ボディケア
2018.10.1

スマホの使い過ぎは胴長短足の原因に!?腹筋を鍛えて美脚を目指そう!

[腹筋を鍛えて美脚に]「あ~あ、もう少し脚が長く生まれていれば」なんてつぶやいている、そこのあなた! 実は日々の生活習慣や姿勢の悪さ、運動不足で、より“短見え”している人も多いんです。意識を変えたり、ストレッチしたり、ちょっとした努力でまだまだ伸ばせます!そこで今回は脚を短くしてしまう4大原因の1つである「骨盤雪崩」の解消法をご紹介します。

“骨盤雪崩”が起こると胴が長くなりずんぐり脚に!

現代女性の多くが陥りがち!腹筋の弱化で脚が短く…!
「背中や腰を丸めると、骨盤が開いて腹筋群が緩んだ状態に。デスクワークやスマホの使用でその姿勢が毎日長時間続くと腹筋が弱化します。当然、運動不足だと腹筋だけでなく体全体の筋力が低下。妊娠中に伸びた腹筋群が、産後に戻り切らないケースも。こうして骨盤雪崩が起こると胴が長くなるだけでなく、寸胴体型にもつながります」(中村さん)

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こんな人は要注意!
□ 慢性的に運動不足
□ デスクワークが主
□ スマホを1日2時間~3時間以上見る
□ 出産経験がある

普段の座る姿勢を見直してみよう

○ 背筋も骨盤も丸まらない座り方

背もたれに肩甲骨と骨盤を委ね、背中や腰を丸めないでキープ!

 

× 骨盤が丸まった状態

肩胛骨だけを背もたれに預けて座ると骨盤が後傾し、腹筋が緩む。

 

× 背中が丸まった状態

背中が丸まると骨盤が開き、腹筋が萎縮した状態のまま使われない。

 

骨盤を支える腹筋を鍛えるエクササイズ

骨盤雪崩を防ぐキーワードは“腹筋”。骨盤を正しい位置にキープするのに重要な腹筋を、効率良く鍛えるエクササイズをご紹介します。

四つんばいでひざをもち上げる運動《30秒キープ×3セット》

四つんばいで下腹部を引き上げた状態をキープして両ひざをもち上げ、腹筋を鍛えます。

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(1)四つんばいの姿勢になり背筋を伸ばす
肩の真下に手、股関節の真下にひざが来るようにセットして四つんばいの姿勢になる。肩をすくめずお尻側に下げる。

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(2)下腹を引っ込めたまま 両ひざをもち上げる
(1)の姿勢をキープしたまま、下腹を引っ込めてひざを持ち上げて30秒キープ。背中や骨盤が丸まらないよう注意。

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【これはNG】背中や骨盤が丸まらないよう注意!

 

腕立て伏せの姿勢でひざをクロスにもち上げる運動《左右20回×2セット》

腹筋はもちろん、体幹にも効果的。キツイ場合は腕立て伏せの姿勢をキープするだけでOK。

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(1)お尻が上がらないように腕立て伏せの姿勢をキープ
肩の真下に手をセットし、腕立て伏せの姿勢に。肩からかかとまでのラインがまっすぐになるようにキープ。

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(2)左脚を曲げたら右手に向かって斜めにもち上げる
左脚を股関節から曲げ、右手の方にもち上げる。このときお尻が上がらないよう注意。右脚も同様に行う。

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【これはNG】お尻が上がらないよう腹筋を使って!

 

教えてくれたのは…
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脚線整美師 「STUDIO脚光美芯」主宰 中村希実さん
下半身コンプレックスを克服した自身の経験から、脚線のゆがみ方や動 作のクセを分析し、筋肉や骨格を正しいバランスへと導く独自の「脚線整美メソッド」を編み出す。

 

『美的』10月号掲載
イラスト/大塚さやか 構成/村花杏子(KWC)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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