【biiku新企画】親子3代美肌マンガ｜新（あたらし）一家の美育ダイアリー

スキンケアは、私たちが子供だった昭和・平成とは比べものにならないほど発展。肌の解析や研究が進み、テクノロジーの進化によって「こんなことも可能に!?」と驚く製品が登場しています。それに伴い、昔の常識が今の非常識になっていることも……。そんな「令和のスキンケア新常識」を楽しい漫画形式で、母娘3世代で学ぶWeb連載がスタート！ 目からウロコの新常識をお届けします。

新 美子　最新美容に最速アクセス＆カンチガイ美容に喝！ エディター・ママ
あたらし・よしこ。45歳、ビューティエディターとしてキャリア23年のベテラン。皮膚科医や化粧品会社への取材を通して得た目からウロコの新常識を発信する。

新 ヒカル　流行美容に即ノリ♥ ミーハーJC
あたらし・ひかる。14歳、美子の長女。中学生になってスキンケアにも関心が出てきた。SNSで自分とは年代も肌質も違うインフルエンサーのスキンケア方法を妄信している。

新 育子　過去美容にとらわれのグランマ
あたらし・いくこ。70歳、美子の母。いろんなエイジングケアを美子に試すように言われるものの、なかなか新しいものに心を開かない頑固な一面あり。

ティーンは日焼けしても美白はNGの意外!?

日焼けは紫外線の影響が少なくなれば、元に戻る

美子「ヒカル、ちょっと聞いて。そもそも日焼けは、紫外線の刺激を感知した肌が、肌を守ろうとする防御反応なのよ。細胞にはDNAを収容する核があるって知ってるよね？」
ヒカル「うん、生物で習った！」
美子「この核を守るために、メラニンというものができるの。メラニンは褐色だから、メラニンで守られた肌は黒っぽくなるのね。でもほら、秋になると、元の肌の色に戻るでしょ？」
ヒカル「確かに、毎年のように真っ黒になっても、元に戻るから不思議に思ってる」
美子「ざっくりいうと、肌の細胞は、表面にのぼってくるにつれて、どんどん平べったくなって、そのうち核も消滅するの。細胞の角化ね。守るものがなくなったメラニンもお役御免に」
ヒカル「ふーん。じゃ、なんでママは美白ケアするの？」
美子「いいとこ、つくわね。若いころは、不要になったメラニンを追い出す代謝機能がばっちり働くんだけど、大人になるとその機能が衰えて、メラニンが溜まっちゃうのよ。それがシ・ミ!!」
ヒカル「わー、たいへんだねー。私は、まだまだ若いもんね（ニヤリ）」

細胞の核を守るメラニンを作らせない美白はＮＧ

美子「だから、肌の代謝が早いティーンは、メラニンが溜まることはないので、美白をする必要はないというわけ。それよりも、代謝が早すぎて、細胞核の中の大切なDNAが傷つき、その修復が間に合わないことのほうが問題」
ヒカル「何が問題なの？」
美子「シミができるとか、肌が黒くなるとか美容的観点だけからではなく、DNAが傷つくと将来的な皮膚疾患の要因になる可能性が怖いのよ」
ヒカル「そっか、守ってくれるメラニンを作らせない美白をすると、細胞核が紫外線に無防備にさらされちゃうってことね。こわっ！」
美子「子供のころから浴び続けた紫外線が一定量、蓄積すると、大人になってからシミとなって現れることもわかっているから、幼少期からティーン、大人になるまで日々、日焼け止めを欠かさないことが大切よ」
ヒカル「わかったー。日焼け止め、今日から毎日、塗るー！」

＼ティーンにおすすめUV3選／
「UVケアの習慣化には、つけ心地を優先！」（美子）

みずみずしい感触でスーッと伸びて、ピタッと密着。日焼け止めの白浮きや塗膜感が苦手なティーンが塗りたくなる快適なつけ心地で、毎日UVをブロック。ビオレUV アクアリッチ アクアプロテクトローション SPF50+・PA++++ 70㎖ ¥968（編集部調べ）／花王

「汗で流れないから、部活の日はこれに限る」（ヒカル）

汗・水・こすれに強く、ベタつかず潤う仕上がりが持続。体温が高く、発汗量・皮脂量が多く、ベタつきが苦手なティーンに。カネボウ化粧品／アリィー クロノビューティ ジェルUV EX SPF50+・PA++++ 90g ¥2,310（編集部調べ）

「ニキビを悪化させる紫外線をブロック＆2種の有効成分を配合」（美子）

殺菌＆抗炎症の2種の有効成分配合で、肌あれ・ニキビを予防する薬用の日焼け止め。自然に肌色を明るくするミルク色のトーンアップ機能で気になるニキビの赤みをさりげなくカバー。ナリス化粧品／アクメディカ 薬用 UVミルク 45g ¥1,045

イラスト／sino　構成／平 輝乃

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