秋アレルギーの対処法は? パーツ別トラブル症状が出ているときのセルフケアを医師が解説
長引く不調は、アレルギーが原因か!? 秋に増えるブタクサ花粉、ハウスダスト、ダニ、通年悩まされる食品、金属・ゴムなど、この時期のアレルゲンを『美的』10月号にて徹底解明。敏感サインを見逃さないで、今すぐケア&リセットを! 今回は、トラブル症状が出ているときの対処法をご紹介します。
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肌の対処法|敏感肌用アイテムで洗浄&保湿を丁寧に!

肌への負担を極力減らし、優しく保湿を心掛けて
「目や口周りなど、皮膚が薄い部分にはメイクを塗り重ねがちですが、そのときにも負担がかかります。アイテム数を減らし、できればUVケアのみが理想的。
敏感なときはとにかく保湿が大切。セラミドやヒアルロン酸配合の、高保湿アイテムを選びましょう。パッチテスト済みや低刺激性なら、より安心です。ボディは、ナイロンタオルやゴシゴシ洗いはNG。洗浄料も全身に使わず、皮脂が出やすい部分のみに。入浴は38〜40℃のぬるめのお湯で、10〜15分。熱すぎたり長すぎると、皮膚の天然保湿因子が溶け出すので要注意です」(秋野先生)
潤いををたっぷりチャージ

絶対にこすらない!
手のひらでそっと押し込む

「手やコットンでこするのはNG。攻めアイテムはいったん控え、低刺激アイテムを手で優しく押し込む程度にしましょう」(秋野先生)
角質オフや美白など攻めるケアはお休み!低刺激のお手入れで、バリア機能を改善!
クレンジング

洗い流した後もしっとり柔らか肌
2種のヒアルロン酸配合。
第一三共ヘルスケア ミノン アミノモイスト エッセンス クレンジングオイル 120ml ¥1,870(編集部調べ)
ウォッシング

臨床皮膚医学に基づいて潤いを守る
セラミド配合。洗浄力と潤いバランスを両立。
常盤薬品工業 ノブ Ⅲ ウォッシングクリーム 120g ¥3,850(編集部調べ)
ローション

繰り返す乾燥と肌あれを予防
スーパーヒアルロン酸のほか、肌あれ予防の成分を配合。
d プログラム モイストケア ローション EX 125ml ¥3,300
美容液

キュレルから敏感肌用オイル美容液が新登場
高密着セラミドケア技術搭載。
花王 キュレル 潤浸保湿 定着保湿オイル美容液 30ml ¥4,950(編集部調べ・9月5日発売)
ミルク

敏感時は乳液のみの1ステップでもOK
水分の補いと守りをこの1本で。
マルホ iniks センシティブ モイストバリア ミルク N 80ml ¥4,400(9月17日発売)
クリーム

ライスパワー(R)No·11がバリアを守り抜く
独自成分ライスパワー®No.11が、内側から潤う肌をキープ。
勇心酒造 アトピスマイルフォルテ(R) バリアエイドクリーム 30g ¥4,950
UVカット

石けんでオフ&紫外線吸収剤フリー
肌への負担を極力減らした処方。
全薬工業 アルージェ モイストUVクリーム SPF22•PA++ 30g ¥2,970(編集部調べ)
ひどい乾燥には医薬品

広範囲にさっぱり使用できるスプレータイプ
乾燥肌を治療するヘパリン類似物質を0.3%配合。顔はもちろん、届きにくい背中などにも○。
健栄製薬 ヒルマイルド スプレー (第二種医薬品)100g ¥2,280(編集部調べ)
目の対処法|炎症を鎮めるケアが先決

アレルギー性結膜炎は眼科で適切に治療を!
「花粉やハウスダストなどの影響が目に出るのは〝アレルギー性結膜炎〟。主な症状は目のかゆみ、充血、涙目、目やに、ゴロゴロ感などです。症状があったら、すみやかに眼科を受診して、適切な治療を受けることをおすすめします。かゆみがあっても、うっかり目をこすらないように注意して!」(高澤先生)
「目周りの腫れに関しては、メイクやツールが原因の場合もあるので、皮膚科を受診してください」(秋野先生)
すぐに受診できなければ、抗アレルギー用の点眼薬を
かゆみや炎症、角膜修復補助も

7つの有効成分配合が、炎症を抑えるだけでなく、角膜を保護&修復補助。
千寿製薬 マイティアアルピタットNEXα7 15ml ¥2,420
医療用医薬品と同成分・同量配合

医療用と同じ抗アレルギー成分が同量配合。原因から抑える。
ロート製薬 アルガード エピナスチン点眼薬 5ml×2本 ¥1,980(編集部調べ)
鼻・のどの対処法|鼻・のども洗浄&保湿がケアの基本

鼻やのどの粘膜を秋の乾燥から守るケアを
「鼻やのどの粘膜が乾燥すると、異物を排出する力が弱まって、アレルギー症状が悪化します。肌と同様、鼻やのどのセルフケアも、花粉やハウスダストを洗い流すことと、しっかり保湿することが大切。日中もこまめな水分補給を習慣にして粘膜の乾燥を防ぎましょう」(秋野先生)

こまめな水分補給で乾燥を予防!
医療機関でのアレルギーの治療は、まずアレルゲンを調べた上で、出ている症状を和らげたり、再発を防ぐための薬物療法がメイン。
外用&内服のWで治療 アレルギーのメディカルケア
医療機関でのアレルギーの治療は、まずアレルゲンを調べた上で、出ている症状を和らげたり、再発を防ぐための薬物療法がメイン。
外用薬
「皮膚に炎症がある場合は、ステロイド外用薬を処方します。ステロイドには、過剰な免疫反応を鎮め、赤みや腫れをすみやかに改善する効果があります」(秋野先生)
症状の強さや皮膚の厚みに合わせてステロイドの強さを調整

内服薬
「アレルギー治療の内服薬は、症状の原因物質ヒスタミンの働きを抑える〝抗ヒスタミン薬〟がメイン。皮膚、鼻、のど、呼吸器など幅広い症状に有効です」(秋野先生)
肌以外の症状にも効く抗ヒスタミン薬

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
のぼり もえ
もともとアトピー肌で、物心ついた頃からスキンケアが毎日の習慣。小学生の頃からメイクにも関心を持つようになり、大学では美容への探究心から薬学部に進学するほどの大のコスメオタク。フォロワーからは、わかりやすい半顔メイクテクニックや自身のベスコスリールが反響を呼んでいる。
あきの あい/シナモン皮膚科 板橋区役所前 院長。広島大学医学部医学科卒。東京科学大学病院皮膚科などを経て’24年より現職。