法令線が目立つ前に! 簡単パーツ別マッサージ
目尻、口角、フェースラインの緩み、法令線…が目立ってきたら…
パーツ別に筋肉を鍛えるマッサージを!!
教えてくれたのは…

最近、顔が中央に寄っている人が急増。それがたるみです!
エステティックサロンを経営しながら、昨年まで4年間、医療の専門学校に入り直し、人体について学び直した田中由佳さん。改めて、筋肉がいかに大事かに気づいたそう。
「筋肉は使っていないとどんどん退化します。それは顔も同じ。サロンにいらっしゃる若い女性の中にも、早くも口角が下がっていたり、二重あごの人が多いんですね。やはり、パソコンやスマホの影響が大きいのでしょう。ずっと下を向いているから、顔のパーツが中央に寄ってきている人が増えているんです。早いうちなら元の位置に戻すことはできます! できれば1時間に1回くらい背筋を伸ばし、意識的に遠くを見て首を伸ばしましょう。また、鏡をよく見て、緩みを感じたら、エイジングケアクリームを丁寧に塗ってからパーツ別にマッサージを開始。その際、筋肉を感じながら行うと結果が出やすいです!
日頃の生活習慣においても筋肉を鍛えるすべはたくさんあります。衰えてきたと感じる所をよく動かす、それだけで筋肉は応えてくれますよ!」
《 田中流 パーツ別・進行ジワマッサージ 》
【目尻のたるみ】
目尻周りの筋肉を動かして引き上げる
「目尻のたるみは、早い人だと30代前半から進行するんです」と田中さん。実は、顔の形が平面的な人程、目尻横の筋肉が下垂しやすいのだとか。さあ、あなたも鏡でチェック!
1.人さし指と中指を目尻に置く
エイジングケアクリームを塗った後、2本の指をピストルのようにくっつけて、目尻を挟むようにセット。
2.目を開けた状態で指を開く
1でセットした2本の指を目を開けた状態で上下に開きます。そのまままばたきをすると、さらに効果アップ。
3.目を閉じ、目尻を引き上げる
2の状態から、目尻を引き上げていた人さし指1本で眉尻を囲むように引き上げます。1~3を5回行って。
【法令線】
目元の筋肉と下あごの筋肉のふたつを鍛えて
初期だるみのページにもありましたが、法令線は上からの重みと下からの引っ張りで進行します。田中さんは「目元を支える筋肉と顎関節の筋肉を鍛えることが大切!」と力説。
1.法令線の上の筋肉をほぐす
中指と薬指、親指を使って、法令線の上の頰の筋肉をつまんでほぐして。笑いながらの方がつまめます。
2.耳の裏に親指を入れ、引き上げる
親指とそれ以外の指で耳を挟むようにセット。そこから垂直にフェースラインを引き上げます。10秒キープ。
3.引き上げたまま口を大きく開く
2の状態のまま、正面を向いて、口を大きく縦に開きましょう。そのまま1回、深呼吸をするとなお良し。
【フェースラインのモタつき】
30代に急増中。固いフェースラインをもむ
あごを使っていないと、表情もぎこちなくなり、たるむ一方。まずは、フェースラインをほぐさないと、引き上がりません!」(田中さん)。仕事中でも気づいたら実践して!
1.机の上にひじを置き引き上げる
机の上にひじを立ててあご下に親指をセット。下を向いて頭の重さを感じながら手を耳の下まで引き上げて。
2.親指と人さし指で顎関節をもむ
1で引き上げたら、親指と人さし指で、顎関節(口を開けると動く所)をもみます。頭までシャッキリ!
【口角の緩み】
コリ固まった口角をほぐして引っ張る
下を向きがちな上に、笑うことも少ない…。こんな人は口角をチェック。「ひどくなると、マリオネットラインができて見た目年齢がググッとアップ。今すぐ引き上げましょう」
1.人さし指&中指で口角をほぐす
机の上にひじを置いて、人さし指&中指を口角のわきにセット。そのまま頭の重みで刺激します。10秒キープ。
2.両端をつまんで引っ張る
今度は中指&薬指と親指で縦につまみ、アヒル口になるまで引っ張って5秒キープ。口角が上がるのを実感。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。