顔診断が”エレガントタイプ”のためのベストなスキンケアとメイクは?|棚田トモコのウェルエイジング診断 vol.15
年齢を重ねるごとに、スキンケアもメイクも“きちんとやっているはずなのに、なぜかしっくりこない”。その違和感の正体を、顔立ちや骨格、肌の質感といった“生まれ持った特徴”からひもといていくのが、棚田トモコさんによるウェルエイジング診断。今回は、実際の読者を迎え、マンツーマンでのカウンセリングを実施しました。

今回登場するのは、診断の結果「エレガントタイプ」と判定された笠井さん。
エレガントタイプは、上品さや女性らしさが自然とにじむ一方で、目元など繊細な部分に年齢サインが出やすい傾向も。
今回のカウンセリングでは、スキンケアで意識すべきポイントから、メイクの工夫まで、具体的にアドバイスしていきます。
「柔らかく、やさしい」
そんなエレガントタイプらしい美しさの育て方をひもときます。
決め手は“薄さとやわらかさ”。エレガントタイプの特徴

まずは、ウェルエイジングタイプの診断から。
耳の小ささを見ると「リッチ要素も少しある」とのことですが、決め手は奥行きのなさ。顔の奥行きは浅めで、首のラインは平たさが。肌は弾力よりもしなやかさが強く、触れるとふわっとやわらかい質感です。
こうした特徴から、笠井さんはエレガントタイプと判定されました。
自分の顔タイプがわからない…そんな方は、棚田さんが開発したフローチャートで簡単に調べられます。チェックしてみて。

スキンケアでふっくらとした質感を育てる
エレガントタイプのエイジングにおける大きな課題は、ハリの低下と“しぼみ”感。もともと皮膚が薄く、ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンといった弾力成分の量が少ないため、年齢とともに皮下脂肪が減ってくると、顔立ちの立体感が少しずつ失われやすい傾向があります。
その結果、「痩せた」「どこか元気がない」といった印象につながりやすいのも、エレガントタイプならではの特徴です。
必要なのは、肌の内側から“内容量”を満たしていく発想。まずは肌をやわらかく整えながら、潤いと弾力を丁寧に補い、ふっくらとした質感を育てることが大切です。
ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンを「補う」「育てる」ことを意識したスキンケアを選び、保湿力の高いアイテムを、摩擦を避けながらやさしくなじませていきましょう。包み込むようなケアを続けることで、エレガントタイプ本来のやわらかな立体感が引き立ってきます。
エレガントタイプおすすめスキンケア

浸透力を高めた発酵由来成分配合。うるおいで肌環境を整えながら、しなやかなハリと透明感を育む高機能ローション
コスメデコルテ ユース パワー エッセンス ローション 150mL ¥16,500
最優先は“目元を守る”ケア

笠井さんのお悩みは「最近、目周りや額に年齢が出てきた気がする」こと。
目元が以前より疲れて見えたり、ふとした表情で額のシワが気になったり。大きな変化ではないものの、「なんとなく違う」という違和感を感じていたといいます。
エレガントタイプは、肌がやわらかくしなやかな反面、そのやわらかさゆえに、目の下や目尻に細かなシワが刻まれやすい傾向があります。
「まだ深いシワでなくても、この細かい線が重なっていくと、疲れて見えやすくなるんです」と棚田さん。いわゆる“ちりめんジワ”が散りばめられやすいのが、このタイプの特徴です。
そのため、エレガントタイプにとってアイケアの強化はスキンケアの中でも最優先事項。顔全体と同じクリームで済ませるのではなく、目まわり専用のアイテムで、潤いとふっくら感を集中的に補うことが重要です。なじませる際はこすらず、指の腹でそっと押さえるように。
さらに棚田さんが強調したのが、「目の疲れ」への意識。
「目が疲れていると、無意識に目を見開いたり、額を持ち上げるクセが出てきます。それが積み重なることで、目元だけでなく額や眉間のシワにもつながりやすいんです」
一見スキンケアとは関係なさそうですが、目薬を使って目の疲れをこまめにリセットすることも、目元を守るための大切な習慣。乾燥や疲労を放置せず、目そのものをいたわることで、余計な表情ジワを防ぐことができます。
「引き上げようとしなくていいんです。まずは“乾かさない”“疲れさせない”“しぼませない”ことを優先して」
目元にハリと潤い、そして軽やかさが戻るだけで、エレガントタイプが本来持つ上品さとやわらかな華やぎが、自然と引き立ってきます。
エレガントタイプおすすめアイケアアイテム

幹細胞研究から生まれた独自技術に、次世代コラーゲンを融合。繊細な目元までふっくらと整える集中ケア
ディオール カプチュール プロ コラジェンショット 15mL ¥12,980
光と丸みで、表情にやさしい華やぎを
骨が細く、もともと繊細な立体感を持つエレガントタイプは、年齢とともに影が目立ちやすく、顔立ちがふと“寂しげ”に見えてしまうことがあります。
「エレガントタイプは、光を足して立体感を整えてあげることが大切なんです」と棚田さん。
目指したいのは、ふっくらとした多幸感のある顔印象。そのためのキーワードは、「光」「丸み」「やわらかさ」です。
取り入れたいのが、ハイライトによる“高さ”づくり。おでこにパール感のあるハイライトをポイントで入れることで、顔全体に明るさと立体感が生まれます。影を追いかけるのではなく、光を集めるイメージで。チークは、淡いピンクや、やや白みを感じるカラーを選び、黒目の下から頬全体に広め・丸く入れるのがポイントです。
「丸く入れることで、顔が大きく見えるのではなく、ふっくらとした華やかさや、多幸感のある印象につながります」
「きりっとした印象に仕上げたい日は、どうしたらいいですか?」笠井さんからの質問に対し、棚田さんが伝えたのは、“シャープさを足す”のではなく、バランスを取るという考え方。
「シャープに見せたいときは、色をやわらかくしたり、質感を透けさせたりする工夫が大切。そうすると、エレガントタイプらしい品のある印象はそのままに、気分に合ったメリハリがつきますよ」
ふっくらと光をまとった、多幸感のある表情。それこそが、エレガントタイプの魅力をいちばん自然に、そして美しく引き出してくれるのです。
エレガントタイプおすすめフェースパウダー

花びらのようにやわらかな発色と繊細なツヤで、頬に自然な血色と透明感を添えるパステルチーク
ジルスチュアート パステルペタル ブラッシュ 107 ¥4,620(限定色)

肌に溶け込むような血色と上品なツヤを重ね、表情に立体感といきいきとした印象をもたらすフェイスカラー
SHISEIDO カラー+グロウ エンハンサー 01(2026年3月1日発売)¥6,270
ふっくら、やわらかく、にじむように。それがエレガントタイプのウェルエイジング

カウンセリングを終えた笠井さんは、「エイジングケアって、やらなきゃいけないことが多すぎて、何から手をつければいいのかわからなかったんです。でも、自分にとって本当に効果的なことがわかって、ケアそのものが楽しみになりそう」と話します。
さらにメイクについては、こんな前向きな気づきも。
「華やかなメイクが似合うと言ってもらえたのが、すごくうれしかったです。これからは“やりすぎないように”と抑えるよりも、思いきり楽しんでいいんだと思えました」
棚田さんは、エレガントタイプの本質をこう語ります。
「エレガントタイプの方は、体も顔も本来はやわらかいので、引き締めやシャープさばかりを足してしまうと、その人らしい魅力が引っ込んでしまうんです。ふっくら、やわらかく、にじむように。自分の質感を信じてあげることが、いちばんの近道です」
やさしさを生かす方向へ。自分に合う質感を知ることで、エイジングケアもメイクも、迷いは確実に減っていきます。
次回は、ハンサムタイプの読者さんを迎え、カウンセリングの模様をお届けします。
顔タイプ別に最適な美容メソッドを見つけよう!「棚田トモコのウェルエイジング診断」※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
ファッションや美容ページ企画などのライターとして活躍する傍ら、“骨格診断・ウェルエイジングアナリスト”としても活動中。ファッション・美容ライターとして培った知識と骨格診断の知識を融合して、その方の魅力を引き出し、より素敵に輝くスタイルを提案する。