なぜガッツリ!? 世界の食卓事情 …「二日酔いの朝」食べるもの
そろそろ忘年会で体も胃腸も弱ってきた……という方もいると思います。年末まで乗り切るために、これからの時期は飲みに出かける前に、二日酔いに効く飲み物や食べ物を必ず冷蔵庫に常備しておきたいですよね。
そこで今回は、海外トレンドニュースライターである筆者が、様々な国の人々に二日酔いの朝にいただく飲み物や食べ物を伺いました。
■外国人は何食べる? 二日酔いの朝は●●
(1)アメリカ・・・ピザ、パスタ、パンケーキ、ベーコン、ソーセージ、フライドエッグ
アメリカ人の日常的な朝食はフルーツにトーストやシリアルと、結構質素。ですが、二日酔いの朝にはわざわざコッテリしたフルコースブレックファーストを食べるんです。これは、「脂がアルコールを吸収して排出する」という考えによるものだとか。おもしろいですね。
(2)ロシア・・・ピクルスのつけ酢
グラスジャーにつけられたピクルスのつけ酢をジャーから取り出して飲むみたいです。 効きそうですが……。
(3)韓国・・・もやしスープ
これは日本のお味噌汁に近いものがありますね。
(4)タイ・・・ライスヌードルスープ
胃に優しそう!
(5)イタリア・・・エスプレッソとコーラ
これは納得ですね。
(6)イギリス・・・ベーコンとオレンジジュース
他にも、フライドエッグ、ブラックプディング(豚の血の腸詰)、ハッシュブラウンなど伝統的な“イングリッシュブレックファースト”を食べる人も多いとか。
(7)インド・・・バターミルク、ラッシー
そしてやっぱりインドカレーを食するらしいです。あっという間にアルコールを排出してくれそう。お腹が悲鳴を上げそうですが……。
(8)デンマーク、メキシコ、ブラジル、アメリカ・・・ビール
日本の迎え酒という感覚なんでしょうね。メキシコではフローズンビールを飲む人もいるらしいです。アメリカでは、“レッドアイ”というビールをトマトジュースで割ったドリンクも。
日本でも周りの人に聞いてみたら、健康的な梅干、青汁、トマトジュースなどや、カツカレーを食するつわものまでいました。同じ国でも人によって全然違うみたいですね。
皆さん、年末年始、今日はインド式、明日はロシア式にと、いろいろな二日酔い解消フードを試してみるのはいかがでしょうか!?
初出:美レンジャー ライター:此花さくや
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。