爆速で夢に向かう timelesz。横浜アリーナ公演での8人それぞれの魅力を深掘り♡ライブメイク解説も!

一大ブームを巻き起こしたオーディション番組「timelesz project」を経て、いよいよ本格始動した8人のtimelesz。再始動の狼煙を上げるようにして、初のアルバム『FAM』を手に全国を巡るアリーナツアー「We’re timelesz LIVE TOUR 2025 episode 1~FAM~」が6月28日の千葉・ららアリーナ東京ベイからスタートした。待ちに待ったこのツアーは、「家族(FAM)」という名を冠したとおり、メンバー8人とsecondz(timeleszのファンたち)がひとつになる時間。そしてその絆が最高潮に達したのが、8月6日・7日に行われた横浜アリーナ公演。歓声と涙、そしてこれからへの希望が交差した、忘れられない2日間を徹底レポート!
まずは、8人の「らしさ」が光る、初アリーナツアーのビジュアルを徹底レポ♡
(写真左から)
菊池風磨/艶やかな黒髪を緩やかにセンターパートで流し、クールな色気を最高潮に。眉頭下に落ちるほのかな影が、眼差しにいっそうの深みを。マットな赤みベージュの唇が、透明感のある肌をさりげなく引き立てている。
篠塚大輝/トレードマークのハイブリーチヘアに澄んだ肌、そして艶やかなピンクベージュの唇からは、あどけなさを残したフレッシュな透明感が。凛とした輪郭を描く太めの眉が、表情に芯の強さを宿す。
橋本将生/かき上げたような毛流れを描くウェットなニュアンスの前髪。眼差し片サイドは耳にかけることで、角度によって様々な表情を見せている。骨格の美しさが映える艶やかな肌も印象的。
寺西拓人/柔らかに揺れるダークカラーのヘアからは、寺西が持つ清潔感と気品がふわり。メイクは陰影をほんのり強調する程度に抑え、寺西らしい穏やかな笑顔が映える仕上がりに。
(写真左から)
佐藤勝利/「国宝級イケメン」と賞賛される端正な顔立ちをより美しく魅せる、あえて削ぎ落としたシンプルなヘアメイク。目元にはごくわずかな陰影を施し、無造作なニュアンスヘアでピュアさと爽やかな親近感を。
猪俣周杜/さらっとナチュラルなのに、計算された毛流れとツヤを施したヘアスタイルに。ふっくらとした涙袋をさりげない陰影感で際立たせ、まっすぐであどけない瞳をよりいっそう輝かせながら、猪俣らしい自然体の魅力をアピール。
原嘉孝/前髪をおろし、リッジの効いたヘアスタイルで登場した原。明るくポジティブなオーラを華やかに盛り上げながらも、大人の色気が漂う。少し上がったストレート眉がしっかりと存在感を放ち、熱い情熱が宿る眼差しに深みと強さを与えている。
松島聡/ステージでひときわ映える華やかさをさりげなくまとった松島のヘアメイク。マッシュベースの艶やかなハイトーンヘアは、動く度に柔らかな光を受けて、表情を豊かに演出。赤みを帯びた潤んだ唇が、柔和で親しみやすい笑顔を鮮やかに彩った。
8月6日、開演時間ジャストの17:00。Partyが始まった
大きな歓声と8色のペンライトの光が会場中に満ち溢れ、「Rock this Party」と共にスタート!今回の公演は、アルバム『FAM』に収録された楽曲や「timelesz project-AUDITION」での課題曲などを中心に構成。もちろんSexy Zoneの楽曲も組み込まれ、アンコールを含む26曲(!)を披露した。リレー形式のラップで8人の個性を鮮やかに紹介する「We’re timelesz」では、ライブならではの掛け合いやメンバーのかわいいリアクションが続き、会場中の熱が一体に。そんな熱気ムンムンのステージで流れ出したのは、今回のツアーへの意気込みを語るインタビュー映像。そのコメントをちらりと紹介!
篠塚/想像を超えた成長を見せたい。起爆剤になりたい。誰かを楽しませるためにアイドルになろうと思ったのが原点。
猪俣/経験が少ないから頑張らないと。ファンの方たちもすごく楽しんで、僕たち8人も楽しめたらめっちゃうれしい。
橋本/仲間だし、家族だし、グループだけど、曲中は自分に酔いしれたい。どんな曲にも染まれるっていうのを注目してほしい。俺を見ろって感じですね。
松島/気持ちの面でも13年前に戻って、フレッシュな気持ちでステージに立つ。一緒に汗水流す。ファンの方も一緒にライブを作っている、何かを「一緒に」ということを大事にしていきたい。
佐藤/ちょっとハラハラするところがあっても、それすらエンタメに仕上げられる自信がある。何が起こるかわらかない、このできたてのグループがどんどん変わっていく。その変化を楽しんでもらえる。
原/風磨くんが俺の耳元で「原、この景色を忘れるなよ」って。今思えばそのひと言が、アイドルへの熱を保たせてくれた。またステージに立ちたい、という気持ちにさせてくれましたね。この8人についてくれば間違いないって思わせたい。
菊池/メンバーの雰囲気がすごくいいから、それを生かした〝一体化〟をどんどん広げていきたい。自分が担う部分と任せる部分があるというのが、今回のライブで見えるかな。
寺西/この年齢まで役者をやって、このタイミングでまたアイドルとしてパフォーマンスをする。そんな生き様を見てもらえたら、何か伝わるものがあるんじゃないかな。
あらゆる瞬間にひとりひとりが輝いて主役になる。そんな演出を手がけた菊池
timelesz柄のピンクの衣装にチェンジしてからは、「timelesz project」を象徴する楽曲「Anthem」や課題曲「人生遊戯」、菊池・佐藤・松島がそれぞれプロデュースした「New phase」「革命のDancin’ night」「SWEET」も披露。タイプロでの名シーンとともに熱い気持ちがよみがえり、思わず涙をにじませたsecondzは多かったはず。
そしてSexy Zoneの1stコンサート以来、12年振りに歌ったという「スキすぎて」の後には、メンバーの個性が炸裂&ハプニング連発のMCタイム!
菊池/このツアーで、新メンバー・オリメンなんていう呼び方も最後にしたいと思います。timeleszの一員として、ね。今回は初めてのアリーナツアーですが、シノ、どう?という、いきなりジーンとくる振りに「はい!」と答えたのはなんと、猪俣。
メンバー/え…?
篠塚/いいよ、譲る。あんな元気よく返事したんだから。
猪俣/じゃあ…。何を言うんですか?
メンバー/お前さあ!聞いとけよ!
こんな笑いと優しさが次々に飛び交う心地いい会話も、timeleszの8人ならでは。さらに、寺西・原・橋本・猪俣・篠塚の5人が初めて作詞に挑戦した「君へ」を菊池が紹介する際に、驚きのハプニングが。
「それでは聞いてください。『手紙』…」という菊池の声と共にステージが暗転するも、微妙な間が…。なんと、タイトルを言い間違えるという菊池らしからぬミス!佐藤・松島は「こんな菊池風磨、滅多にないです!」とうれしそうに笑い、菊池は膝から崩れ落ちて土下座状態。「タイトル忘れているようじゃ無理か…タイトルはね、入れておかないと…」と、タイプロ語録を引用して会場を爆笑させた。こんな菊池を見られたのも、8人になったからこそなのでは。
続くInterコーナーでは、メンバーのバックグラウンドにフォーカス。まずは佐藤がアコースティックギターを弾き、寺西が華麗なソロダンスを披露。続く猪俣は、前職の塗装業の経験を生かしたスプレーアートを(経理担当だったが…)。そして焼肉店に勤めていた橋本は、ステージ上で黙々と肉を焼くという…。一瞬、目を疑う光景だったが、そこに松島が舞い込み、見事にシンクロしたダンスパフォーマンスを見せた。同期である菊池・原のコンビはバチバチのラップバトルで盛り上げ、ラストの篠塚は特技である水の早飲みを、余裕の笑顔つきで披露した。
ライブ直前の会見では、今回のライブの演出を担当した菊池がこんなことを語っていた。
菊池/人数が増えれば増える分だけ、ひとりひとりの可能性が広がっていくと思っていたので、その可能性をより生かせる演出にしたいな、と思っていて。人数が増えたので大変なところもありましたけど、こんな見せ方もできるなっていう、何通りものパターンが自分の中で生まれてきました。もちろん振付師さんやメンバーと相談したりしながらですけど。新しくメンバーが入ってきてくれたことによって、メンバーたちのいいところを見せられるようになったと思います。
timeleszがドームに立つまで12,267,000 secondz
𝑾𝒆’𝒓𝒆 𝒕𝒊𝒎𝒆𝒍𝒆𝒔𝒛 𝑳𝑰𝑽𝑬 𝑻𝑶𝑼𝑹 𝟐𝟎𝟐𝟓-𝟐𝟎𝟐𝟔
𝒆𝒑𝒊𝒔𝒐𝒅𝒆 𝟏 𝑭𝑨𝑴 𝑫𝑶𝑴𝑬#timelesz として初となる
2大ドーム公演の開催が決定‼️【公演日程】
[大阪] 京セラドーム大阪
2025年12月26日(金)/12月27日(土)
[東京] 東京ドーム
2026年1月7日(水)/1月8日(木)… pic.twitter.com/z8enTjI1Fw— timelesz (タイムレス)|Over The Top【公式】 (@OVTT_official) August 7, 2025
8月6日の横浜アリーナ公演初日には、数多くの発表が用意されていた。まず、新体制初のシングル『Steal The Show/レシピ』が11月12日にリリースされることが明らかに。続いて、タイプロのBlu-ray&DVD『timelesz project-AUDITION-Special Edition「軌跡」』が12月17日に発売。さらには、タイプロ最終審査から念願の東京ドーム公演までを追うドキュメンタリー番組『timelesz project-REAL-』が2026年にNetflixで独占配信されることが発表された。
timelesz project-AUDITION-Special Edition「軌跡」
Netflix「timelesz project-REAL-」
8月24日に静岡エコパアリーナで行われる千秋楽公演の生配信の決定も!チケット入手が困難となり、泣いたsecondzも多かった今回のアリーナツアー。その気持ちを真摯に受け止めたメンバーたちが運営に直談判し、実現したそう。
We’re timelesz LIVE TOUR 2025 episode 1~FAM~静岡最終公演生配信
そしてメンバーにも知らされていなかった超サプライズ発表が…!
12月26日・27日に京セラドーム大阪、2026年1月7日・8日に東京ドーム公演の開催が決定!!︎「整理がつかない」「言葉が出ない」と驚きを隠せないメンバーたち。そして菊池から語られた言葉には、グループとしての歩みを重ねてきたからこそ語れる、言葉の重みがあった。
菊池/僕らもSexy Zoneから14年、いろんなことがありました。グループは限りあるもので、いつかはきっと別れのときがくる。けれど、その限られた時間の中でどれだけ皆さんと夢を追いかけられるのかっていうのは、十何年やってきたからこそ身に染みてわかっています。「timelesz project」をやってよかった、正解だったね、成功だったねと言ってもらうためには、僕らが最後まで精一杯駆け抜けるしかないと思ってやっています。その中でこうして大きな夢を皆さんとかなえられることが本当にありがたくて、うれしくて、幸せに思っています。僕らもSexy Zoneから14年、いろんなことがありました。グループって限りあるもので、いつかきっと別れのときがくるんです。その限られた時間の中で、僕らがどれだけ皆さんと夢を追いかけられるのか、というのは、十何年やってきたからこそ身に染みてわかっています。ここから先は僕らも、応援してくださる皆さんにも後悔がないように。また、支えてくれているスタッフにも、こいつらを支えてきて良かったと思ってもらえる、そんなtimeleszであり続けたい。まずはこのアリーナツアー、そしてドーム公演を大成功させたいと思います。
We’re timelesz LIVE TOUR 2025-2026 episode 1 FAM DOME
さらに続くサプライズ。想いと絆をあの場所のカラーに込めて
ドーム公演の発表直後には、さらに心を揺さぶるサプライズが。菊池・松島・佐藤の3人から、寺西・原・橋本・猪狩・篠塚の5人へ、おそろいのマイクが手渡された。新体制の始まりの地であるハワイの海をイメージしたエメラルドグリーンをベースに、名前とメンバーカラーをあしらった特別なマイクだ。その後に披露された新曲「Steal The Show」と「RUN」は、8人の新たな絆をまとうように、これまで以上の熱を帯びて響いた。横浜アリーナの3公演を終え、次は宮城、そしてファイナルとなる静岡へ。ステージを重ねるごとに深まっていく8人の絆と熱量。ひとつひとつの景色の中で確かに成長していくその姿を見つめながら、夢をかなえる喜びと、その先にある楽しさを何度でも分かち合っていきたい。
撮影/岡本俊 構成/松村有希子
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※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。