ファンデの前or後?「コンシーラー」の基本&クマのタイプ別選び方
あると一気に老け顔をもたらす目の下のクマ。コンシーラーで隠したつもりでも、「あれ、あまり変わってない……」なんていうことはないでしょうか。
コンシーラーは、単にクマにのせればよいというわけではありません。正しい使い方をすること、自分のクマにあった色をチョイスすることが大切です。
そこで今回は、美容ライターである筆者が、今さら聞けないコンシーラーの基本テクニックについてお伝えします。
コンシーラーの順番はファンデのタイプで変える
コンシーラーを使う時に注意したいのが肌にのせる順番。ファンデーションのタイプによって、ファンデーションの前と後、どちらにコンシーラーを使うべきかが異なります。より仕上がりを良くするためにも、覚えておきましょう。
パウダーファンデーション
パウダータイプの場合は、コンシーラーはファンデの“前”。下地やコントロールカラーなどをのせてからコンシーラーを使い、その後パウダーファンデーションを塗っていきます。
リキッド&クリームファンデーション
リキッドやクリームタイプは、ファンデの“後”にコンシーラーを。下地やコントロールカラーなどをのせ、ファンデを顔に伸ばしたのち、コンシーラーで気になる個所をカバーしていきましょう。
エマルジョンやクッションタイプの場合も同様に、コンシーラーはファンデの後に使うのがおすすめです。
チェック!あなたのクマはどのタイプ?
クマには基本的に3つのタイプがあります。コンシーラーを使う際には、そのクマに合わせたカラーを選ぶことが大切です。まずは自分のクマがどのタイプか確認してみましょう。
青クマ
目の下を軽く引っ張ると、クマが薄くなるのがこのタイプ。しかし完全には消えません。目の周りの毛細血管の血流が滞ることで、皮膚が薄い目の下が青黒く見えます。血行不良、目の疲れ、寝不足などが主な原因です。
黒クマ
目の下にくぼみができていて、その影がクマに見えるのが黒クマ。上を向くと目立たなくなるのが特徴です。加齢によって目の下の皮膚が薄くなったり、コラーゲンの減少によりたるみが起きてくぼむことが原因。むくみがあるとさらに目立ちます。
茶クマ
茶クマは、目の下を引っ張ったり上を向いてもクマが薄くなりません。原因としては、目をこすったりすることで起こる色素沈着、角質の肥厚があげられます。また、小さなシミが集まることでも茶色く見えます。
クマのタイプ別「選ぶべきコンシーラーカラー」は?
自分のクマタイプがわかったら、最後にコンシーラーのカラーをチョイスしましょう。クマに合わせた適切な色を使うことで、カバー不足や悪目立ちを防ぐことができます。
今回は、『CANMAKE』の『カラースティック モイストラスティングカバー』(全6色 580円<税抜き>)から、各クマに合うカラーをピックアップしてみました。
青クマには・・・[04]アプリコット
青クマカバーに最適なのはオレンジ系。『カラースティック』では、“[04]アプリコット”がおすすめです。
黒クマには・・・[06]ナチュラルオークル
黒クマには、ベージュやオークルを使いましょう。こちらの“[06]ナチュラルオークル”や、“[02]ナチュラルベージュ”のカラーを、肌の色に合わせて選んでみてくださいね。こちらの色味は、ニキビ跡やシミにもオススメですよ。
茶クマには・・・[05]イエローゴールド
茶クマに使うべきはイエロー系。“[05]イエローゴールド”のような色味が良いでしょう。
自分に最適なコンシーラーと正しい使い方でしっかりクマをカバーすれば、老け顔や疲れ顔ともさよならできるはず! ぜひ参考にしてくださいね。
初出:美レンジャー ライター:クレメント理沙子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。