渡辺翔太さん(Snow Man)「疲れにも打ち勝つ肌や表情にしようと、顔の変化を研究中です」|『美的』7月号スペシャルインタビュー

Snow Manとして初のスタジアムライブを行い、俳優としても大活躍の渡辺翔太さん。今や美肌の伝道師。毎年表紙を飾る度、磨き上げられた肌にため息。そして、強く進化する思いにも。不安に駆られるときでも、心の支えはやっぱり美容です。

渡辺翔太さん|どんなときも、美が心を晴らす。
シャツ¥38,500(スタジオ ファブワーク〈ホロ マーケット〉)
いつもながら肌はすべすべで美しく、フェースラインはよりすっきり。その理由を尋ねると、返ってきたのは、「業務量の賜たまものです(笑)」。
役と肌の関係に気づきが。肌ケアへの熱量は負けない!
「ここ最近、忙しい中で体重が落ちて顔のお肉も落ちると、大人っぽく見られるようになりました。でも、疲れると一気に老けて見える気もして。顔は、少しの変化でも印象に影響するので、疲れにも打ち勝つ肌や表情にしようと、今、顔の変化を研究中です。照明や疲れによって目の開きは変わるなとか、気づきも多くて面白いんです」
自分の顔を今まで以上に客観的に見つめているのは、俳優として活躍の場を広げ、役を通して自らと向き合っているからこそ。放送中のドラマではコミカルな演技に、夏公開の初主演映画ではホラーに挑戦。
「渡辺くん、肌がキレイすぎる」。実は主演映画の撮影中、監督にそう言われたそう。
「ファンデーションを薄く塗っただけでしたが、『照明の反射でツヤがすごい』と言われまして。さえない青年役でツヤ肌なのも少し違和感があるので、メイクをあまりせずに臨みました。お芝居と肌の関係も考えさせられました」
モットーの「8時間睡眠」もままならない程多忙な中でも、スキンケアは怠らない。この撮影の前日も、忙しい合間を縫って深夜にサウナに行き、パックをして、入念に保湿。ロケが続くと、光治療(IPL)やイオン導入など、美容医療の力を借りて紫外線ケア。「肌のムラやくすみがなくなり、トーンアップしてきた」という渡辺さん、スキンケアブランドのアンバサダーを務める中で肌ケアの考え方にも変化が。
「スキンケアのベースは皆さんと同じ、日々の洗顔と保湿です。でも、それをどれだけ念入りに続けるかということへの熱量は負けないかも!撮影後はメイクを落とし、家に帰ると再度クレンジングから始めています。現場での洗顔では洗い残す可能性もあるし、それは肌あれやくすみの原因になりますから。少しの積み重ねが肌に大きく影響してくるので、眠くてもメイクは必ず落として保湿します。素肌のキメが細かく、潤っているとやっぱり気分が上がるんですよ。“見られてキレイになる”のは本当ですが、実は誰にも見られていない、見られる必要がないときの肌がどれだけキレイであるかが僕自身のメンタルやモチベーションにも影響することに気づきまして。今は自宅でひとりでいるときの肌が心地よく感じられるようにケアしています」
初対面の女性には毎回緊張。でも美容トークは弾む!
今年は、「改めてチャレンジの年」。Snow Manとして初のスタジアムライブを行い、俳優としては新境地を次々と開拓する中で、「お芝居は苦手」という思いにも変化が。
「正直、苦手意識はまだまだあります。撮影の前日はいつも気が重く、不安に駆られることもあります。でもお芝居に慣れてこなすようになるよりは不安でいるくらいの方が僕にとってはいい気がするんです。
ただ、人見知りだけはいまだに克服できていません。特に初めましての女性の共演者の方がいると猛烈に緊張して……。だからこそ、思いきって話しかけるんです。といっても、『今日、花粉ヤバくないですか』みたいに話題選びも下手で(笑)。
でも美容の話題は盛り上がります。ドラマで共演している広瀬アリスさんには抗酸化につながるクエン酸と重曹で作る飲み物を教えてもらって取り入れたり。
メンタル面では忍耐力がつきましたね。弱っているときは『弱音を吐くな』『負けねえぞ!』と心の中でつぶやきます。弱い自分に負けたくないので」
隙間時間に友人と会い、元気をチャージ。素肌だけでなく、インテリアも心地よく整え、ロケの空き時間にはフードコートで好きなものを食べ、自分のご機嫌をとる。内面を整えることが、今の晴れやかな活躍に確実につながっている。
「今年は勢いのある、ノリノリの渡辺をお届け中です! その源はやっぱり睡眠。家に帰って1時間台詞を覚えようと決めたら、覚え切れなくても粘らず、時間がたったらスパッとやめて寝ます。そうして最低でも5時間睡眠をとり、翌日スッキリした頭でまた覚えるんです。睡眠不足は肌にもメンタルにも影響大なので、しっかり寝て、元気な渡辺を通して、皆さんにポジティブな思いを届けます!」
【SPECIAL EDITION】
※Special Editionには、特別付録はつきません。
『美的』2025年7月号掲載
撮影/土屋文護(TRON) ヘア&メイク/TAKAI(undercurrent) スタイリスト/櫻井賢之(casico) 構成/松田亜子、齊藤みなみ(本誌)
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。