髪質改善に画期的な効果が得られる新成分が開発されたってホント?真相を専門家に直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】
日常生活で生まれる美容や女性のライフスタイルの疑問を医師や専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は「トステア」について。髪質改善に画期的な効果が得られる新成分が開発されたってホント? 株式会社 dr365 代表取締役社長の三上大進さんにお話を伺いました。
Q:髪質改善に画期的な効果が得られる新成分が開発されたってホント?
髪質改善のジャンルで注目されている成分、“トステア”。「髪が生き返る」とか「ブリーチ毛でもツヤが戻る」など、美容室やSNSなどで見聞きしたことがある人もいるかもしれません。一体どんな成分なのでしょうか。この疑問について株式会社 dr365 代表取締役社長の三上大進さんに聞いてみました。
A:ホント
「はい。トステアは髪の内部で水分を抱え込み、うねりやパサつきを抑えてくれる髪質改善に有効な最新成分です。髪の内側からしっとりとしたうるおいと、扱いやすいなめらかさを長時間キープします。
これまで、髪質改善というジャンルでは、レブリン酸という植物由来の有機酸が多く使われてきました。レブリン酸は酸を使って髪の内部の質を穏やかに保湿・補修することでしっとりと扱いやすい状態にし、まとまりを上げたり、うねりやパサつきを抑えたりといった目的に強い成分です。
一方、トステアは毛髪内部でタンパク質同士の結合をつなぎ直して補強します。髪の強度があがるだけでなく、うねり・ねじれ・広がりといったトラブルの抑制、スタイルの持ちをよくするといった効果が期待されるもの。単なる保湿や柔らかさ以上に髪の構造補強・形状リセット・まとまりの維持力を重視した、次世代の髪質改善成分と位置付けられています」(三上大進さん・以下「」内同)
トステアってどんな成分?
「トステアは、コハク酸誘導体という成分の一種です。髪のたんぱく質と水分のバランスを整え、しなやかでまとまりやすい状態に導きます。香りはほとんどなく、安定しているので、毎日のケアに安心して使えるのが特徴です。
また、トステアは万能というよりはむしろ“進化版・場面特化型”の成分といえます。ですから、目的と髪質次第で、より効果的な選択肢になるでしょう」
トステアは偶然の産物として発見された?
「はい。トステアはくせ毛に関する美容師さん向けの講習会で、実験のために複数の成分を組み合わせて試していたときに発見されました。『思いがけないほどの“しっとり感”と“弾力”が現れた』という評価を受けて、その成分を詳しく解析した結果、髪内部で水分を保持し、うねりを抑える新しい仕組みをもつ物質だとわかったんです」
それってウソ!?ホント!? 連載TOPへ文/土屋美緒
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大学卒業後、日本ロレアル、ロクシタンジャポンでマーケティングに従事。2018年に日本放送協会に入局、業界初となる障がいのあるキャスター・リポーターとして、平昌2018、東京2020パラリンピックでレポーターを務める。生まれつき左手の指が2本という左上肢機能障がいを持つ。スキンケア研究家として活動しながら2021年に『dr365』をプロデュース。著書に『ひだりポケットの三日月』(講談社)がある。