肌質別スキンケア
2019.4.10

化粧品はライン使いしないと効果がないってホント?真相を専門家に直撃!

日常生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、コスメについて。化粧品はライン使いしないと効果がない……ってウソ? ホント? 日本化粧品協会代表理事の小西さやかさんにお答えいただきます。

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Q:基礎化粧品ってライン使いがいいってホント?

「基礎化粧品は、同じラインで統一しないとダメなの?」、「当たり前にライン使いしていたけれど、ほかに使いたいコスメがあるときは、そっくり変えるべき?」コスメ好き女子あるあるな、このお悩み。基礎化粧品はライン使いしないとダメなのでしょうか。

さっそく、この疑問を小西さんにぶつけてみました! 果たして小西さんの答えは……?

 

A:半分ウソ、半分本当

「基礎化粧品とは、顔に用いる化粧品のこと。洗浄や整肌、保護などの目的で使われるものが基礎化粧品と呼ばれます。基本的には、基礎化粧品はシリーズを統一して使用した方がよいです。ライン展開されている基礎化粧品は、ライン使いすることで最も高い肌効果が得られるように設計されているのです。

実は化粧品は、有効成分などをたくさん入れ過ぎてしまうと肌の刺激になってしまうため、大量には入れられないのです。お料理に例えると分かりやすいかもしれません。お料理も、塩、こしょうはたくさん入れませんよね。このように、少ししか入れられない有効成分でも同じシリーズで使用することで、トータルの量が多くなり、効果が得られやすくなってきます。

とはいえ、ライン使いしなければ効果がまったくないというわけでもありません。ライン展開されているコスメの中で、ひとつだけ使いたいものがある、という場合には、それだけを使ってももちろんいいんですよ」(小西さやかさん・以下「」内同)

コスメの組み合わせによってライン使いしないと効果が発揮されにくいケースも

「化粧品には弱酸性で働くものと、アルカリ性で働くものがあり、それをpH調整して基礎化粧品に入れています。例えば低いpH(弱酸性)で効果を発揮する成分が配合された弱酸性の化粧水のあとに、別のpHの乳液を使用すると、成分が中和されてしまい、望んでいた化粧水の効果が発揮されないという可能性も……。

そういう難しいことを考えたくないという場合には、ライン使いであれば、安心といえます。さっぱりなのか、しっとりなのかといった好みのテクスチャーも、ラインで揃えた方が整います」

美肌への秘訣は“水分”と“油分”

「基礎化粧品を使う上で、何よりも大切なのは“水分と油分”。乳液は約2030%、クリームは約3040%、オイル美容液は約60100%油分が含まれています。ライン使いしない場合には、お肌の状態をみながら油分のバランスを調整してみてください」

 

一般社団法人 日本化粧品検定協会代表理事
東京農業大学 食香粧化学科 客員准教授
小西さやか
各種協会の顧問、学会幹事を歴任。
化粧品の開発経験があり、工学修士としての科学的視点から美容、コスメを評価できる専門家「コスメコンシェルジュ」。著書9冊、累計30万部を突破。

文/木土さや

 

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