理由と、脚本に惹かれた点から教えてください。

アン・ボヒョン もともと、叙情的で人情味あふれる温かい作品をやってみたい気持ちがありました。『スプリング・フィーバー』は浦項(ポハン:韓国の慶尚北道の東海岸にある港町)がメインのロケ地です。登場人物たちの多くが使う方言の要素も大きな決め手になりました。カメラを回せば常に美しい海が背景にある。そんな絶景の中で撮影ができて、本当に幸運です。脚本を読んだ時、現場の活気ある雰囲気が目に浮かびましたし「これなら楽しく演じられる」「自分ならうまく表現できるはずだ」という確信が持てたことが、出演を決めた一番の理由です。

イ・ジュビン 最初に脚本を読んだ時、一番魅力的だったのは、観ていて気分が重くなるような深刻な展開がなく、ご覧いただくみなさんが軽い気持ちで楽しめるドラマだという点でした。そして何より、読んでいるうちにボムという役の中に、自分自身を見つけることができて。私がこの役を演じている姿が想像できたことが決めてとなった一番の理由です。

――本作は日本リメイクもされた韓国ドラマ『私の夫と結婚して』のパク・ウォングク監督による最新作ですが、何かアドバイスはありましたか? また、現場のご様子は?

アン・ボヒョン 撮影地が田舎町の学校ということで、現場では非常に心が温まる繊細なストーリーが展開されています。また、海辺が舞台なので、ドラマをご覧いただくみなさんにも、この温かい風景やスウィートな雰囲気、感性が溶け込んでいるような部分を感じていただけると思っています。

イ・ジュビン パク・ウォングク監督は、俳優たちに対して「現場で自由にやってもらいたい」と言うような方で、それぞれのキャラクターを尊重してくださいました。例えば何かを想定している画を強く作りたいというよりも、「このキャラクターだったらどうしたい?」とか、「この場合はこうするよね」と、非常に慎重で繊細なアドバイスをしてくださいました。

――アン・ボヒョンさんが演じるソン・ジェギュは、予測不能な純情男だそうですが、この役をどのようにとらえ、どこに魅力を感じましたか?

アン・ボヒョン まずソン・ジェギュという男は固定概念が強く、執念深い面があるのですが、ある人に出会うことによって自分の殻を破り、純情な面が出てきて変わっていきます。見た目はちょっとワイルドだけど、中身は温かいキャラクターになので、予測不可能な行動を起こしてしまうこともあるんですが、「え? こんなことありえる?」と思いながらも、笑っていただけるようなシーンがたくさんあると思います。

僕は故郷が釜山(プサン:韓国でソウルに次ぐ第二都市の港町)なので、釜山の方言を使っています。 これまでの俳優人生でも役によって方言を活かすことがありましたが、今回のジェギュ役にもそのまま方言を取り入れました。そうすることで、キャラクターにさらに色や深みを出せたと思っています。また、純愛という意味では、思いつかない行動を頻発するのと同時に、彼女に向かってまっしぐらに向かっていく感情面や、アクションシーンなどに注目してご覧いただくと没入感のあるドラマになっています。

――イ・ジュビンさん演じるユン・ボムは、ソウルから地方の学校へ赴任してきた心を閉した教師役だそうですが、この役をどのようにとらえましたか?

イ・ジュビン ユン・ボムは心の傷を負っているのですが、それはある出来事をきっかけに、信頼していた関係が壊れたことによる大きな傷です。その部分については、とても心が痛みました。ボムが崩れてしまうようなシーンも撮影したんですが、演技をしている最中は集中していたので、そんなにすごく悲しい感情に気づきにくかったんですが、撮った後にモニターを観てみたら、「ボムはどれだけ大変だったのかな」と感じました。

ボムは高校教師なので、黒板に文字を書くシーンがあります。 演技をしながら板書もしなければいけなかったので、その練習は結構しました。映像でうまくサマになっているといいんですけど(笑)。彼女は暗く沈む瞬間もあれば、明るくエネルギッシュな瞬間もある人です。その対比を表現することを意識して臨みました。

「癒やし」「マカロン」「情熱」が作品の3つのキー

――撮影中、印象に残っているエピソードがあればお聞かせください。

アン・ボヒョン どのシーンも笑いの絶えない現場で、楽しい雰囲気が映像に表れているシーンもあると思います。とくにボムと一緒にいる時のジェギュは、急に固まってしまったり、逆に妙に張り切ったり。そんなシーンの中でも、僕が『財閥の末息子』(ソン・ジュンギ主演のファンタジードラマ)のふりをする場面です(笑)。とにかく多彩なコミカルシーンが詰まったドラマになっているので、みなさんにもぜひ笑って楽しんでいただければ。

イ・ジュビン 彼は体を張るシーンが本当に多くて、「ドラマのジャンルはスポーツものだっけ?」と錯覚するほど(笑)。スタッフのみなさんが、俳優アン・ボヒョンの身体能力をフル活用していました。あとは韓国の南部でロケをした時に、私が地下鉄に駆け込むシーンで、撮影監督とスタッフさん数名だけが私の後ろ姿を追って撮影していたのですが、周りの乗客は完全に一般の方々。つまり、人前でそのままお芝居をするという撮り方は初めてで、ぶっつけ本番だったので新鮮でドキドキしました。もしあの時、地下鉄に居合わせた方が記事を見ていたら、ぜひドラマをチェックしてくださいね(笑)!

――『スプリング・フィーバー』を最もよく表す3つの言葉を挙げるとしたら、理由とともに教えてください。

イ・ジュビン 「癒やし」「マカロン」「情熱」でしょうか。

アン・ボヒョン 確かに、「マカロン」については、このドラマの中で重要なキーアイテムとして使われているんです。ここではあえて説明しませんが、ドラマをご覧いただければ、私たちが言ったことの意味をわかっていただけるはず。

イ・ジュビン そうですね。付け加えるとすると、「マカロン」は、ジェギュもボムも外側が硬い殻で覆われているように見えて、簡単には割れそうにない。でも、ひと口食べると中はマカロンのように、柔らかくてクリーミーということから選びました。「癒し」を選んだ理由は、このドラマを観ていてストレスを感じたり、感情をすり減らしたりすしない、心地よく楽しめる癒し系のドラマだから。誰かにとっての癒しになればという願いも込めました。

そして「情熱」は、ジェギュが情熱的なのはもちろん、実はボムも負けないくらい熱いものを持っていて、登場人物それぞれが自分のやり方で目標に向かってひたむきに突き進んでいます。みんな自分の選んだ道に強い思いを持っているので、「情熱」もまた、このドラマの本質を表す大事な言葉だと思います。

アン・ボヒョン「運動や食事で体型を維持」イ・ジュビン「睡眠時間の確保とピラティス」

――美容面についてもおたずねします。今回アン・ボヒョンさんのアクションシーンもあるそうですが、そういった撮影中や普段から、食事や健康管理で意識していることはありますか? 美しいイ・ジュビンさんも普段、美容面で意識していることはありますか?

アン・ボヒョン 僕が演じるこの役自体、非常に整った体のキャラクターですので、ファッションにおいてもタイトな服を着る場面がたくさんあるんです。なので、撮影中はあまり太れない状況だったので、運動を頑張ってたくさん体を動かしたり、食事面では炭水化物を減らしてタンパク質を多く摂るようにしたり。とにかく体型を維持することを意識していました。

イ・ジュビン 私は特別に何かをするというよりも、とにかく睡眠が大事だと強く感じていて、睡眠時間をしっかり確保する努力をしています。運動は、ピラティスをずっとやってきました。現場で撮影していると、筋肉が固まることや、関節に無理のある動きをすることもあります。そんな時は、運動しながら姿勢も正しく矯正してもらって、マッサージを受けていて。撮影中、ケガをしないように努力しています。

――ご多忙のなか、おふたりのリフレッシュ法は?

アン・ボヒョン 僕は家にいるよりも、外に行くのが好きで、よくキャンプに行っています。バイクに乗って、住んでいる場所を少し離れて自然豊かなところに行って、ヒーリングされています。

イ・ジュビン 私はドライブに行くことが好きなんです。お休みの日によく出かけていて、景色のいいカフェまで自分の車でドライブして、自然豊かな場所で時間を過ごしています。とてもリラックスできますし、リフレッシュできます。かなり遠くまでドライブをした時は、現地でおいしいものを食べたり、いろんなことを考えたり。行った先が水辺だったら、水の音をゆったりと聴く時間を過ごすと、また仕事に頑張れるパワーを得ることができます。

――いろいろなお話をありがとうございました! 最後に、このドラマをご覧になる日本のみなさんにメッセージをお願いします。

アン・ボヒョン このドラマは、寒い冬が過ぎて、暖かい春風を待ちわびている人の心に響く作品だと思います。あまり難しく考えずにリラックスして観られるような、明るくて甘いエピソードがたくさん詰まっています。ぜひご期待ください。

イ・ジュビン ふたりの俳優がスクリーンの中で泣いたり笑ったりしながら、全力で楽しんで物語を紡いでいるドラマです。みなさんには気楽にご覧いただけたら嬉しいです。一緒に笑って楽しんでください!

PROFILE


アン・ボヒョン/안보현/AHN BOHYUN

1988年5月16日生まれ。
出演作に日韓合作映画「デッドエンドの思い出」(2018年)、『彼女の私生活』(2019年)の他、代表作に『梨泰院クラス』(2020年)、『ユミの細胞たち』シリーズ1と2(2021、2022年)、『軍検事ドーベルマン』(2022年)など。今年韓国で公開された少女時代のユナと共演した映画「悪魔が引っ越してきた」の日本での公開も期待される。

イ・ジュビン/이주빈/Lee Joo-bin
1989年9月18日生まれ。
出演作に『先輩、その口紅塗らないで』(2021年)、『涙の女王』(2024年)、『離婚保険』(2025年)、『TWELVE トゥエルブ』(2025年)など。

 

Information
Prime Video:『スプリング・フィーバー』

配信日:2026年1月5日(月)22時30分より独占配信(毎週月火に1話ずつ配信)
話数:全12話
出演:アン・ボヒョン、イ・ジュビン ほか
コピーライト:@ 2025 CJ ENM STUDIOS Co. Ltd & CJ ENM Co.Ltd All Rights Reserved

※視聴にはAmazonプライム会員登録が必要です(Amazonプライムについて詳しくはamazon.co.jp/primeへ)

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

EDIT&WRITING: 美的.com編集部

2001年に小学館が創刊した美容専門誌『美的』の公式WEBサイト『美的.com』と、全ての公式SNSを運営しています。美容を愛し、トレンドにも敏感な20~30代のエディターが多く在籍。コスメはもちろん、イベントやビューティアイコンの最新情報をどこよりも早く詳しく発信しています。コスメマニアによる丁寧でわかりやすい全色スウォッチが好評で、選りすぐりの新作コスメを深掘りしたニュース記事制作が大得意。動画編集にも注力し、公式YouTubeを毎週水金の夜20時に更新中です。

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取材・文: かわむらあみり

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