メイクHOW TO
2023.5.18

フェイスパウダーの使い方「基本の順番」や「塗り方」が、わかる!

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ベースメイクの仕上げに役立つ「フェイスパウダー」。マスク生活でも重要になった多機能なアイテムの「使い方」を伝授しちゃいます!ベースメイクの中での順番や、ブラシ・パフ別、さらに美肌に仕上げるテクニックをプロがお届け。お肌のツヤや、眉毛メイクもキープする小ワザも必見!

フェイスパウダーって?「役割・種類」をおさらい!

なりたい肌になれる!「多機能なアイテム」

ライター

杉浦 由佳子さん


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「ひと昔は、お粉=年配ぽく仕上がる、というイメージをもつ人もいたかと思いますが、今は各ブランドがすごく進化させてきたアイテムで、どれも多機能かつナチュラルな仕上がりばかりなので、むしろ使わないと損!

しかも、お粉はベースメイクの仕上げに使うアイテム。ファンデーションが同じでも、使うお粉によって“味変”ができるのが魅力です。なりたい肌は、お粉次第で簡単に手に入る時代に!」(杉浦さん)

 

パウダーの種類は「目的」によって使い分ける

「プレストパウダー」や「ルースパウダー」といった、ベースメイクの仕上げに使うことで化粧崩れや肌のテカリを防いでくれるパウダーのことをいいます。化粧のヨレをカバーし表面をサラサラに仕上げてくれるので、オフィスや外出先などで化粧直しをするときにもおすすめです。最近はこれに加えてクッションタイプのものも出てきています。

ルースパウダーとは?

  • 粉状のサラサラとしたパウダー。
  • テカリやヨレが気になる人におすすめ。
  • 肌に密着し、長時間美しい状態をキープ。

プレストパウダーとは?

  • パウダーをギュッと圧縮したような固形の形状。
  • 「毛穴カバー」「厚塗り防止」「美肌効果アップ」の3つの特徴がある。
  • 固まっているため持ち運びに便利で、出先のお化粧直しにも◎

使うときの「基本の順番」【6STEP】

【STEP1】スキンケア後はまず「ベタつき」チェック!

ヘア&メイクアップアーティスト

長井 かおりさん


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スキンケアをさっぱりすませてしまうと、水分量が足りない萎み肌になり、メイクがのらないので逆効果!高保湿のスキンケアで肌をもちもちに整えた後、ティッシュで軽く押さえてベトつきをオフ。

手の甲で触って肌表面がわずかにペトペトする程度がメイク開始のサイン!

【STEP2】下地を塗る

肌をフラットにして、サラサラにキープしてくれる下地を取り入れて。適当にのばすとムラになりやすいので、丁寧に顔全体に塗布して、細かい部分には小刻みに手を動かしながら入れ込むように塗るとくずれない。

【STEP3】ファンデーションを塗る

エッセンス系のリキッドファンデーションをスポンジを濡らし固く絞ったもので塗布。こうするだけで、ファンデーションがキュッと肌に密着するようになり、剥がれにくく、化粧もちが格段にアップ!

\水で濡らしてギュッと絞る/

\ティッシュでさらに水気をオフ/

【STEP4】コンシーラー、チークを密着

Step3で使った濡れスポンジで、そのままコンシーラーやチークまでたたき込むように密着させて。ファンデーションと一体化するので、せっかく隠したシミやくまが浮き出てきたり、チークの血色が消えるなんてこともナシ!

【STEP5】パウダーをなじませる

フェースパウダーはパフにきちんともみ込んで、均一にしておくことが大事な一手間! さらに肌につけるときは、しっかりと圧を加えながらのせて。キレイにつける必要があるので、粉質の良い上質なパウダーをチョイスして。

【STEP6】フィックスミストで固定

先程のフェースパウダーでもラッピング効果は充分だけれど、ここで仕上げのフィックスミストをひと吹き。パウダーが湿り気を帯びて粉体がギュッと固まるので、メイクがよれにくくなり、無敵のベースメイクが完成!


「ブラシ&パフ」を使ったテク

【パフ】崩れを防ぐ!「部分使い」テクニック

ヘア&メイクアップアーティスト

長井 かおりさん


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  • ベースメイクの最後に「フェイスパウダー」で密封!

「ファンデやコントゥアをキレイにコーティングするには、パウダーを使う前に粉の量の調整が必要。パフはもみ込み、ブラシはフタでトントンとたたいて余分な粉を落とします。粉感が出ないぐらいの薄さが最適!」(長井さん)

\パフはもんでから/

【How to】

(1)ルースパウダーをパフにとり、目周りと小鼻の横を押さえる
涙でにじみやすい目周りと、皮脂でくずれやすい小鼻の横は、部分的にパウダーをのせて、くずれを強力ブロック。付属のパフでパウダーをとり、優しく押さえてなじませる。

\鼻とあごはこの部分/

\目頭は指のせで/

Point

ブラシはたたいて調整

(2)フェースブラシで全体にパウダーをまとわせれば完成!
フェースブラシにルースパウダーを含ませ、ファンデーションやコントゥアが取れてしまわないような優しいタッチでまとわせる。見えないヴェールで包み込めば、程よいツヤも透けて素肌っぽい仕上がりに。

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【ブラシ】小鼻、目元の皮脂くずれは「小さめブラシ」で

ヘア&メイクアップアーティスト

NADEAさん


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  • 皮脂が出やすい小鼻やまばたきでくずれやすい目周りはよれやすい部分。
  • スキンケアの段階で汗防止のクリームを塗ると一日中快適に過ごせます。
  • 大きめのアイシャドウブラシで細かいパーツにパウダーをのせるテクもオススメです。

【How to】

(1)制汗フェースクリームを小鼻や目元に
洗顔後、化粧水で肌を整えた後に使用。メイクくずれの気になる部分になじませて。

(2)ピンポイントでパウダーをひと塗り
下地を塗った後、小鼻や目元のみ先にパウダーをのせるとその後のファンデーションがよれにくい。


上手な使い方テク【4選】

【1】「ツヤを失わない」使い方

美的専属モデル・美容研究家

有村 実樹さん


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  • 微粒子パウダー+ハイライターをプラス

「ツヤタイプを選ぶのが基本ですが、粒子が細かいコスメデコルテのパウダーならワンランク上のツヤを演出してくれます。よりしっかりツヤが欲しいときは、セザンヌのハイライターをプラスして。」(有村さん)

【おすすめアイテム】
コスメデコルテ フェイス パウダー

価格容量
¥5,500 20g 80

セザンヌ パールグロウハイライト

価格
¥660 02

【2】「クリームチーク」を使う時のポイント

ヘア&メイクアップアーティスト

paku☆chanさん


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  • 追いパープルパウダーで透明感UP!

「チークの仕上げにふわっとパープルのパウダーを後のせ。澄んだヴェールをかけたように、どんなチークにも透明感を呼び起こせます。」(paku☆chanさん)

【How to】

(1)境目がなくなるまでチークをぼかす
ブラシでチークを塗った後、上からかぶせるパープルパウダーとシンクロするよう、境目を指の腹でなじませておく。

(2)大きなブラシでチークの上以外もぼかす
大きめのブラシでパープルのパウダーをとって、余分な粉を落としてから、ふわっと軽いタッチで薄く広げる。


【3】眉メイクを「一日キープする」使い方

  • スキンケア&ベースメイクの油分を事前にオフするのがコツ!

「スキンケア後にベースメイクを施した肌は、潤いやツヤも満タンな状態。その上からアイテムを重ねると、ヌルッとしてよれてしまいます。そこで行いたいのが、肌の油分取り。取りすぎるとメイクのノリが悪くなるので、ソフトにサッとオフする程度に仕上げて。」(長井さん)

Point

【この悩みが解消される】
・アイブロウアイテム& アイラインのノリが悪い
・眉のない部分にアイブロウアイテムをのせるとよれる、ベタッとなる、なかなか色がのらない
・時間がたつと眉やアイラインが消えてしまう

【How to】

(1)スクリューブラシで眉の地肌の油分をはらう
スクリューブラシを眉に押しつけて力を抜くを繰り返し、眉下の地肌の油分をはらう。肌を摩擦しないようソフトタッチで行って。

\量は少なめが◎/

(2)さらにフェースパウダーで油分を吸収する
ブラシでフェースパウダーを眉の上にふわっとまとわせる。眉の地肌に残ったよけいな油分もパウダーが吸収してくずれにくく。


【4】ニキビを目立たせない「徹底カバー」テク

ヘア&メイクアップアーティスト

北原 果さん


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  • コンシーラーとパウダーをミルフィーユ塗り

「異質感のアイテムを組み合わせるのは落ちないベースメイクの鉄則。ニキビも同様、リキッドコンシーラー×パウダーを重ねることで、強度がぐんと上がります。ただし、重ねる分、“薄膜”を意識して!」(北原さん)

【How to】

(1)ニキビサイズでコンシーラーをオン
コンシーラーをニキビのジャストサイズでちょこんと塗ったら、輪郭のみを小指やコンシーラーブラシで慎重になじませる。

(2)フェースパウダーを優しく重ねる
透明感を引き出すフェースパウダーをブラシにとり、コンシーラーの上にふわっと重ねる。(1)・(2)をもう1度繰り返したら完成。


※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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