化粧品はラインで揃えるべし!を覆す「美肌を作る」賢いコスメ使用法
乾燥が気になりはじめるこの時期は、化粧品選びにも力を入れたいところ。各ブランドの店頭に並ぶアイテムを見て、「化粧品って同じラインで使った方がよいのかな?」と疑問に思ったことがある人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、美肌を目指す上で知っておきたい化粧品の選び方について、美容ライターの筆者がご紹介します。
■ラインで揃えなくてもOK!使用量をしっかり使うことが重要
まず、スキンケア用品を同じラインで揃えるべきか否かについてです。化粧品メーカーの多くは、同一ブランド内でクレンジング、洗顔、化粧水、美容液、乳液、クリームといった一連のお手入れに必要な商品を取り揃えています。
もちろん同じラインのスキンケアアイテムは、各アイテム同士の相性が良いように作られています。次に使うものがよりなじみやすい等の相乗効果が期待できるものも多いので、同じラインで揃えるのは良いことだと言えます。
しかし、同じラインで揃えることで金銭的な負担になることもありますよね。そんなとき、目安の使用量より少ない量のクレンジング剤でメイクを落としたり、化粧水をちびちびと使ったりするのはNG。せっかく同じラインで揃えても、美肌になるどころか肌の老化を促進してしまうことも!
基本的に、スキンケアアイテムは同じラインで揃えても揃えなくてもOK。大切なのは目安の量をしっかりと使うことです。無理に全て同じラインで揃えて少量ずつ使うより、手頃な価格のものでたっぷり使う方が効果が期待できることも。
例えばたっぷり使いたい化粧水は手ごろな価格のもの、悩みが気になる部分に使う美容液はお気に入りのブランドのものを使う……といった買い分けをするのもおすすめですよ。
■ファンデ&ベースは同ブランドのものを!
とはいえ、同じブランドのものを使用した方が良いアイテムもあります。それはメイクアップベースとファンデーションです。メイクアップベースは、ファンデーションを肌に密着させ、崩れにくくする役割を持ちます。ベースとファンデ―ションは凹凸の関係のように、互いにしっかりと密着するように設計され、作られています。
それぞれ別のブランドのものを使用するより、同じブランドのものを使用した方がより高い密着度と崩れにくさが期待できます。
乾燥しやすいこれからの時期は、しっかり保湿するためにも、無理なく目安の使用量をしっかりと使えるアイテム選びをしてみてくださいね。
初出:美レンジャー ライター:玉村麻衣子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。