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2022.8.5

まったく新しいはちみつが創る、まったく新しい美しさ。【松本千登世「へーっ、美容って自由なんだ!」vol.12】

年齢とともに常識という枠にとらわれがち。美容も例に漏れず。そんな私の凝り固まった価値観や美意識をがらりと変えた「ひと」「もの」「こと」をひとつひとつ丁寧に綴りたいと思います。第12回は、110年の歴史を誇る水谷養蜂園から誕生したハーバルはちみつ「Tamitu」の魅力について。【松本千登世「へーっ、美容って自由なんだ!」vol.12】

純粋な思いとしなやかな感性が生んだ未体験のはちみつ

えっ!? 何、この肌!? いや、肌だけでなく、存在そのものから光が溢れ出しているよう。「水谷優里さん」の美しさたるや! 目の当たりにしたとき、決して大げさでなく、一瞬、言葉を失うほどでした。

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バレエダンサーとしてロシア・ドイツに留学。帰国後、語学能力を生かし、水谷養蜂園の海外事業に従事。現代のライフスタイルにフィットするはちみつを模索し、2021年にはちみつブランド「Tamitu」を立ち上げる。透ける肌、伸びやかな肢体、目を見張るほどの美しさの持ち主。

その名を初めて耳にするという人、多いはずです。じつは私も、そう。水谷優里さんとは、1912年創業、近代養蜂業の先駆けとしてつとに有名な『水谷養蜂園』4代目社長の長女で、現在は、2021年にまったく新しい視点で立ち上げたはちみつブランド「Tamitu」のブランドディレクター。バレエダンサーとしてロシアやドイツに留学した経験を持つ優里さん、その際、海外では家庭でもカフェでも、はちみつが日常生活の中に自然と「溶け込んでいる」ことに衝撃を受けたのだそう。至極当然ながら、はちみつが当たり前だった水谷家に「砂糖」はなし。そのため、友達の家を訪れ、初めて砂糖を見て「この白い粉は、何?」と思ったというユニークなエピソードを持つ優里さんは、そのとき、強く思います。日本では、はちみつの魅力が、まだまだ知られていない。ストレスフルな時代だからこそ、もっともっとはちみつを日常に取り入れてほしい、と。
はちみつは、みつばちが花の蜜を採集し、巣の中で濃縮・貯蔵したもの。花の種類や産地、気候などによって味に違いはあるものの、一切人の手を加えることができないもの。そのままだと水に溶けにくく、使い道がない……? もし、水に溶けやすくすれば、利用法は無限大に広がるはず。そこで、優里さんは、独自の製法で、この世に存在しなかったまったく新しいはちみつに挑みます。
まず、はちみつにハーブ・スパイスを漬け込み、エキスを抽出。それを濃縮し、ハーブやスパイスの成分を凝縮。そこに純粋はちみつをブレンド、はちみつの華やかな味わいと本来の栄養素をプラスして、ハイブリッドのハーバルはちみつを完成させたのです。
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写真のダマスクローズのスパイシーはちみつ、Tamitu Herbal Honey 000(250g ¥3,240)のほか、マヌカとエルダーフラワーのはちみつ、Tamitu Herbal Honey 618(250g ¥3,888)、誕生したばかりのラベンダーとカモミールのはちみつ、Tamitu Herbal Honey 512(250g ¥3,888)が揃う。今年の秋冬には、スパイシーな刺激のはちみつTamitu Herbal Honey 209(250g ¥3,888)も発売予定。ブランド初の店舗が東京・表参道にオープンしたばかり。https://tamitu.jp

TamituのHerbal Honeyは、純粋はちみつと違って水に溶けるため、そのまま食べるのはもちろん、ミネラルウォーターや炭酸水、ミルクで割ったり、パンやヨーグルトにかけたり。調味料としてドレッシングにしたり、肉料理、魚料理に使ったり……。その人のセンスで、応用の仕方は自由自在。何より、ほんのりと漂うハーブやスパイスの味が、体に心に、深く届く。これなら、スイーツ好きもお酒好きも、満足するに違いない。私自身、もともとはちみつは大好きですが、今までその魅力の半分も知らなかったと、世界が一気に広がる気がしました。
続ければ、もしかしたら、優里さんのような美しさに……? そんな期待と希望を持ちながら、毎日楽しみたいと意気込んでいます。

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美容エディター
松本千登世
航空会社、広告代理店、出版社勤務を経てフリーランスに。雑誌や単行本など、美容やインタビューを中心に活動。『「ファンデーション」より「口紅」を先に塗ると誰でも美人になれる 「いい加減」美容のすすめ』(講談社刊)『いつも綺麗、じゃなくていい。50歳からの美人の「空気」のまといかた』(PHP研究所刊)ほか著書多数。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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