ヘアスタイル・髪型
2023.8.17

間違いない、ひし形ショートボブ【実例14】

誰でも可愛くなれるひし形シルエット。ショートボブでスッキリお洒落になれる髪型を掲載。顔型別や前髪あり・なしを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「丸顔・卵型」に似合うひし形ショートボブ【3選】

【1】無造作カールでカジュアル抜け感スタイル

Point

お顔の形にあわせてトップの髪の長さが輪郭のどの位置に落ちるかをしっかり見極めてレイヤーカット。髪の中間から毛先にかけてスライドカットで束感をつくります。


【How to“カラー”】
カラーは赤みをおさえた10トーンのカーキグレージュ。赤みが出やすい方はカーキの他にラベンダー系のカラーをミックスする事で肌馴染みの良い美肌カラーに。


【How to“スタイリング”】
アウトラインの髪を外ハネにすることで、丸みボブの中にくびれができ、ヘアスタイルにメリハリが生まれます。
前髪は毛先を巻くだけでなく分け目付近にマジックカーラーをまいて分け目をぼかすのがポイント。顔まわりはリバースにトップはフォワードに巻くことで輪郭の内側と外側にひし形のフォルムができるので輪郭やエラ張りもカラーしやすいスタイリングです。

アイロンは32ミリ。スタイリングはバームとヘアオイルを1:1でミックスしたものを髪の中間から毛先にかけて全体になじませます。

担当サロン:Maria by afloat(マリア)  添田晃正さん

 

【2】あごラインと頬ラインで骨格補正スタイル

Point

全体をあごとリップラインの間の長さでカット。サイドはやや前下がりで、顔周りに長さを残します。襟足には厚みを残しつつ、頬からあごラインに向かってシャープな毛流れになるようグラデーションカット。表面に動きを出しやすくするためレイヤーを入れ、リップラインでカットした長めの前髪を作ります。


【How to“カラー”】
カラーは8トーンのブラウンベージュ。好感度の高いツヤのある落ち着いたカラーです。短くても軽く見えず上品な印象に。


【How to“スタイリング”】
トップを乾かすとき、まず毛束を右に寄せながら乾かし、次に左に寄せて乾かします。左右に揺さぶるように乾かすことでトップが潰れなくなり、センター付近で分けたとき立ち上がりやすくなります。分け目はセンターではなく6:4に。全体はハンドブローしたあと、手ぐしで毛流れを整えるとまとまりやすくなって◎。
表面の毛束にアイロンを挟み、毛先が軽く内巻きになるように滑らせます。全体の毛先にシアバターをなじませ、頬ラインに立体感が出つつあごラインに沿って毛先がキュッとシャープになるように整えます。顔周りの毛先に束感を作り軽く動かせば完成です。

前髪に立体感が出ない人は、前髪の根元に極少量のシアバターをなじませると髪にコシが出て立ち上がりやすくなります。

担当サロン:GARDEN harajuku(ガーデン ハラジュク)  髙橋 苗さん

 

【3】前上がりにカットした外ハネスタイル

Point

ベースカットは、アゴラインのボブ。サイドとバックは重さを残し、やや前上がりにカットします。前髪は、巻いてほお下1cmとなる長さで切り、キレイに流れるように調整します。


【How to“カラー”】
カラーは6レベルのラベンダーブラウンをチョイス。肌なじみがよく、長い時間綺麗な色を楽しめます。特に、色落ちすると黄色くなってしまう方におすすめ。


【How to“スタイリング”】
ストレートアイロンで全体を外ハネに。ポイントのS字カールは、もみ上げ〜こめかみの髪を上半分は内巻き、下半分を外巻きにすることで実現。前髪は、3パネルに分けて、内巻きにすると束感のある仕上がりに。最後にしっとりめのオイルorバームを、中間から毛先に塗布したら完成です。

担当サロン:GARDEN ginza(ガーデンギンザ)  石原萠さん

 

「面長」に似合うひし形ショートボブ【2選】

【1】長めシースルーのひし形スタイル

Point

面長でこ広さんはシンプルなボブよりも少し丸みの出る位置が高くなるようにカットする事で、シルエットがひし形よりになり小顔効果が高くなります。前髪はあえてパツっと切る事で可愛らしい感じに仕上げました。もちろん、長めのシースルーバングにしたことで気になるおでこの広さもカバーしています。


【How to“カラー”】
カラーは温かみのある9トーンのピンクブラウンでカラーをしてツヤが出るように仕上げました。


【How to“スタイリング”】
ストレートアイロンを何パネルかに分けて内巻きに通すだけでOKです。仕上げにウェット感のあるオイルを全体的に馴染ませたら完成です!オイルは襟足から付けて、だんだん前に行き表面を付けて最後に顔まわりをつけるとバランス良く均一に付きますよ。

担当サロン:TheC hashimoto(ザ シー ハシモト)  橋本涼さん

 

【2】軽く巻いたふんわりスタイル

Point

・顎上ラインに長さを設定して小顔に。
・全体のシルエットに丸みを出すために毛量を調節しながらレイヤーを入れずにカット。
・前髪は短く隙間をつくり、抜け感のある印象に。


【How to”スタイリング&カット”】
鼻ラインにレイヤーの入ったひし形ショートボブスタイル。軽く巻いてあげるとよりふんわり柔らかくウエイトが上がりオススメです。レイヤーをいれたボブスタイルは少し軽めの量感で表面の毛を動きやすく。

シースルーのオン眉バングで顔の縦ラインを強調。サイドバングは頬骨にかかる位でカットし、小顔効果に。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート)  緒方創惟さん

 

「ベース型・四角型」に似合うひし形ショートボブ【3選】

【1】抜け感前髪の輪郭カバースタイル

Point

首元はギリギリの長さに設定し、ベースを前下がりのグラデーションでカットします。重さのたまりやすい耳後ろは、しっかり毛量調整。顔周りはマッシュラインでカット。前髪は厚くならないよう、柔らかさのある抜け感を演出します。


【How to“カラー”】
カラーは、透明感のある9レベルのフォギーアッシュをセレクト。寒色寄りのベージュで赤みを抑えて、柔らかい髪質感に。


【How to“スタイリング”】
オイルなどのベース剤を塗布してから、空気感が出るようドライヤーの風を下から当ててドライします。乾いたら毛先がやや内巻きになるように、ストレートアイロンを通します。キレイなツヤ感のある仕上がりにするコツは、面を整えながらプレスすること。
前髪は流したい方向にプレスしてしまうとカール感が強くなるので、流したい方向と逆方向に。こうすることで、こめかみ辺りが閉まりのあるデザインになります。
ベース剤のニュアンスが残り、ハーフウェットな質感となるので、スタイリング剤は毛先にオイルをつけるだけでOKです。

担当サロン:joemi by Un ami(ジョエミ バイ アンアミ)  小倉太郎さん

 

【2】外ハネをベースにしたエラ隠しスタイル

Point

ベースカットは、パツッと切りっぱなしボブ、レイヤーは入れない重めスタイル。重心を重めに持ってくることで、エラ部分をカバーしています。


【How to“カラー”】
カラーは12トーンのサンドベージュ。まろやかさを出す為にピンクを入れ上品さを出します。


【How to“スタイリング”】
32ミリコテアイロンで外ハネにカール。顔まわりはリバースに毛流れをつくります。耳下から、内から外に向かう毛流れをコテで作ることでエらがカバーされます。小顔効果も出で◎。ヘアオイルを全体的にウエットな質感になる様つけます。

担当サロン:REVES(レーヴス)  菅原 英さん

 

【3】ゆるいハネ感の美シルエットスタイル

Point

薄すぎないシースルーバングで立体的な丸みも出しつつ透け感も出るようにしてます。パツっと切り、毛先のみ量感調整して揃いすぎてないラフ感もプラス。


【How to”スタイリング”】
ゆるいハネ感がオシャレなひし形ボブ。ボブベースに表面と顔周りにだけレイヤーを入れ、ひし形シルエットで小顔に。首下に外ハネを作ることによっての引き締め効果で美シルエットを。

担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ)  山口雄也さん

 

「前髪あり」ひし形ショートボブ【4選】

【1】柔らかな動きの小顔スタイル

Point

シースルーバングでおでこを隠して小顔効果。扱いやすく、薄すぎず厚すぎず、流しやすいように調節するのがポイント。


【How to”スタイリング”】
大人かわいいひし形ショートボブ。重たくなりすぎないように質感を調節。手櫛を通してできる毛束感を作る。表面付近は軽くレイヤーを入れてシルエットを菱形に調節、柔らかな動きを出しやすくする。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート)  菅原 英さん

 

【2】透明感カラーのウルフひし形スタイル

Point

ハチ上をローレイヤーでカットし、ハチ下はレイヤーでつなぐ事によって、丸みのあるレイヤーボブとくびれを強調するレイヤーウルフのmixヘア!立体感が出やすいように、膨らんで見えるハチ周りや耳後ろはしっかり量感調整します。前髪は少しだけ厚めにとってラウンドカットにし、頭の丸みと形が綺麗に見えるようにしてます。


【How to“カラー”】
カラーは今人気のあるピンク系オレンジ系。ブリーチをしてから、今回は透明感たっぷりのミルクティーオレンジで柔らかく艶々に仕上げました。


【How to“スタイリング”】
ハチ下は外ハネ1カール、ハチ上は内巻きゆる1カールの簡単スタイリング。顔周りにリバース巻きを足してひし形シルエットを強調するのもオススメです!仕上げは艶と束感が綺麗に出るオイルを中間から毛先に馴染ませて完成です。

担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ)  山口雄也さん

 

【3】上品だけどお洒落に見える大人スタイル

Point

グラデーションベースのカットに、トップだけ表面に毛流れを見せるようにレイヤーを入れます。顔周りは少し短めにするとふんわり感が出る。前髪は少し厚め&長めに取り、流せるようして動きを。直毛さんは、必ずパーマもしくはアイロンで毛先にカールを!


【How to“カラー”】
カラーは、ハイライトを仕込んだ7レベルモーブピンク。肌が綺麗に見えるから肌艶アップ効果があると共に、トレンドカラーをさりげなく明るすぎないレベルで入れることでやりすぎ感もなくおしゃれ度アップのメリットも。


【How to“スタイリング”】
乾かす際に、必ず毛穴を起こすように(軽く引っ張りながら)乾かす事でひし形のふんわりメリハリを引き出します。毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できます。前髪もふんわり横から見たときに厚みが出るようにスタイリングすることで、全体的に動きが出る。耳に片方かけることでこなれ感も出て大人らしさもアップ。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート)  青木拓也さん

 

【4】時短と小顔が叶うスタイル

Point

耳掛けした時も可愛くなるようにサイドバングを作って前髪とサイドを繋がり良くしています。サイドバングがあると耳にかけてとこめかみに穴が開かず、頬骨などもカバーしてくれるので小顔効果も◎。サイドとのつながりのある、長めのシースルーバングは扱いやすいように薄めに設定。


【How to“カラー”】
カラーは明るめだけどナチュラルな13トーンのショコラブラウンでツヤのある仕上がりにしています。


【How to“スタイリング”】
まず乾かす際にトップがふんわりするように根元を起こして乾かします。その後全体的にアイロンスルーすれば立ち上がりもツヤも出てきれいにまとまります◎。サイドバングをリバースに巻くと馴染みが出るのでオススメです!最後はオイルをまんべんなく付けて完成です。

担当サロン:TheC hashimoto(ザ シー ハシモト)  橋本涼さん

 

「前髪なし」ひし形ショートボブ【2選】

【1】小顔見せもできる柔らか質感スタイル

Point

全体をアゴ上の長さで、やや前下がりラインにカット。トップにレイヤーを入れ、毛先が先細になるよう質感を調整します。前髪は、小鼻の位置に設定することで、巻いて頰にかかるため骨格のコンプレックスをカバーしてくれます。


【How to“カラー”】
カラーは、寒色系のアッシュブラウンに。ブラウンの艶やかさがありつつ、赤みをしっかりおさえて柔らかい印象を与えます。


【How to“スタイリング”】
32mmのアイロンで、サイドは毛先ワンカール巻きます。後ろは、耳上の髪のみ同様に毛先ワンカール。アイロンを軽く通して、ナチュラルなカール感にするのが柔らかさのポイント。ただ、前髪はしっかりワンカール巻いて、動きを出します。スタイリング剤はトリートメント効果のあるバームをえり足→顔まわり→全体→前髪と圴一になじませたら完成です。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン)  清水豊さん

 

【2】くびれを作ったひし形ウエーブスタイル

Point

肩についてはねる位の長さで、外ハネにしています。前髪もリップラインくらいからサイドに繋がるようにレイヤーを入れたスタイルです。髪質がウェーブになり広がる癖毛なので、少しくびれを作って、ひし形にすることで広がりを抑えています。


【How to”カラー&スタイリング”】
カラーは11トーンのナチュラルブラウンで全体染めです。
全体的にワックスムースを揉み込みウェーブを出します。次にオイルをつけて艶を出したら完成です。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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