【ボブヘア】梅雨時季は“風感”がポイント! グラデーションカットで骨格から美人見せがかなう♪
ショート~ボブの人にとって梅雨の時期は天敵!あえてくせを生かすカットで、湿気にも負けない涼しげなスタイリング方法を教えてもらいました♪
くせ毛+パーマ で軽やかな “風感”を出し 、グラデーションカットで骨格から美人見せ
元々の緩いくせ毛の流れにつながるよう自然なパーマをかけて、軟毛で広がりやすい髪質を梅雨時も収まりやすくしたボブ。パツッとした重みのあるフォルムにウェーブで甘さをプラス。(担当:Rougy 渡邊健太さん)
\風抜けポイント/
FRONT
BACK
【Cut】
重めのシルエットに柔らかな毛流れで“風抜け”感を
柔らかな髪質で広がりやすいくせ毛を生かして、ベースはグラデーションボブ。前髪はあごくらいの長さで後ろに流れるようにサイドにつながるレイヤーを。
「全体のフォルムは重めだけれど、毛先のレイヤーで軽やかに。サイドからバックはグラデーションカットで、後頭部に自然な丸みを出して骨格をキレイに見せます」(渡邊さん)
【Color】
アッシュブラウンでウエーブの立体感を引き立てて
全体に暗めだけれど抜け感のある6トーンのアッシュブラウンで、ソフトな雰囲気に。
「くすみ感のあるブラウンは日本人にとって地毛に近い自然なカラー。ほんのり明るさと柔らかさが出るのでウェーブの動きが見えやすく、立体感がアップして、湿気があってもベタッとつぶれません」(渡邊さん)
【Perm】
ホットパーマで柔らかな動きの大きなウエーブに
ボブは湿気で広がりやすいため、元々あるランダムで緩やかなくせ毛を利用。うねりを一定に見せるために、中間から毛先にパーマをかけ、16~18mmくらいの細めのロットで中間は緩めに1カール強くらいの平巻きに。
「『Rougy』で施術しているホットパーマはデジパーよりダメージが少なく柔らかな動きが出ます」(渡邊さん)
【Styling】
ムースでウエーブを強調してエフォートレスなスタイルに
パーマをかけた中間から毛先部分中心に全体的にムースをたっぷりともみ込んでくせとパーマのウエーブを強調。上からジェリーワックスを重ね、ウェットな質感とツヤをキープして今っぽく。
「この重ね技は、ウエーブをダレずに長もちさせながら、同時に梅雨時期の広がりを抑える効果もあります」(渡邊さん)
ムースを手にたっぷりとり、中間から毛先にかけて髪をにぎるようにしてなじませる。
使用アイテム
A.保湿力が高く、トリートメント感覚でつけられるムース。固まらず軽やかなまま束感が出る。
リアル化学 ルシケア トリートメントフォームF 280g ¥1,870
B.軽やかな動きを出しつつウェットな質感に。
ミルボン ニゼル ジェリーM 90g ¥1,980
『美的』2022年7月号掲載
撮影/藤井由依(ROASTER) ヘア/渡邊健太(Rougy) メイク/神谷真帆 スタイリスト/平田雅子 構成/中尾のぞみ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。