食・レシピ
2010.5.7

石坂優子の「キレイを養う★美味旬★レシピ」(10)ねばねば美容効果!! モロヘイヤカレー

ねばねばとした食感が特徴的なモロヘイヤ。エジプト生まれの野菜ですが、栄養価が高いことでも知られていて、日本の食卓でもおひたしやスープなどに使われていますよね。
古代エジプトの王ファラオもモロヘイヤのスープを飲んでたちまち病気が快復したというエピソードがあるといわれているほど栄養豊富なモロヘイヤ。特に他の野菜に比べてカロチンがとても多く、まさに緑黄色野菜の代表とも言えます。

ねばねばの成分には水溶性の食物繊維が豊富に含まれており、便秘の改善や肥満予防にも効果的な万能野菜です。 その他にもカルシウムやビタミンB群も多く、女性にうれしい栄養素がたくさん含まれています。

今回のレシピはそんなモロヘイヤの良さを最大限に活かしたねばねばカレー。市販のルーは使わず、長時間煮込むこともないのでとても簡単でヘルシーなカレーです。あっさりとして食べやすいカレーなのでもちろん朝ごはんにもおススメ。
しょうがやにんにく、スパイスがたっぷり入った本格的な辛口カレー、玄米との相性が最高なので是非玄米と一緒にお召し上がりください。

【材料】(4人分)
モロヘイヤ…2束 / 水…100mL / オリーブオイル…大さじ2 / にんにく…2片 / しょうが…40g / 玉葱…2個 / 鶏ひき肉…300g / トマト缶(カット)…1缶 / 顆粒コンソメ(無添加のもの)…2袋 / カレー粉…大さじ4 / ウスターソース(無添加のもの)…大さじ2 / 塩・胡椒…適量 / 玄米…適量 / 飾り用ミニトマト、アーモンド…適量

【作り方】
下準備として、玉葱、にんにく、しょうがをみじん切りに。玄米を炊いておく。
(1)塩を入れたお湯でモロヘイヤを茎ごとさっと茹で、冷水にとる。
(2)ミキサーに(1)と水を入れよく撹拌する。
(3)フライパンにオリーブオイル、にんにく、しょうが、玉葱、塩、こしょうを入れ中火で色がつくまでよく炒める。
(4)(3)に鶏ひき肉を入れよく炒めたら、トマト缶とコンソメを入れて弱火で5分ほど煮込む。
(5)(4)に先ほどペースト状にしたモロヘイヤ、カレー粉、ウスターソースを入れよく混ぜる。
(6)塩、こしょうで味を調え一煮立ちしたら火を止める。
(7)お皿に玄米ご飯と(6)を盛り、砕いたアーモンドとミニトマトを飾る。

★ポイント★
モロヘイヤは生のままでも食べられる野菜なので、さっと茹でるだけでOKです。
玉葱を炒めれば炒めるほどコクが出ます。
香りが抜けてしまうので、カレー粉を入れたらなるべく煮込まないようにしましょう。

♪ひとことメモ
モロヘイヤをたっぷりと使うこのカレー。我が家では、モロヘイヤか安売りのときに沢山買ってきて、ミキサーでペースト状にして冷凍しておきます。あまり長い期間保存するのはおススメしませんが、短期間であればこのカレーに使ったり、スープに入れたりと手軽に使うことが出来ます。するするっとお腹に入っていくこのモロヘイヤカレー。これからの暑い季節にはぴったりの一品です。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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