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2025.3.5

窪塚愛流さん「昔から思い出は写真に残したい派。僕の分身みたいな写真集です!」|1st写真集「Lila」スペシャルインタビュー

少年のよう…かと思うと大人っぽい表情。無垢な笑顔、耽美でミステリアスな雰囲気…。くるくると変わる表情から目が離せない!飛躍し続ける窪塚さんが輝く理由。

俳優
窪塚愛流さん
くぼづか・あいる/2003年神奈川県横須賀市生まれ。’21年より本格的に俳優活動を開始。’24年は映画『ハピネス』に初主演を果たし、舞台『ボクの穴、彼の穴。W』で初舞台を踏む。公開中の映画『大きな玉ねぎの下で』、ドラマ『御上先生』(毎週日曜21時〜、TBS系)に出演中。

窪塚愛流|きらめきのはじまり。


毎朝、自撮りを継続中。感じることを大切にしたい


撮影中、モニター越しでも透明感のある肌がまぶしい窪塚さん。ニキビができやすいデリケートな肌をケアするため、スキンケアは熱心にしていたそう。

「メイクは仕事終わりに現場では落とさず、家に帰ってからクレンジングでしっかり落としています。洗顔は使用感が気持ちいいものを選んでいます。なのですが、実は昨年の舞台公演が終わった後、がむしゃらに取り組んだ反動からか、スキンケアをやめた時期がありました。それでもあまり肌があれなかったのは、食事、お風呂、睡眠という基本的なことを大事にしていることもあるのかもしれません。水分はしっかりとるし、ピザやハンバーガーも大好きですが、普段はお菓子も買うより手作りしたり。お風呂は熱めで肩までつかって水風呂で仕上げ、ぐっすり眠るようにしています」

スマホのアルバムに仕事関連の画像が多いことに気づいたときから、毎朝、自撮りを続けている。今、この瞬間の自分を記録しておきたい。それは、生まれ育った横須賀や地元・大阪での素顔も収めた初めての写真集のテーマでもあった。

「昔から思い出は写真に残したい派です。写真集を出せること、しかも20歳の僕を撮っていただけるということがうれしくて、信じられなくて、しばらくはふわふわした気持ちでした。初めての写真集なのでキメキメの写真だけではなく、等身大の今を切り取ってほしくて、撮影前は体を鍛えたりとかもあえてしなかったです(笑)。地元では飾らない、背伸びしていない、ありのままの自分を撮っていただけたことで、僕自身の思い出を振り返っているみたいな感覚に。僕の分身みたいな写真集です!」

海岸沿いのヤシの木が並ぶ歩道で、お気に入りのTシャツを着ての笑顔。ビールで乾杯する表情。大好きな場所で過ごす窪塚さんからは、楽しい雰囲気が伝播する。

「地元での撮影は自分の原点を思い出させてくれましたし、大好きな場所での撮影だったからこそ生まれた表情が本当に多いです。僕自身が感じるということを大切にすると、今いる場所も、人との出会いももっと特別になるし、それはお芝居にも生きてくるのかもしれないなと思いました」

初の写真集をはじめ、初の主演映画に初の舞台と、窪塚さんの20歳は初めて尽くしの1年だった。

仲間と自宅でくつろぐ時間、橋から見える街が好き


「緊張状態が続きましたが、刺激的で、ずっときらめいている感じもありました。毎日が新しくて、朝から晩までずっとワクワクしていて。特に舞台を経験して、僕が必死で演じたことが誰かの心に何かを届けることができるということもリアルに感じられて勇気をいただきましたし、芝居や役作りの概念が変わり、むやみに怖がるということがなくなった気がします。以前は後ろ向きになることもありましたが、今は落ち込んでも、せっかく生きているのなら全力で楽しもう、毎日をとことん生きようと思うようになりました」

“自分なり”を追求できたという1年を通して、オフの日もより大切にするようになったそう。自宅に友人を招くことが好きな窪塚さん、昨年引越しをし、今はインテリアにハマっている。

「僕の家でくつろいでいる友達を見るのが好きです。『自分の家より落ち着く』と言ってくれる友人も多いです。家にある白い冷蔵庫には僕が絵を描いたり、シールを貼っているのですが、遊びに来た友達にも必ず一言書いてもらっています。もう絶対に捨てられない宝物です。インテリアはオレンジをアクセントにモダンな感じにして、観葉植物をたくさん置いて、ベランダに椅子も置きたい。仲間の第2の家みたいになったらいいなと思っています。だから今、インテリアショップ巡りをしたくて(笑)!」

自宅以外で好きな場所は、橋。「なにげない橋から見える街並みが素敵で、美しく感じる」という。今、素敵だと思う人は…?

「自分の弱さを受け入れて、できないことを卑下するのではなく、次のステップにしている姿はカッコいいなと思います。あとはなにげないことなのですが、何か作業をしているところに話しかけても、手を止めて、目を見て聞いてくれる姿も素敵だと思います。これからは、大好きなお芝居のほかにも、いろんなことにも挑戦したいです。そのためにも日々感じることを大切にしながら、美容も頑張ります!(笑)」

怖いものがなくなった。毎日きらめいている感じです

ジャケット¥166,430[参考価格]、パンツ¥101,200、シューズ¥71,500[参考価格](KENZO PARIS JAPAN〈KENZO〉) その他/スタイリスト私物

His Faves

シャワーは45℃
熱いのが好き。湯船は42℃で肩までしっかりつかります。その後に熟睡できるように、お風呂でスマホは見ません。

勝負飯はピザ
気合を入れるときはピザ。行きつけのお店のペパロニピザが好き。大好物のお寿司はコハダが好き!

あいさつは元気よく
その場に響くくらいの声でしっかりとあいさつをすると自分の意識も変わるし、すべてはそこから始まる気がしています。

仕事終わりのビール
最高! つまみは友達とのトーク。新幹線に乗るときはビールとあたりめを買うのですが、においが心配で開けられない…。

トイレはいつもキレイに
母の教えでトイレだけは絶対にキレイにしています。最近は掃除機をかけるのも好き。

グレー系のラグ
友達が赤いレザーのソファをくれるので、合わせて買いたい。引っ越した今の家にはまだ水色のヨギボーくらいしかなくて(笑)。

アップルパイ
お菓子を買う代わりに、スイーツを作ります。最初の段階で適量の砂糖とリンゴを丁寧に絡めるのがコツ。おいしい甘さになります。

Information


『窪塚愛流1st写真集 Lila』
地元の横須賀や大阪などで見せる20歳の素顔。父・窪塚洋介氏撮影の写真も。3月5日発売。¥3,850/小学館

『窪塚愛流1st写真集 Lila』詳しくはこちら

『美的』2025年4月号掲載
撮影/田形千紘 ヘア&メイク/WANI(orange)スタイリスト/上野健太郎 構成/松田亜子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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