ヘアのお悩み
2023.6.19

湿気に負けない髪を仕込む8つのテクニック【梅雨のヘアケア】

梅雨でも広がりにくい髪に整えるために、毎日のケアで気をつけることがいっぱい! ちょっと意識するだけで、グンと扱いやすくなります。

湿気に負けない髪を仕込む8つのテク

【1】髪は必ずに洗う

寝ている間に頭皮から必要な皮脂が出て、洗いたてより髪しっとりするため、必ず夜に洗髪を。また、夜は外気の水分量の影響を受けにくく、髪を整えられる効果も期待できます。

 

【2】シャンコンは“うねりケア”タイプをセレクト

髪内部の水分バランスを整えて外からの湿度に負けないようにする処方や、髪の表面をしっかり守って湿気に左右されない処方などを取り入れてみて。うねりだけでなく、広がりにも効果を感じるはず。


髪の美しさを一日中守る浸透美髪バリア処方。
花王エッセンシャル ザビューティ バリアシャンプー・バリアコンディショナー 450ml 各¥1,100(編集部調べ)


くせやうねりケア・空洞ケア・バリアケアでうねりを整える。
カラーズ ナンバーエス うねりコントロール シャンプー 450ml・ヘアトリートメント 450g 各¥1,540

 

【3】アウトバストリートメントはセラムオイルを重ねづけ

しなやかでまとまる髪の状態に導くアウトバストリートメントのダブル使いをぜひ。タオルドライ後に、髪の内部に働きかけるセラム(ミルクやクリームも含む)をなじませてから乾かし、仕上げにオイルで髪の外側をコート。


有効成分が寝ている間に髪を保湿し、長時間広がりにくく。
ケラスターゼ ニュートリティブ マジック ナイト セラム 90ml ¥6,820

マジック ナイト セラム Rの詳細はこちら


100%天然オイル配合で、髪を優しく保湿。
P&G パンテーン ミラクルズ シルキーリペア サルフェート無添加ヘアオイル 70ml ¥1,540(編集部調べ)

 

【4】髪を治まりよく乾かすなら内・前・冷

まず、髪の内側(根元)から乾かしうねりを矯正。その後、髪を前方向に流しながら中間〜毛先を乾かしてまとまりを。最後に冷風でキューティクルを引き締め、毛流れを整えて。

\内から/

温風で髪の内側を乾かす。根元を意識しながら、毛量の多い後頭部や耳の後ろは念入りに。

\前へ/

根元が乾いたら髪全体を前方向に流し、後ろから温風を当てて中間から毛先まできちんと乾かす。

\冷で!/

最後に冷風を45度の位置から当てて熱を冷ます。その後は、30分以上時間をおいてから寝る。

 

【5】寝るときはナイトキャップを習慣に


髪を保護して乾燥から守ってくれるナイトキャップを使うと、翌朝の治まりが格段に違う! 寝具との摩擦による髪ダメージも軽減されます。翌朝、意外とくせがつきにくいのも◎。


左/頭皮や髪の乾燥からくる髪の広がりを抑える。
Maison Protection コラーゲン シルク プレミアムナイト キャップ ¥9,240

右/保湿性に優れたシルク100%で、頭皮や髪の乾燥を防いで艶やかに。
ハホニコ シルクMoonナイトキャップ パープル ¥2,750

 

【6】トップは必ずふんわりとブロー


湿気でトップがペタンとすると髪型のバランスが悪く見えるため、トップは必ずふんわりと! 大きめのマジックカーラーでトップの毛束を根元まで巻き込みドライヤーで温めた後、熱が冷めてからマジックカーラーをオフ。

 

【7】朝はアイロンなどで髪にを通す

熱ダメージを予防するために、アイロンは160℃以下の温度で、しっかり乾かした髪に使うこと。アイロンを通すだけで髪のキューティクルが引き締まり、ツヤとまとまりをもたらします。

 

【8】スタイリング剤は固めのバーム+スプレーがおすすめ

水分が多いスタイリング剤だと髪がうねりやすくなるため、おすすめは固めのバームやワックス。少量をしっかり手に広げてからなじませ、動きやニュアンスを作ります。その後にキープスプレーをプラス。


保湿力の高いミツロウなどを配合した、固めのテクスチャー。ボリュームのコントロールも自在。
ジョンマスターオーガニック ヘアワックス 57g ¥4,070


雨の日でもスタイルを一日中くずさない耐湿処方。
b-ex ロレッタ エメ ロックホールドスプレー 170g ¥2,200(サロン専売品)

 

K-two GINZAスタイリスト

谷口翠彩(みどり)さん

 

『美的』2023年7月号掲載
撮影/岩谷優一(vale.) ヘア&メイク/谷口翠彩 スタイリスト/伊藤舞子 サロンモデル/角川友紀 構成・文/斉藤裕子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事