誰でもすぐにできるシンプルな「顔ヨガ」で若返る方法
最近お腹を抱えて笑ったのはいつですか? 思い出せないという方、ひょっとしたらストレスを溜めているのでは!?
縦・横・斜めと、複雑に筋肉が入り込む顔。感情を素直に表情して、心豊かに生活することはストレス解消につながります。逆にいえば、表情が強ばったままの生活は、ストレスを溜めている可能性があるということに。
シミ・シワ・たるみ、嫌な言葉が並びましたが、表情筋を動かすことはこれら加齢サインを防ぐ、アンチエイジングにも高い効果が期待できます。
顔の筋肉は体と違い、骨ではなく皮膚に直接ついています。細かい感情を表すのに最適なつくりになっているのですね。ということは、シワやたるみといった問題も表情筋を鍛えれば改善できる!? 今回は空き時間にすぐできる、顔ヨガを2つご紹介します。
■頬・口周りのたるみ
(1)鼻から大きく息を吸って、片方の頬にこれ以上入らないというまで空気を溜める。
(2)息を止めたまま空気を口から漏らさないよう、唇をぎゅっと閉め、反対側の頬に空気を移す。
(3)1秒ごとに空気を左右に動かし、呼吸を止めているのが辛くなったら大きく息を吐きだす。
(4)空気を歯と頬の間に移して、鼻の下→右頬→下唇の下→左頬と、できるだけ速く空気を送る。
この動作を繰り返すだけで、顔の筋肉が心地よく緩むのを実感できるのでは?
■頬・下まぶたのたるみ
(1)鏡に向かい、口を大きく開けたまま、唇を口の内側に入れるように上下の歯を覆います。顔全体が内側に引っ張られる感覚が正解。
(2)その顔を保ったまま三白眼(目の下にも白目ができる状態)になるまで顔を下に向け、上瞼を動かさず、下まぶただけで瞬きをする。
家族にもみせられないムンクの『叫び』のような顔になってしまいますが、下まぶただけを動かすのが大変なことに気付かれたのではないでしょうか。
慣れるまでは上まぶたを指で軽く押さえて挑戦してみてもいいかもしれません。
いかがでしたか? 朝晩のスキンケア時間に、ちょっとした運動をいれてみてはいかがでしょうか。1、2分で十分と言われていますが、時間にこだわるよりも毎日続けることが大切です。癖になって人前でも変顔を披露しないように気をつけてくださいね。
初出:美レンジャー ライター:パツワルド敬子
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