「夏うつ」を引き寄せない! 自律神経のバランスチェックシートで自分のタイプを把握して対策を!
酷暑がもたらす健康や生活へのリスクは熱中症だけではなく、メンタルまで。実は今、季節性の「夏うつ」が急増中というウワサです…。まずは自分の自律神経のタイプを把握してみて♪
\季節性の夏うつと自律神経との関係は?/
「夏うつ」を引き寄せない、自律神経バグのととのえかた
酷暑とストレスによって自律神経のシステムが崩壊
夏は自律神経にとって大忙しの季節です。そもそも自律神経とは、呼吸や体温調節など意識しなくても体を自動でコントロールしてくれる生命維持を担うシステム。活動モードの「交感神経」と休息モードの「副交感神経」が常にバランスをとっています。しかし現代は、屋外とエアコンの利いた室内との激しい寒暖差、情報過多な社会、そしてここ数年の酷暑が重なって、私たちの自律神経は常にフル稼働を強いられて疲弊している状態です。その結果、自律神経のバランスが乱れて血流が悪化し、全身に栄養が回らず夏バテや熱中症を招くのです。
しかも、昨今はこうした身体的リスクに加えて「やる気が起きない」「イライラする」「気分が落ち込みやすい」といった、「夏うつ」の症状を訴える人も増えています。これは、コロナ禍で蓄積されたダメージが尾を引く中、酷暑がダブルパンチとなって重なり、自律神経がシステム崩壊を起こしているためです。
こうした「夏うつ」を引き寄せないためにも、メンタルの土台となる自律神経を整えることが必須。「朝食」でスイッチを入れる、「腸内環境」を整える、「入浴習慣」による睡眠の質の向上などを日頃から心掛け、元気に夏を乗り切りましょう。


ネムー/ちょっぴり気にしすぎな性格のくま。ベッドに入ると小さな不安が気になって寝つけなくなるくま。考え事をしながらスマホをぽちぽちしがち。
ひつじ/ネムーの一番の理解者。いつもそばに寄り添ってありのままを受け止めてくれるネムーにとって大切な存在。
夏うつでバテないようにネムーと一緒に自律神経バグをチューニングしよ
NEWS 1|“気象病”に加え、”夏うつ”のリスクが急増中!酷暑や夏の長期化により、私たちの体調管理は新たな対策フェーズへ!
気圧や気温の乱高下による気象病に加え、異常な猛暑で日光浴不足、過酷な寒暖差、熱帯夜での睡眠負債などが重なり「夏うつ」のリスクも高まっています。不調を感じる前に自律神経を整えるなど、先回りした体調管理が重要に。
NEWS 2|気象キャスターに聞く!心と体を守る酷暑との付き合い方
気象キャスター
佐藤圭一さん
さとう けいいち/大学卒業後はフリーアナウンサーとして活動し、2017年からは文化放送で報道記者を務める。現在は気象予報士としても活動の幅を広げている。

- 今まで以上に紫外線の対策を!
- たんぱく質で水分保持を意識
- 熱中症対策にはサウナが効果的
「気象庁の3か月予報(上図)によると、今年の夏も東・西日本を中心に猛暑となる見込みです。そこで暑さだけではなく注意したいのが、大気環境の改善で増加している紫外線量。暑さで外出が減り日光浴不足でメンタル不調になったり、涼しい室内で過ごす時間が長いことで暑さに順応できないデメリットも考えられます。対策としては暑熱順化を促すサウナの活用、水分保持力が高く熱中症対策にも重要なたんぱく質キープがおすすめ。気象予報士がデータから読み解くアドバイスも、ぜひ健康管理に役立てくださいね」
自律神経のバランスチェックシート
\夏うつ対策を始めるには、まず自分の自律神経のタイプを把握して!/
【計算の方法】
下のチェックシートで「A」と「B」の数をそれぞれ合計します。「AB」はAとBの両方をひとつずつ増やし、「−AB」はAとBの両方をひとつずつ減らしてください。


理想の自律神経バランスのもち主!
□フル充電・サクサクモード タイプの生活習慣をお手本にしよう!
【その1】血流を促す
「血管が適切に収縮・拡張して血液がスムースに流れると、自律神経も整います。軽い運動やストレッチを習慣にすると良いので、職場でも1時間座ったら5分は動くなどルールを作るといいでしょう」(小林先生)
【その2】腸内環境を整える
「腸は“第2の脳”と呼ばれ、自律神経の要です。朝起きたらコップ1杯の水で胃腸を刺激し、排便リズムを作ります。腸活を意識するなら、ヨーグルトは乳酸菌だけのものより“ビフィズス菌入り”を選びましょう」(小林先生)
【その3】睡眠環境を整える
「入浴と睡眠はセットと考え、寝る1〜2時間前に40℃前後のぬるめのお湯につかりましょう。シャワーだけの場合は首と腰、仙骨の辺り(背骨のいちばん下で骨盤中央)を中心にお湯を当てると自律神経が整いやすいです」(小林先生)
【その4】寒暖差に注意する
「寒暖差によるストレスは自律神経を乱す大きな要因。冷房対策で上着などをもち歩くことも大切ですが、通勤時に汗をかいても着替えられるよう予備の服があると安心。こまめな体温調節が血流の安定を導きます」(小林先生)
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
こばやし ひろゆき/東京都医師会理事。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手やアーティスト、文化人へのコンディショニング、パフォーマンス向上指導に関わる。著書多数。テレビ、メディア出演も多数。