ひし形ショートボブなら丸顔も面長もカバーできる!おすすめ10の髪型を紹介

ショートボブは短めゆえ、似合うか不安な方も多いはず。今回は人気美容師さんが顔型悩みをカバーするポイントを教えてくれました。おすすめは骨格を一番きれいに見せてくれる黄金比のひし形シルエット!ひし形ショートボブを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからお届けします。
丸顔さんも面長さんもひし形シルエットで顔型カバー
「ショートボブは、顔まわりのデザインがポイントとなります。サイドバングや前髪のつくり方が、似合わせの鍵となりますが、その時、骨格の“カチューシャライン”をガイドにカットをしています。
カチューシャラインとは、その名の通りカチューシャを置く位置です。骨格によってしっくりくる場所が異なると思いますが、カチューシャラインに合わせてデザインすることが大切です」(小倉さん)
また、顔型悩みは「丸顔」「面長」が圧倒的に多いそうで、この2つをカバーするポイントを教えていただきました。
丸顔さんはトップを高くしてひし形シルエットにするのがおすすめ
丸顔さんは、トップの高さを出し、ひし形シルエットにして、顔まわりを包み込むようにサイドバングをつくります。丸さを緩和する縦ライン(Iラインとも)を強調することも意識します。また、前髪をつくることで、顔の面積が小さくできるので、小顔見せとしてもおすすめ。シースルーバングの束感でも縦ラインを強調します。
面長さんはトップを低めにサイドにボリューム感を出すのがおすすめ
面長さんは、トップの高さを出さずにひし形シルエットをつくります。横にボリューム感を出したり顔まわりのコントロールがしやすいので、前髪なしがおすすめ。下ろし流しの前髪は、カチューシャラインを意識することで、伸びても扱いやすさをキープ。
「顔型別」におすすめのひし形ショートボブ【4選】
【1】「面長さん」横顔もすっきりな小顔効果のあるショートボブ
Point
柔らかい毛流れとヘルシーな大人っぽさがポイントのショートボブ。ひし形の美シルエットなので、面長さんのカバーも。前下がりラインで横顔もすっきり、小顔効果も叶えてくれます。【how to“ベース&カラー”】
グラデーションがベースのショートボブスタイル。後ろから顔まわりにかけて前下がりにカットし、すっきりとした印象に。顔まわりにレイヤーを入れて、後ろに流れる柔らかい動きを出しやすくします。前髪は、目にかかる長めにすることで、大人女性に似合うヘルシーな印象に。
カラーは、ベージュ系のイヤリングカラーと全体を8レベルのカカオブラウンに。イヤリングカラーは、チラ見せで控えめにするのが鍵。また、カカオブラウンは、ほんのりアッシュを加えているので、艶感が欲しいけど赤みはおさえたいという人に◯。
担当サロン:Violet(バイオレット) 若井友紀さん
【2】「面長さん」おでこの広さもカバーするショートボブ
Point
ひし形シルエットと、長めのシースルーバングで小顔効果も抜群のお悩み解消スタイルです。面長とおでこの広さをカバーするために丸みを出しで横の長さを出し、長めの前髪でおでこをカバーしています。【how to“ベース&カラー”】
面長でこ広さんはシンプルなボブよりも少し丸みの出る位置が高くなるようにカットする事で、シルエットがひし形よりになり小顔効果が高くなります。前髪はあえてパツっと切る事で可愛らしい感じに仕上げました。もちろん、長めのシースルーバングにしたことで気になるおでこの広さもカバーしています。
カラーは温かみのある9トーンのピンクブラウンでカラーをしてツヤが出るように仕上げました。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを何パネルかに分けて内巻きに通すだけでOKです。仕上げにウェット感のあるオイルを全体的に馴染ませたら完成です!オイルは襟足から付けて、だんだん前に行き表面を付けて最後に顔まわりをつけるとバランス良く均一に付きますよ。
担当サロン:TheC hashimoto(ザ シー ハシモト) 橋本涼さん
【3】「下膨れさん」動きを付けて輪郭カバーするショートボブ
Point
下膨れを目立たせないよう、トップにふんわりとした動きが出るように、ワンカールのやわらかいパーマをかけて輪郭カバー。ひし形シルエットになっているので下膨れ顔ショートの方でもシュッとして輪郭が細めにみえます。【how to “ベース&カラー”】
ショートボブは少し前下がりにカットして小顔効果に。レイヤーを入れてふんわりとした柔らかいひし形シルエットにして下膨れをカバー。前髪は流し目にして、シースルーバングに。
カラーは9トーンのトープグレージュ。ベージュベースに少しグレーを混ぜて透明感のある柔らかい質感になるので、透け感が出て重たい印象をなくします。
【how to “スタイリング”】
下膨れさん特有の重たさが出ないように、束感を作って抜け感を出しました。32ミリのアイロンで平巻きに巻きすることでふんわりとみえて下膨れがカバーされます。最後にバームを全体的につけて、毛先に束感を出してふんわりと動きのあるヘアにすることで優しいふんわりショートの出来上がり。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん
【4】「逆三角さん」トップはふんわりサイドはタイトにしたショートボブ
Point
逆三角形の方は、顎ラインがシュッと見えがちなので、スタイリングはワックスまたはオイルで襟足とサイドの髪を少しタイトに抑え、トップはふんわりするように揉み込んで。【how to “ベース&カラー”】
ショートボブにカットして、サイドの髪を長めに残してフェイスラインをカバー。トップにふんわりとなるようにレイヤーを入れます。こうすることで、きれいな黄金比のひし形シルエットが完成します。前髪はシースルーバングに。
カラーは9トーンカラーで艶の出るグレーベージュに。ふんわりと柔らかい質感にみえます。
【how to “スタイリング”】
2トップのみ26ミリアイロンで内巻きワンカールにしてふんわり感を出します。
バームとオイルを混ぜて全体的に揉み込みながら束間をだします。トップをふんわり、サイドをタイトにしたことできれいなフォルムの完成です。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん
「前髪あり」のひし形ショートボブ【5選】
【1】ワイドフルバングのショートボブ
Point
パツッとしたライン感で重めのフルバングが特徴のこちらのショートボブ。ややワイドバングにもすることで、少しだけ個性的なお洒落感を演出します。ひし形シルエットで小顔効果も。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あごラインのショートボブ。中間からグラデーションを入れ、丸みのあるシルエットに。前髪は、トレンドのワイドなフルバングにカット。ワイドにすることで、横幅をカバーしつつ、耳かけ時に、生え際に隙間ができないのも嬉しい。
カラーは、8レベルのアッシュブラウンをセレクト。透明感があり肌のトーンUPも望めます。
【how to“スタイリング”】
スタイリングは、乾かすだけでもOK。アイロン仕上げなら、さらっとストレートアイロンで内巻きに。スタイリングオイルを下から髪を持ち上げるように揉み込み、手に残ったものを表面につけます。もみあげを少し出し、前髪はつまむように束感を整えたら完成です。
担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 鈴木菖さん
【2】オン眉ワイドバングのショートボブ
Point
ワイドバングとすっきりショートボブ。【how to”ベース”】
ショートスタイルでも最近はレイヤーを高くから入れすぎないスタイルが流行っているので、下めにいれる。野暮ったく見えないよう、カラーや、すっきりとした耳掛けでこなれ感を。眉上1センチのワイドバングで個性的に。ショートと合わせる場合、 量感を重たくしすぎない方がスタイルに良く合う。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟(おがたそうい)さん
【3】シースルーバングのショートボブ
Point
大人かわいいひし形ショートボブ。シースルーバングでおでこを隠して小顔効果。扱いやすく、薄すぎず厚すぎず、流しやすいように調節するのがポイント。【how to”ベース”】
重たくなりすぎないように質感を調節。手櫛を通してできる毛束感を作る。表面付近は軽くレイヤーを入れてシルエットを菱形に調節、柔らかな動きを出しやすくする。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 菅原 英さん
【4】2WAYでも楽しめるショートボブ
Point
ふんわり丸っぽく作って大人っぽい優しさを出すのがポイント。シースルーバングで 長めにカットして骨格カバー。【how to”ベース&スタイリング”】
マッシュラインにカットして 前髪と繋がるようにして 小顔に見せる。サイドに繋がるシースルーバングを作って統一感を出す。前髪が嫌な時は、サイドに持って行けば2WAYでも楽しめる♪
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん
【5】流し前髪のショートボブ
Point
首が長く見えるから相対的に小頭に見え、頭身バランスも良く見えるのがショートマジック。襟足が短い分、前髪に長さを残せばボーイッシュにならず、どんなファッションにも似合います。【how to“カット”】
グラデーションボブで、前髪は目の下の長さにしてサイドにつなげる。後頭部の丸みに沿ってレイヤーを入れひし形に。
【how to“カラー”】
顔周りとトップにハイライトを細かめに入れ、明るめのブラウンベージュをかぶせる。ハイライト効果で白髪をごまかして。
【how to“スタイリング”】
前髪とサイドは前方に向け、トップは上にもち上げてワンカールの内巻きに。バームを内側からつけ、サイドを耳かけ。
担当サロン:EMMA GINZA NAOMIさん
「前髪なし」のひし形ショートボブ
おでこを出した大人上品な抜け感ショートボブ
Point
アゴ上の絶妙な長さ設定と頰に落ちる前髪をつくることで、美ヘアのひし形シルエット&小顔効果を叶えます。丸型さんをはじめ、どんな顔型とも相性抜群なので、ぜひチェックを。【how to“ベース&カラー”】
全体をアゴ上の長さで、やや前下がりラインにカット。トップにレイヤーを入れ、毛先が先細になるよう質感を調整します。前髪は、小鼻の位置に設定することで、巻いて頰にかかるため骨格のコンプレックスをカバーしてくれます。
カラーは、寒色系のアッシュブラウンに。ブラウンの艶やかさがありつつ、赤みをしっかりおさえて柔らかい印象を与えます。
【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで、サイドは毛先ワンカール巻きます。後ろは、耳上の髪のみ同様に毛先ワンカール。アイロンを軽く通して、ナチュラルなカール感にするのが柔らかさのポイント。ただ、前髪はしっかりワンカール巻いて、動きを出します。スタイリング剤はトリートメント効果のあるバームをえり足→顔まわり→全体→前髪と圴一になじませたら完成です。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
早くて丁寧なカットが評判。待たずに、長く滞在しなくても良い技術が受けられることでも支持されています。ライフスタイルに合わせたカット・持ちの良いカラー、1ヶ月経ってもホームケアがしやすく、いい状態を長持ちさせることにこだわっています。