健康・ヘルスケア
2026.09.24

【秋アレルギー】アレルゲンを徹底ガードして不調を未然に阻止! 予防法を医師が解説

長引く不調は、アレルギーが原因かも!? 秋に増えるブタクサ花粉、ハウスダスト、ダニ、通年悩まされる食品、金属・ゴムなど、この時期のアレルゲンを徹底解明。敏感サインを見逃さないで、今すぐケア&リセットを!今回は、アレルゲンを徹底ガードする予防法をご紹介。

EDIT: 美的編集部

美的編集部

美的編集部

2001年に創刊された美容専門誌『美的』(小学館)の編集部。「肌・心・体のキレイは自分で磨く」をキャッチフレーズに、タレント、モデル、カメラマン、美容家や美容ライターといった各分野のスペシャリストとともに、最新のビューティトピックを深く掘り下げた誌面作りがモットーです。2026年には創刊25周年を迎え、これまで積み上げた膨大な美容に関する最新の知見をもとに、美容に対して誠実なメディア運営に取り組んでいます。

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SOURCE: 美的 2026年10月号

2026年10月号

10月号

8月21日 ¥1,680

『美的』10月号は、「“美肌は資産”だから♡夏枯れ期こそ『肌投資』!」という大特集! 肌の夏ダメージが深刻なこの時期に…

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皮膚科医

秋野 愛先生

呼吸器内科医

高澤聖子先生

予防法

環境によるアレルギーの原因を取り除いて発症をブロック

「アレルギーは遺伝因子と環境因子が絡み合って発症します。遺伝的にアレルギーになりやすい体質だからといって、必ずしも発症するわけではありません。そこに花粉やダニなどのアレルゲン、生活・居住空間の衛生状況、食生活、スキンケアなど、さまざまな外的要因が加わることで、発症リスクが高まります。遺伝的な体質は自力で変えるのは困難なので、アレルギー発症の引き金になり得る環境の原因物質を減らすことがいちばんの予防になります」(秋野先生)

1.花粉にに近づかない、吸い込まない、部屋にもち込まない

マスクはフィルター性の高い不織布製で、顔にフィットするものを選んで。←帰宅後は洗面台に直行。手洗い、うがい、できれば洗顔も。

「ブタクサやヨモギなど秋の花粉は飛散距離が短めなので、まず生息地に近づかないこと。避けられない場合は、マスクやメガネで目・鼻・口の粘膜をガードし、室内にもち込まないようにしましょう。帰宅後すぐのうがいや手洗いもマストです」(高澤先生)

Point

・群生地に近づかない
・マスクで花粉をカット
・服や髪についた花粉は玄関先で払う
・こまめにうがい&手洗い

2.ハウスダスト、ダニ、カビを居住空間から撃退!

ホコリは上から下に落ちるため、掃除は高い場所から行うのが◎。床は奥から手前に掃除機をかけた後、水拭き→乾拭きで完璧!

「ダニやカビを含むハウスダストは1mm以下と非常に小さく、肉眼で見えません。掃除の行き届かない部屋は気づかないうちにアレルゲンの温床に。掃除機かけは毎日、シーツや寝具はこまめに洗濯を」(高澤先生)

Point

・床や畳の掃除機かけは、隅々まで丁寧に毎日行うのが理想
・シーツ、寝具はこまめに洗濯

3.食べ物、触れるものは成分をチェック!

アレルギー物質が入ってないか裏を見て!

「食物アレルギーのある人は、食品成分の確認を習慣に!」(秋野先生)。加工食品や添加物には、小麦などアレルギーを起こしやすい特定原材料9品目が表示義務、20品目が表示推奨されています。

Point

・化粧品などは目立たない部位で試してから
「化粧品にかぶれた経験のある人は、反応した成分を含まない製品を選んで。わからなければ腕の内側に試し塗りを」(秋野先生)

4.つい手が伸びる好物に要注意!突然アレルギーになることも

「近年、大人になってから食物アレルギーを発症する人が増えています。多いのは、果物や野菜、小麦、甲殻類、ナッツ類など、好きでよく食べていたものに突然アレルギー反応が出るケース。少しでも異変を感じたら、食べるのを控えて重症化を防ぎましょう」(秋野先生)

Point

・豆アレルギーが増加。豆乳にも注意!
「最近、レンズ豆やひよこ豆など豆類を積極的にとるヘルシー志向の高い人たちの間にアレルギーの発症が増えています。豆乳もそのひとつ。豆乳アレルギーはシラカンバやハンノキの花粉症をもつ成人に多く見られます」(秋野先生)

5.免疫バランスをを整えて抵抗力を高める

「アレルギー症状は免疫の過剰反応によって起こるため、免疫バランスを整えることで悪化を防げます。そのためには免疫細胞の約7割が集中する腸の健康が大事。腸の善玉菌を増やす食事、適度な運動、良質な睡眠など、腸内環境を整える生活習慣に!」(高澤先生)

Point

・栄養バランスを整える
・腸内環境を整える
・軽い運動を習慣にする
・良質な睡眠をとる

普段の食事で足りない栄養はサプリメントで補充
「ビタミンD、オメガ3脂肪酸、亜鉛などは、アレルギー症状を抑えるために積極的にとりたい成分です。食品に加えサプリメントで補うのも◎」(秋野先生)

腸内に善玉菌を増やす
「善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌(プロバイオティクス)を習慣的にとることで腸内環境が整います」(秋野先生)

2種の菌が生きたまま腸へ届く
悪玉菌を抑制、善玉菌を促進する菌を生きたまま腸へ。
大正製薬 新ビオフェルミンSプラス錠 360錠 ¥2,904(編集部調べ)

アレルゲンの形が似た食品をとると「交差反応」で発症も!

花粉アレルギーが原因で食物アレルギーに!
「大人になって発症するアレルギーに〝花粉-食物アレルギー症候群〟があります。これは花粉アレルギーが原因で発症する食物アレルギー。本来のアレルゲンに対して作られた抗体が、構造や形の似た別の物質を同じ敵だと誤認する『交差反応』と呼ばれるもの。スギやハンノキ花粉にアレルギーのある人が桃やリンゴに反応するのも一例。秋のイネ科やキク科の花粉症の人は、メロンやきゅうりなどウリ科の食物をとると唇やのどに不調を感じることがあります」(高澤先生)

秋花粉はウリ科の食物で反応が強く出る

イネ科・キク科(雑草、ブタクサ、ヨモギなど)
ウリ科(メロン、スイカ、きゅうり)、トマト、オレンジ、バナナ、アボカドなど、幅広い新鮮な果物や野菜

カバノキ科(ハンノキ、シラカンバ)
バラ科果物(リンゴ、サクランボ、桃、梨、ビワなど)、ヘーゼルナッツ、豆科(大豆、ピーナッツ)、セリ科(にんじん、セロリ)

ヒノキ科(スギ、ヒノキ)
バラ科果物、柑橘系果物、ザクロ、イチジク

イネ科やキク科の草本花粉に関与するアレルゲンは「プロフィリン」。秋のブタクサ花粉の人が、プロフィリンを含む似た構造のウリ科の果物や野菜を食べると、数分以内に唇の腫れやかゆみ、のどのイガイガ感など、口腔アレルギーを発症することがあります。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

EDIT: 美的編集部

2001年に創刊された美容専門誌『美的』(小学館)の編集部。「肌・心・体のキレイは自分で磨く」をキャッチフレーズに、タレント、モデル、カメラマン、美容家や美容ライターといった各分野のスペシャリストとともに、最新のビューティトピックを深く掘り下げた誌面作りがモットーです。2026年には創刊25周年を迎え、これまで積み上げた膨大な美容に関する最新の知見をもとに、美容に対して誠実なメディア運営に取り組んでいます。

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撮影: 藤井マルセル(t.cube) 

ヘア&メイク: 田中康世 

イラスト: オオマエメグミ

構成: つつみゆかり、鈴木 晶、有田智子

SOURCE: 美的 2026年10月号

2026年10月号

10月号

8月21日 ¥1,680

『美的』10月号は、「“美肌は資産”だから♡夏枯れ期こそ『肌投資』!」という大特集! 肌の夏ダメージが深刻なこの時期に…

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のぼり もえ

のぼり もえ

もともとアトピー肌で、物心ついた頃からスキンケアが毎日の習慣。小学生の頃からメイクにも関心を持つようになり、大学では美容への探究心から薬学部に進学するほどの大のコスメオタク。フォロワーからは、わかりやすい半顔メイクテクニックや自身のベスコスリールが反響を呼んでいる。

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