菊池風磨さん(timelesz)待望の『美的』初表紙! 「今」できることを全部したい。仕事も美容も。

8人の新体制timeleszとして動きだした菊池風磨さんが、待望の『美的』初表紙! 30歳という節目に立ち、新たなフェーズに突入した菊池さんが語る未来とは?
菊池風磨 30歳|数年後の自分が後悔しないよう、インナーケアもスキンケアも今やれることはやっておきたい
ニット¥44,000(NISHINOYA〈HERILL〉) ネックレス/スタイリスト私物
#01 美容ソースは渡辺翔太
「美容については翔太に情報をシェアしてもらって、いろいろ取り入れています。サウナも誘われて行くように。ただ、彼のサウナに行くペースが尋常でないんですよ。僕もそれに慣れてしまって、今ではそのペースでないと落ち着かない自分がいます」
#02 インナーケアで肌ツヤUP
「食事は基本的に好きなものを食べているんですけれど、インナーケアでサプリや漢方薬を取り入れるようにはしています。スキンケア目的だとビタミン系のサプリとか、漢方薬は腸内環境を整えるものとか、片頭痛の対策など体調を整えるために飲んでいます」
#03 けっこうこだわってます、スキンケア
「元々肌は強い方ではなくて、ケアをサボるとすぐに荒れてしまうんです。だからこそ毎日のスキンケアが大事だなと実感するので、洗顔、保湿とひと通りやるようにしていて。その日の肌の調子によってスキンケアを変えたり、パックをするのも好きです」
#04 今を充実させる
「地位とか収入とか、そういう部分ではなくて、心を充実させたい。どのような目標でも、何かとしっかり向き合っている人は素敵だし、幸せそうな気がして。そういう自分でいられれば、今が幸せだと実感できるし、自信にもつながってくるのかと」
#05 美容のモチベは「モテたい」
「人前に出る職業うんぬんの前に、僕にとって美容のモチベーションとなると…、やはりモテるためでしょうか。モテるには清潔感は必須ですよね。そういう意味で、美容にも積極的に取り組んでいきたいなと思っています」
何事もチャンスに変えていきたい。発想を変える余地があるなと思えるだけでワクワクしてくる
毛穴レスなもっちり美肌は毎日のケアの賜物!
社会現象にまでなったオーディション番組『timelesz project -AUDITION-』(以下、「タイプロ」)を筆頭に、昨年は菊池さんにとって個人のオフィシャルファンクラブ設立やインスタグラム開設など、今まで以上にチャレンジングな取り組みが続いた。そして、ついに新生「timelesz」として走りだし、快進撃はさらに加速度を増している。
間違いなく多忙を極めているに違いないのに、そんな彼の肌はまさに“おもち”みたいに毛穴レス!「今日の照明が素晴らしいので」と謙遜する彼に、ケアの秘訣を聞いてみた。
「今のうちに肌の基礎体力をつけておけば、将来的にも維持しやすくなるかなと思っているので、インナーケアも併せて、今できることはやっておきたいです。何より肌の調子がいいと気分も上がるし、気持ちが外に向く気がして。20代前半の若い新メンバーも入ってきたことですし、より美意識を高めていこうかと」
グループ活動を軸足に置きながら、多方面で活躍する菊池さん。4月には「Mrs.GREEN APPLE」の大森元貴さんとW主演を務めた映画『#真相をお話しします』が公開される。同名の短編小説集が原作で、映画では生配信暴露系チャンネルを中心にさまざまな人間模様が描かれる。今回が映画初主演の大森さんについて、「バンドの枠に捕らわれない大森君の柔軟な表現力をもってすれば、お芝居もできてしまうと確信していました。案の定、鈴木という謎めいた人物を面白く仕上げていて」と語る。
菊池さんが演じたのは、ある事件を機に人生が一変した警備員の桐山。役への思い入れは細部にまでわたる。
「事件前の桐山は順風満帆な人生を歩んでいるように見えるのですが、どこか自分を取り繕っているように思えて。事件後、繕う余裕がなくなった桐山こそ、彼の本質なんじゃないかと。その変化を見た目でも表現したくて、事件の前後で黒髪から少し傷んで見える茶髪に変えています。監督やプロデューサーとの意見交換も密にやらせてもらえたので、桐山の不安定な心情をクセや仕草で表現するなど、細かく詰めていきました」
困難な状況にあっても“面白がる”ことで打破
桐山は再起を図るため、暴露系チャンネルで一攫千金の賭けに出る。窮地に立たされたときの行動には、その人の人間性が映し出されるともいわれるが、菊池さんは最善を尽くすことを諦めない。
「ベタですがピンチはチャンスと捉えることが多いです。そのようなとき程、面白がる自分がいて。発想を変える余地があるなと思うだけでワクワクします。タイプロを始めた理由がまさにそうで。メンバーふたりが抜けてグループ名も変わって、普通なら悲観してしまう状況ですが、ふたりとも前向きな理由で卒業したことを思うと『この状況、面白がって良くない?』と思えて。当時、3人だけでの活動もあまり見えていない中で、『このグループが好きだから残すだけ』の状態がいちばん悲しいことかなと。佐藤と松島とも話し合った結果、オーディションでのメンバー増員に至りました」
異論を唱える人の立場にも理解を示し、グループの変化について説明を尽くしてきた菊池さんの対応を見れば、それがただ単に無責任に突っ走るということではないとわかる。30歳という節目で好スタートを切った菊池さんは、自身の未来をこう語る。
「僕の中では、ここからがアイドル人生第2章にして最終章。ある意味、二度目のデビューをいただいた今、やれることは全部やっていきたい。仕事はもちろん、美容も同じマインドです。読者の皆さんもご自身の人生と向き合う中で、たまにtimeleszの活動を見て休憩してもらえたらうれしいです。本当に楽しみです、30代。頑張ります」
映画『#真相をお話しします』
警備員の桐山とその友人の鈴木は、多額の報酬をかけた生配信暴露チャンネル「#真相をお話しします」を視聴する。有名人の裏の顔や事件の真相が、選ばれし者によって暴露される中、ついに桐山にスポットライトが当たる。4月25日より全国にて公開。
(C)2025 映画「#真相をお話しします」製作委員会
Profile
きくち・ふうま/1995年東京都生まれ。アイドルグループtimeleszのメンバーとして活動するほか、俳優、タレント、司会者など幅広く活躍中。4月よりTOKYO FM/JFN全国38局ネットにて、冠ラジオ番組『菊池風磨 hoursz』がスタート。
『美的』2025年6月号掲載
撮影/Junghyun Kim(TRON) ヘア&メイク/亀谷千博(ARTS) スタイリスト/菱沼將人(Deep-End) 構成/宮田典子、齊藤みなみ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。