有村実樹さんに10問10答|夏にヘアをキレイに見せるコツは? メイクもちのために仕込むスキンケアは?etc
みんなのミキティが真夏でも涼しげな“キレイなお姉さん”でいる方法、教えてもらいました!
Q1.夏に一日中、くずれないメイクでいるコツは?
A.くずれないは絶対無理だから、くずれてもキレイを目指します。
「厚く重ねる程くずれやすくなるので、夏のベースメイクは薄く、が原則。ファンデは色剤が皮脂で濡れるとくすむので、夏の間、私のプライベートなメイクは、高機能なカラーコントロールUV下地+コンシーラーが定番です。外出して皮脂がたくさん出そうな日は皮脂対策の下地をプラス。エスプリークのパーフェクトキープべースがおすすめで、皮脂を固めて内側に留め、ツヤに変えてくれます。もしくずれてもキレイになじむくらいが◎。また、日常のスキンケアでいかに“塗らないでいい肌”にしておくかも大事です」
Q2.夏にヘアをキレイに見せるコツは?
A.毛先までツヤをキープすること。
「湿気と体温で毛先がモワモワしがちなので、オイルやバームを使って毛先までツヤを出す。ウエット質感にしておくと、アレンジしたときもキレイに見えますよ」
Q3.涼しげな顔に見せるポイントは?
A.顔汗や髪の張りつき防止で“サラッと”印象を保つこと。
「顔の汗で髪の毛が張りついているのが、何より暑苦しく見えるポイント。だから、メイクの仕上げに髪の生え際1cm内側までノーカラーのパウダーを大きなブラシで塗り込んで、フェースラインをサラサラに保ちます。顔の汗もドロドロしてメイクと混ざったらNGですが、サラッと流れ落ちるならいいと思っているので水分補給を充分して爽やかな汗が出るようにしておき、こまめに押さえて」
Q4.メイクもちのために仕込むスキンケアは?
A.夏こそ実は、クリームがおすすめです。
「肌が乾燥したりガサガサしているとファンデを塗り重ねたくなるから、ベースメイクを軽くするためにも、しっかり保湿はマスト。乾燥肌の人の場合ジェルだと足りないので、夜のスキンケアを冬より一段軽いくらいのクリームで仕上げて。または朝のケアを軽やかなクリームをメインにするのも潤いが安定しておすすめ」
Q5.朝から汗だくの日、メイクとヘアを成功させるためには?
A.涼感アイテムを使ってフレッシュに!
「髪はドライシャンプーを使って寝汗をオフしてさっぱりと。ボディはギャツビーの涼感シートで首とか耳の裏などを拭いてクールダウン、Agの制汗剤をスプレーしてから服を着ます。顔は水で洗ってから、RMKなどのクールタイプの化粧水や下地をつけます」
Q6.暑い日のカラーメイク選びのコツは?
A.ブラウンで締めない目元とマットなリップ
「まず、目元を濃いブラウンで締めないのがポイント。少しでもにじむとメイクくずれに見えてしまうから、明るい色の単色シャドウやラメをメインに仕上げます。アイラインもカーキなど軽めのアイメイクに。その分、リップは濃いめの色にして、バランス良くメイク感を出します。チークはくずれてもすぐ指でならせる練りタイプに」
Q7.外出先でメイクがくずれたら、応急処置は?
A.化粧水ミストで浮かせてから1回オフ。
「ミストで浮かせる方がティッシュオフよりなじんでオフできます。その後上から日焼け止めを塗り直し、コンシーラーだけ重ねてパウダーで終了」
Q8.海やプールに入る日のメイクは?
A.ティントでくずれなさを仕込んで
「眉とリップはティントタイプで色を仕込み、アイシャドウは密着の良い練り系でアイラインはなし。マスカラはウォータープルーフ&摩擦に強いスマッジプルーフのもので、繊維入りは落ちると悲惨なので海やプールではNGです!」
Q9.夏休みにどこへ行きたいですか?
A.日本の良いところに行きたいです!
「家族が増えたので、ゆったりくつろげる沖縄など南方のリゾートかまたは八ヶ岳とか高所にある避暑地が希望。以前行った長野県阿智村も星がすごくキレイだったなあ…!」
Q10.家の温度は夏の間○℃にキープ?
A.犬がいるので25~26℃。
ちょっとした工夫で髪も肌もサラッと涼やかな印象にもっていけます♪
PROFILE
有村実樹さん
モデル・美容研究家。通年透明感の高い白ツヤ肌を保つには?
「日焼け止めは思う以上にたっぷりと。量を塗ることでしっかりと効き目を引き出せます。テカったらUVケアするパウダーを重ねて」
『美的』2022年9月号掲載
撮影/宮下昌生 ヘア&メイク/MAKI スタイリスト/小川未久 構成/宮田典子(HATSU)、中尾のぞみ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。