しわ・たるみ予防チェックリスト!あなたの15年後は?
Before
現在29歳
すっぴん美人
内藤麻季さん
15年後は…
シワになりやすいキツネ顔に!!
A.切れ長目は目尻がシワに
どんな顔の人も、加齢と共に目尻のシワが目立つもの。特に切れ長の人は切れ込みが深い分、くっきり深く刻まれやすい。
B.ほっそり輪郭はしぼんでシワに
シュッと細い輪郭は、たるみが出にくい反面、口周りにシワが出やすい。
シワ危険度 Check list
□目が大きい
□目が切れ長である
□肌が乾燥しやすい
□あごが細い
□紫外線をよく浴びる
□肌が固い。ゴワゴワしている
□顔をしかめたり、額や眉間にシワを寄せるクセがある
□肩こりがひどい
□パソコンやスマホをよく見る
□野菜中心で、肉や魚をほとんど食べない
自分の老けポイントを知り、早めの予防ケアを
「年をとる程、自分の母親の顔に似てくる」という話を聞いたことがありませんか? それには一理あって、似ている顔だちの人は、同じような老け方をしやすいのです。例えば二重で彫りの深い西洋人っぽい目の人は、そうでない人に比べ加齢による目元のくぼみが目立ちがちなもの。同様に、骨格の形、パーツの大きさや配置などで、ある程度の〝老けサイン出現危険度〟は予測が可能です。
いちばん明確な傾向としてつかみやすいのが「たるみ系」か「シワ系」かという違い。目がクリッとしていたり、輪郭が丸みを帯びていたり、顔の横幅が広かったり…いわゆる〝タヌキ顔〟の人はたるみが目立ちやすい傾向にあります。反対に、目がスッとしていて輪郭もシャープな〝キツネ顔〟の人は、たるみよりもシワが目立ちやすいという傾向に。また、乾燥状態だとシワが深くなる、喫煙やストレスは肌をたるませる…といった肌質やライフスタイルの影響もあります。
「エイジングをまだ自覚していない20代後半の人でも、肌の奥の基底層を観察すると、変化の兆しが見られることがあります。自分の要注意ポイントをあらかじめ知っておけば、早い段階から重点的に予防ケアできます」(ポーラ二川さん)
特に、皮膚の薄い目元は、エイジングサインの出やすいパーツ。シワもたるみも両方出現してしまうから、すべての顔型の人が気をつけるべき重点ポイントだといえます。
「目周りの肌のハリが低下すると共に、目がしぼんで目力が弱くなります。実際に、同じ女性の顔を毎年計測し続けた所、15年間で平均20%も目の面積が小さくなるというデータが出ています」(SK-II佐々木さん)
将来も若い顔でいたいなら、目元のケアはマスト。その上で、たるみorシワ、自分の危険ポイントをケアするコスメやお手入れ方法を今すぐ取り入れるのが正解といえそうです。
シミュレーション資料提供
佐々木喜美子さん
同じ女性の歳月による肌や顔の変化傾向を調査した秋田15年肌研究を始めとする、多くの肌研究から傾向を予測する肌のエキスパート。
ポーラ研究所
二川朝世さん
同社研究員。1,600万人以上の肌データを基に解析や分析を行う「アペックス」など、さまざまな顔だち・肌研究に携わる。
撮影/横山翔平(t.cube/人物)、河野 望(静物) CG作成/田村写真 ヘア&メーク/相馬久美子(blast) デザイン/GRACE.inc 構成/もりたじゅんこ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。