リキッドファンデーションのブラシ塗り、どうすべき?【使い方3選】

すっと伸びてみずみずしい「リキッドファンデーション」。普段どうやって塗っていますか?実は、プロの方の多くはファンデーションブラシを使用。その理由や、上手なブラシの使い方からお手入れ方法まで徹底解説します!
「ブラシ」を使うべき理由は?
“ブラシ塗り”はツヤっぽく仕上がる!
大きな面でファンデーションを一気にサーッと塗れ、ほのかなツヤ感を与えるのが“ブラシ塗り”。仕上がりの美しさもピカイチ。
3つのメリット
【理由 1】 薄くナチュラルに仕上がる
「自然に仕上げるには“量”がポイント。少量をムラなく塗るのは難しいけれど、繊細な作業ができるブラシを使えば簡単です」(AYAさん・以下「」内同)
【理由 2】 ピタッとついてくずれにくい
ブラシの毛先がキメや毛穴の細かい凹凸にまでファンデーションを薄くなじませます。だから、驚く程くずれにくく!
【理由 3】 自然なツヤが出る
「微細な毛が表面を均一に整えるので、光をキレイに反射してツヤが出ます」
【塗り方1】カバー力の高いファンデをブラシ塗りで薄くフィット!
【How to】
Step.1:両頬においてブラシでのばす
直径1cm程度のファンデーションを両頬に分けておく。ブラシで内側から外側に向けて、薄く均一になるようにのばしていく。
Step.2:Tゾーンにも塗り、輪郭をぼかす
手に余ったものをブラシにとって額や鼻筋に塗る。ブラシについた残りを使って、フェースラインと首筋の境目をぼかし、なじませる。
Step.3:細かい部分はブラシに残ったもので
ブラシに残ったものを上下まぶたや口の周りに薄く塗る。最後に鏡で塗り残しやムラがないかチェックし、あればブラシの先でなじませる。
【塗り方2】軽やかでストレスフリーな艶肌に

ヘア&メイクアップアーティスト
paku☆chanさん
Three Peace所属。端正な美しさとトレンド感を兼ね備えた理論的なメイク提案には美容業界にもファン多数。女優やアーティストのヘア&メイクも多数手掛ける。
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“体温を1℃だけさりげなく上げて陽向ぼっこのようなぬくもりを”
「私が提案する春の肌は、あたたかみのある、肌温度が1℃上がったような肌。マスクでなかなかチークができない今は、透明感はあるけれど、肌自体の血色を上げて、第一印象でも生き生き、ヘルシーに見えるように。全体に軽やかで薄膜のリラクシーなツヤ肌になる上、つけても心地よくストレスフリーでいられるのもポイントです!」(paku☆chanさん)
【How to】
リキッドは筆で面をサッと塗る。ヴェールを1枚かける感覚で。塗布後、指先でたたきさらに密着。
【塗り方3】ピンポイントで塗ると、崩れにくく抜け感もUP

ヘア&メイクアップアーティスト
輝・ナディアさん
雑誌や広告で活躍する傍ら、自身のインスタグラムで「#ナディアメイク」を発信。新作コスメのスウォッチやHow toがわかりやすいと大人気。
withマスクでも、やっぱりうるんだツヤ肌がいい♪
【How to】
ファンデーションはブラシで皮脂くずれしやすいTゾーン、あご、くすみの目立つ頬に薄く塗る。カバーが不要な部分は外すことでくずれにくく、抜け感アップにも。仕上げに手でトントンとなじませて定着させて。
メイクブラシのお手入れ方法は?
\教えてくれたのは…シャンティ ロージーローザ PR 野水麻子さん/
「ブラシは毎日洗うとパサつきやすいので、週に1回程度、ブラシクリーナーを含ませたティッシュの上で転がすようにして、汚れを拭き取るようにしましょう。または、食器洗い洗剤やスポンジクリーナーを使って水洗いするのもおすすめです」(野水さん)
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
藤原美智子さんに師事後、LA DONNAに所属。透明感あふれる肌作りと繊細なメイクに定評がある。著書は『AYA MAKE』(宝島社)