肌あれをしないための洗顔は? ファンデがのらない時のケアはどうしたらいい?|春のゆらぎ対策ベストアンサー
春が近づくと同時に肌のゆらぎもやってくる。そこでのケアを徹底解説!今回は皮膚科医・銀座ケイスキンクリニック院長の慶田朋子先生、美容家 瀬戸口めぐみさんが教えてくれました。
肌のゆらぎ|肌あれ 潤い不足で刺激に対して敏感に!
Q1.洗顔で肌あれしないために気をつけることは?
A.肌の上で泡を転がしながら洗って
「洗顔も肌をこすらないことが鉄則。汚れは指でこすって落とすのではなく、泡に吸着させて落とします。そのためにはクッションのように密度の高い泡をたっぷり作ることが大切。泡立てが苦手なら、ポンプで泡立つ洗顔料を使うのも手」(瀬戸口さん)
たっぷりの泡を両手で持って肌に当て、くるくると転がしながら全体に広げる。指や手のひらが直接肌に触れないように意識して。すすぎも水を肌に当てるようにして、皮膚を決してこすらないこと!
Q2.肌あれしていて、ファンデがのりません
A.ファンデ→パウダー→ファンデのサンドイッチ塗りで密着度がUP
「あれた肌は角質が乱れて表面が凹凸している状態。ファンデをスポンジで塗布した後にパウダーをのせて、もう1度ファンデのついたスポンジで押さえる“パウダーサンドイッチ法”で凹凸をならせば、密着度が高まります」(瀬戸口さん)
ファンデーションはリキッドタイプが◎。
(1)あれた部分はスポンジでポンポンと押さえるように塗る。
(2)パウダーをなじませる。
(3)(1)のスポンジに残ったファンデーションを肌におくように重ねる。メイクくずれの予防にも。
Q3.体の内側から肌あれをケアするには何をとればいいの?
A.ビタミンCやB、良質な油をとって
「抗酸化力を高めるビタミンCや、角層の代謝を整えるビタミンB2・B6、細胞間脂質の材料となる油が有効です」(慶田先生)
「私自身、肌の抵抗力を高めるために、吸収率のいいビタミンCを毎日続けてとっています」(瀬戸口さん)
瀬戸口さん、水井さんもリピーター。人の体では生成できないビタミンCの体内への吸収にこだわり、リポソーム技術を採用。
スピック リポ・カプセル ビタミンC 30包 ¥7,776
Q4.クレンジングはどんなものを選ぶといいの?
A.肌当たりが優しいミルクタイプがおすすめ
「なめらかで肌に優しいミルクタイプの、洗い流せるクレンジングがおすすめ。量が少ないと肌に摩擦が起きやすく、多すぎると洗い流すのが大変になるので、規定の使用量を守ることも重要です」(水井さん)
肌をいたわりながらメイクを落とす。
アユーラ メークオフミルク 170ml ¥3,300
水分を与えながら角質をほぐす。
アクセーヌ ミルキィ クレンズアップ 200g ¥4,180
「ゆらぎ」について教えてくださったのは…
皮膚科医・銀座ケイスキンクリニック院長 慶田朋子先生
美容家 瀬戸口めぐみさん
『美的』3月号掲載
撮影/藤井由依(Roaster) ヘア&メイク/福岡玲衣(TRON) スタイリスト/Toriyama悦代(One8tokyo) モデル/木原ゆうら 構成/大瀧亜友美、つつみゆかり、野村サチコ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。