【星のや竹富島】ハーブやスパを通じて薬草文化を楽しむ♡癒やしの2泊3日ビューティトリップをご紹介
美的エディターが「星のや竹富島」の2泊3日のビューティトリップを体験レポート! 竹富島の人々の暮らしに古くから根付くのが「命草(ぬちぐさ)」と呼ばれる薬草の文化をクローズアップした「命草ゆくい滞在」プランを今回はピックアップ。命草に触れて、食べて、癒やされて…♡ 竹富島を存分に満喫する2泊3日のキレイ旅をご紹介いたします!
竹富島のリゾート地「星のや竹富島」へ

竹富島は沖縄県八重山列島の一島で、石垣島と西表島の間に位置する小さな島。夏のリゾート地のイメージが強い南の島ですが、実は冬の訪問もおすすめです。冬でも温暖で乾燥を感じず、春先の花粉とも無縁の地で、日々の疲れをリセットするのにぴったりなんです!
島の方々が景観を守っていくために条例を策定した経緯があるため、平屋の建物ばかり。そのほとんどが赤瓦に石灰岩を混ぜた漆喰の屋根に、石灰岩を積み上げた石垣でできた伝統的な建物です。昔から脈々と受け継がれる島の文化を大切に守り抜かれている様子がうかがえます。
今回滞在した「星のや竹富島」もその文化を継承した、リゾートの中に昔からの集落が存在するようなつくり。全室1棟建てで、島の住民になったような気分で滞在することができました。

医者がいなかった竹富島では、薬草を煎じて飲んだりすりつぶして塗布したりと、古くから薬草の文化が強く根付いていたそう。薬草は「命草(ぬちぐさ)」と呼ばれ、今でも島民の文化と切り離せないものです。「星のや竹富島」の客室をつなぐ道々には「命草」に含まれる植物が豊かに茂り、お食事を通して味わうこともできます。滞在するだけで薬草文化まで身近に感じることができる設計になっていました。
今回は、「命草(ぬちぐさ)ゆくい滞在」というプランを体験。ハーブ摘みやスパを通じて、薬草文化をより直接的に感じることができました。
心も体もリセットされた2泊3日の旅を、存分にレポートいたします♡
Day1 スパで旅の疲れを癒して♡
コンドイビーチを経由してチェックイン
フェリーで港に到着し、木々や草花が茂る道を通り抜けて着いたのがコンドイビーチ。あまりに透き通った海のきれいさには言葉を失うほど!
2月中旬でしたが、気温は22℃の快晴で、海で泳いでいる方も発見。東京と大きく違う気候と景色を目の当たりにして、南の島に来た実感がふつふつと湧いてきました。

高ぶる気持ちを胸にいざ「星のや竹富島」へ。案内されたのは沖縄情緒溢れる外観の客室。ハイビスカスが咲き誇る自然豊かなつくりです。
部屋の中はゆったり過ごせるリビングに寝室、そして大きなバスタブがある広々としたバスルームが! 木造作りで風通しも良く、のびのび快適に過ごせます♪

ハーブバスでリラックス
月桃やグァバなど、「命草」として愛される薬草でできた入浴剤を入れてバスタイム。すっきりと爽やかな香りがバスルームを包み込み、すっと力が抜けるようなリラックスタイムを体験できます。美肌効果もあり、後肌はしっとりなめらかな手触りに♡

リラックスできたところでラウンジへ。「命草」がたくさん用意されており、オリジナルのハーブティーを楽しめます♪ 「1株食べたら1日寿命が延びる」と言われる「長命草」や、お酒の酔いに効くとされる「ウコン」をはじめ、「ゴーヤ」や「シークヮーサー」などの変わり種もありました。

夕食で「命草」を食す!
夕食は「命草薫る島鍋」を堪能。「ハンダマ」や「長命草」からなる「命草ブーケ」を投入して煮立たせた、すっきりとした出汁に牛肉や豚肉、そして「命草」をくぐらせて食べます。「命草」単体だと、薬草らしい苦みを持ったものもありましたが、肉で巻いて、シークヮーサーポン酢をつけるとさっぱりとおいしく食べることができました。
〆には「八重山そば」を。ソーキそばよりも麺が丸くて細いのが特徴です。「ピーヤシ」と呼ばれる「命草」の実を粉砕した島胡椒は、島民にとって必須の香辛料。こちらを加えると清涼感のあるさわやかな辛味が鼻をくぐりぬけ、良いアクセントに♪ 島らしい食材をたっぷりと味わい、満足感いっぱいの夕食でした。

スパトリートメントで疲れをほぐして
夕食後はスパ棟にて、「命ぐすい草の休息 ぶがりのーすん」というスパトリートメントを体験。「命草」の、爽やかでほっとする香りがただよう室内で、「長命草」などを米粉に練り込んで蒸し上げた「命ぐさ玉」を使って全身をほぐしていただきます。はじめは右脚、左脚、背中、頭皮、首、肩、デコルテ周り…とほぐしていただいたようですが、「命草」の香りと「命ぐさ玉」の気持ちよさで左脚をほぐしていただいている途中で熟睡。目覚めると、全身驚くほど軽くなっており、デスクワークの影響で特に凝り固まっていた頭から肩にかけてすっきりと軽い感覚が。心も体もリラックスし、ゆったりとした気持ちで客室に戻ると、そのまますっと就寝できました。

Day2 竹富島の文化を堪能♪
朝食で日々の疲れた内臓をリセット
朝食は「畑人粥朝食」をチョイス。島胡椒が入ったお粥に、小鉢のおかずを合わせて食べる、胃にやさしいメニューです。小鉢には「命草」が入ったアンダンスー(油味噌)、冬瓜のシソ漬け、黄身の醤油漬け、ゴーヤの佃煮が。キュウリやトマトなどの夏野菜が冬に採れてしまう温暖な地域の竹富島では、日持ちする「冬瓜」が、作物の採れない夏に重宝されるそう。また、最近は島オリジナルの醤油造りが再興されており、ゴーヤの佃煮には島醤油醸造時にできる「もろみ」が和えられています。竹富島近海でよく獲れる車海老が使われたおかずと、ジーマミープリンをいただき、朝食でも島文化を存分に体感できました♪

リゾート内の畑を散策
朝食後は「畑あそびと十時茶体験」というプログラムを体験。リゾート内に豊かに茂る植物をひとつひとつ丁寧に紹介していただきながら、気になったものを自由に摘んで香りを楽しむことができます。「長命草」、「月桃」、「ピーヤシ」など、「命草」として使われるものが至るところに生えており、リゾート内の散策も大満喫。ラウンジに戻り、「命草」と紅茶を合わせたオリジナルのチャイティーを堪能。「命草」をすりつぶし、火に掛けて茶葉とブレンドしてティーの手作り体験ができます! 自分で作ったティーは、すっきりとした味わいでちんすこうとも相性抜群。


リゾートを飛び出し集落を散策
2日目の午後はフリータイム。「星のや」を出て、竹富島の集落へ。集落もリゾート内と同じく琉球文化が色濃く残る景色が続きます。
昼食には地元料理が楽しめる、「食事処やらぼ」へ。島民人気No.1の「カレーそば」を選択し、豚のあばら肉である「ソーキ」をトッピング。カレーの味はまろやかで、「八重山そば」の柔らかい麺とのハーモニーは完璧! ソーキも口の中でほろほろとほどけて美味しく食べられました。昨日の夕食とは違った地元料理の楽しみ方ができました♪

次に訪れたのは、竹富民芸館。実は「命草」は染色でも大きな役割を果たしているんです。長命草で染め上げた織物はうすい緑色や黄色に、月桃で染め上げた織物は鮮やかな桃色に。島の人々は薬草を食べるだけではなく、実用にも生かしていることをよく知れる建物です。

移動途中、家屋を囲う植物を眺めていると、見覚えのある「命草」ばかり! 「長命草」や「月桃」、「ピーヤシ」など、今回のプラン内で学んだ薬草が、島内に実際にたくさん生えていることが体感できます。竹富島の人々は、昔から薬草とともに生きてきたことを目の当たりにできる貴重な経験でした。

夕食で島の逸品を堪能
夕食は「島テロワール」というフレンチをメインとしたコースを堪能。

1品目は「KUNUSHINA香るエビと島ニンジンのムース」(左上)。KUNUSHINAとは、竹富島で採れた命草を使用したオリジナル蒸留酒です。竹富島近海は、1年を通して水温が高く保たれており、車エビがよくとれるそう。エビの上品な甘みに島ニンジンムースの爽やかさが調和した逸品♪

2品目は「シマヒタティ纏うミーバイの骨付きロースト 五穀リゾットと共に」(右上)。竹富島の方々が島産業復興を盛り上げようと、島醤油「シマヒタティ」の製作に注力されたそう。そんなシマヒタティは透き通ったキレイな色味に、深みのあるコクを味わえ、竹富島近海でとれたミーバイ(白身魚)とも相性抜群! これを五穀リゾットと合わせて味わいます。

3品目は「命草と熟成牛の島タコス」(左下)。「石垣牛」が有名ですが、竹富島内にも放牧された牛がのびのびと暮らしていました。霜降りの柔らかい牛肉と命草を、トルティーヤで巻いてタコスにして食べます。竹富島の道々で見かけたものを一口にぎゅっと詰め込んだような料理でした。

4品目は「畑の恵みを味わう命草チュロス」。細かくした命草を練り込んだ生地で焼き上げたチュロスを、クリームやフルーツ、アイスと合わせて食べるデザートも絶品でした♡
竹富島を満喫できるディナー。どれを食べても、この2日間の旅で見た数々の景色が頭にふっと思い起こされるようなステキなディナーでした♪
夕食後は竹富島の、星がきらめく夜空を眺めてリゾート内をふらりと散歩。
癒やしのひとときを過ごして就寝です。
Day3 旅の締めくくり
朝食で旅の思い出を振り返る
3日目の朝食はブイヤベースがメインの「海風ブレックファスト」。竹富島の気候と似ている地中海の料理を堪能。

ブイヤベースの中は、竹富島近海で獲れる車海老をはじめとする魚介類、じゃがいもなどの野菜がごろごろ入っており、食べ応え満点。
5種類のパンには、シークァーサージャムをトッピングと、沖縄らしさを実感♪
サラダの中には長命草、ハンダマ、フーチバーなどの「命草」も発見! 火を通さずに食べると、多少の苦みはあるものの、食べ慣れたレタスほかの葉物野菜と同じように美味しく食べられました。2泊3日の滞在を通して、代表的な「命草」は判別できるようになっている自分に気づき、島への愛着がどんどん高まり、なんだか名残惜しく……。大充実の旅の締めくくりにふさわしい、島の恵みたっぷりの朝食を堪能し、2泊3日のプログラムが終了となりました。
大満喫の、星のや竹富島「命草ゆくい滞在」2泊3日の旅。
非日常な空間でリフレッシュしながら、竹富島の文化を体験できる充実のプラン、ぜひ体験して♡
「星のや竹富島」施設概要

所在地:〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富
TEL:050-3134-8091(星のや総合予約)
料金:1泊 147,000円~(1室あたり、税・サービス料込、食事別)*通常予約は2泊より
*料理はシーズンによって、メニューや盛りつけが異なります
「命草ゆくい滞在」概要
期間:2025年12月1日~2026年5月31日
料金:¥81,000(宿泊料別)
含まれるもの:2泊分の夕食(島鍋・島テロワール)、2泊分の朝食、スパトリートメント(滞在中1回)、畑あそびと十時茶体験、ハーブバス、命草散策マップ、浮遊浴グッズ貸出
定員:1日1組(1名まで)
予約:公式サイトにて1か月前までに要予約
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。