お悩み別ケア
2015.1.13

大高博幸の美的.com通信(267) アイクリームの つけかたで迷っています。アトランダム Q&A No.43

Q 目元に美容液(アイクリーム)をつける際の方法が よく分かりません。今は 目尻にクリームを おいた後、目の下を目頭方向に伸ばし、さらに目頭から上まぶたのアイホールへ、クリームを つけたしながら一周させています。でも、これとは逆回りをススメる方もいて、方法は どちらもアリかな…という印象を持っています。大高さんは、どちらを支持されますか? (ゆのこ、混合肌、45歳、会社員)

A アイクリームの なじませ方については、ゆのこさんが おっしゃるように、美容家 or メーカーによって多様ですよね。なので迷ってしまうのも当然ですが…、

僕は 難しい理屈は考えず、以下の方法をオススメしています。
① まず適量を、深いシワが最も多い目尻に のせる(その前に、アイクリームを指で軽く撫でて 柔らかくしておくと良い。But、肌に直接塗るアプリケーター付きのアイクリームの場合は、そうは行きませんよね)。
② 次いで、目尻から目頭方向へ、伸ばすのではなく、トントントンと小刻みに軽く叩くように なじませる。
③ 上まぶたは、①の下まぶたよりも やゝ少なめの量を アイホールの最も窪んでいる部分にのせ、それを まず目尻側、次いで目頭側の順に、やはり軽くトントントンとなじませる(But、僕は若い頃、上まぶたには ほとんど つけないようにしていました。なぜなら、腫れぼったくなるコトが多々あったからです。今はエイジングが進んでいるせいで、少量でも なじませておくほうが 良い結果が得られるようです)。

要するに僕は、どちらかの方向に伸ばすという方法には 不賛成なのです(余分なシワ&たるみを作らないために、です)。その代わりに、クリームをなじませた後、プッシング(指の関節で目のまわりを押す方法。『美的』2014年12月号、P.250~251に図解あり)をしたり、必要に応じて 目元用美顔器(通信(245)で紹介済み)を使ったりするコトをオススメしています。

P.S. Qに示されていた ゆのこさん御愛用の化粧品(「クリーム独得のテカリも手伝って、一気に老け顔に見える」という製品)に関しては、僕は試したコトがないので何とも言えませんが、テカらずに なじむようなアイクリーム類に 切り替えるという方法もあるのでは? と思います。
では、また!

 

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ビューティ エキスパート
大高 博幸
1948年生まれ。24歳の時、日本人として初めて、パリコレでメークを担当。『美的』本誌では創刊以来の連載「今月のおすすめ:大高博幸さんが選ぶベストバイ」を執筆。
■大高博幸の美的.com通信 https://www.biteki.com/article_category/ohtaka/

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