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2008.5.23

北の国から美的通信#9 昆布館で「こんぶ」のおいしさに触れる

1:函館空港からは車で約40分、国道5号線を森方面に走っていると見えてきます。建物は大きく、そしてキレイ!
2:館内「昆布ミュージアム」では、昆布を採取するところや加工する行程などを紹介しています。これは、ミニチュアで再現したもの。
3:ちょっと暗いのですが……マネキンが着ているのは、昆布の繊維から作られた紙をまとったドレス。これが昆布からできているなんて、想像もつきません!
4:「コミュニティマーケット」では、たくさんのお土産がズラリ。オリジナル商品も数多くあり、珍しいものでは「昆布ソフトクリーム」も!
5:清潔な工場内で、実際にとろろ昆布やおぼろ昆布の製造工程を見学できます。流れ作業で行われる昆布の加工品……見ていても飽きません。

北海道名物といえば、みなさん何を思い浮かべますか? 蟹やいか、とうもろこし、牛乳…などでしょうか。それと同じくらい食されているのが、北海道で採れる昆布です。少々地味ですが、料理のだしには欠かせない食材ですよね。ここ北海道には、昆布の歴史や種類、そして多くの加工品に触れることができる「昆布館」(写真1)があり、毎日多くの観光客が訪れ、ちょっとした名所にもなっているようです。

私もさっそく車を走らせること約1時間。入口を入るとまず、「イマジカドーム」という巨大シアタールームがあります。残念ながら時間が合わずに見ることができませんでしたが、ここでは昆布出漁の激しさや広々とした干場など、北海道と昆布を空と海から高画質で紹介しているそうです。

次に「昆布ミュージアム」(写真2)。ここには、昆布と関わってきた人物や昆布の生態、歴史、そして科学的にみた昆布……など、さまざまな角度から見た昆布のことが展示されています。古文書を見ると、蝦夷地(現在の北海道)を主産地とする昆布が日本の歴史に登場し、広く流通していることがわかります。

また、昆布は“食べる”だけでなく、さまざまな加工品にもなっているそうで、私が驚いたのは昆布から作られた「紙のドレス」と「バイオコーン」(スピーカー)。昆布に含まれるアルギン酸を繊維化して紙にしたり(写真3)、その繊維をスピーカーのウーハー部分に使用しているとのこと。昆布がそんな事に役立っていたなんて知らなかった〜!

そしてお待たせしました! 最後にたどり着いたのは「コミュニティマーケット」。ここには昆布館ならではの高品質の昆布や加工昆布、バラエティあふれるお菓子や食品が数多く並んでいます(写真4)。嬉しいことにすべて試食可能! おいしい昆布茶を飲みながら、端から端まで食べ尽くした私…。相当、お腹いっぱいになりました(笑)。コミュニティマーケットの奥では、とろろ昆布やおぼろ昆布が製造されるところが見学できます(写真5)。

この連載で以前、「がごめ昆布」についてお話しましたが、今回の見学でより一層、昆布の奥深さを知った私。お土産に昆布だしや昆布茶、昆布の佃煮、昆布せんべいなどをGET! 今夜は昆布づくしの夕食になりそうです。

<取材協力>
昆布館
北海道亀田郡七飯町字峠下32-1
TEL 0138-66-2000
営業時間 9:00〜17:00(無休)※ 入場無料
http://www.konbukan.co.jp

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