メイクHOW TO
2020.10.20

即効!たるみっぱなしのフェイスラインを引き締める、8つの顔体操

マスク生活でよりもたつき、たるんできているフェイスラインをすっきりさせるおすすめのケアをご紹介します。衰えてる筋肉や頭皮に刺激を与えリフトアップしちゃいましょう。

たるみ、むくみを引き締める「筋トレ運動&マッサージ体操」【4選】

【1】即効!むくみをすっきり解消する方法

美容研究家

樋口賢介さん


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\ポイント/
・朝のむくみの原因は、前日の塩分や糖分のとりすぎ、寝る前の水分のとりすぎなどで体内に余分な水分や老廃物が残っているから。
・寝不足は絶対ダメ!  細胞に疲労物質が蓄積されて老化へ一直線です。毎朝リセットが大事に。

\動画で詳しくやり方をチェック!/

■ハンドプレスで顔~首のリンパを流す

STEP1:まずは手のひらをこすって温める。

STEP2:頬~こめかみを引き上げる(5回)
・朝のスキンケアの後に実践。目の下に指が当たるようにのせてハンドプレス。
・そのまま引き上げるように1~2秒ずつ停止。顔の中央~外側に向けて3か所くらい。

・親指と人さし指で耳を挟むようにしてほかの指はこめかみに当て、そのまま引き上げる。
・頬やフェースラインが上がっていることを意識して、そのまま5秒間。

STEP3:耳下~鎖骨へ流す(5回)
・リンパの詰まりを流す。顔を斜め上に向けて、軽く傾けて。
・クリームを塗っておくと簡単。
・首の左側を流す場合は右手の人さし指、中指、薬指を耳下に当てる。

・そのまま鎖骨の上のくぼみまで指を滑らせて、リンパを流しやすくする。
・耳下~鎖骨へ5回流したら指でそのままくぼみを押しながら5秒。
・首の右側も同様に行う。

■「イーウー」体操で口元をすっきり(30秒)

STEP1:「イー」

STEP2:「ウー」
・簡単な顔のストレッチも効果的。「イー」「ウー」と発音しながら思いきり顔を動かして。
・30秒程行うと顔の血流が良くなって、温まってくるのが実感できる。たるみにも効果的。

■ほっこりスプーン流し

STEP1:蒸しタオルで温める
・アロマエッセンスを垂らした濡れタオルをロール状に丸め、電子レンジで約1分。
・それで顔を包み込むだけで、むくみスッキリ!

STEP2:スプーンで流す
・大きめのスプーンの裏も、リンパ流しに最適。
・眉骨に沿って内→外へ、上まぶたのくぼみに沿って内→外へ、あご先→耳下へと、移動させながら軽く押しつける。

■全身ひねり流し
・足を広げ、上半身をひねりながら前方へ体重を乗せる。
・両腕を床と平行に伸ばし、両手のひらは上に。体がひねられるので、わきの下と足のつけ根のリンパが流れやすくなる。
・逆向きも同様に。


【2】朝・晩のスキンケアでもフェイスラインを意識

インフルエンサー・モデル・美容家

柳橋 唯さん

朝晩オイルを塗った後、デコルテまでしっかりリンパを流す。
「毎日のオイルケアの流れで行います。輪郭に沿って指を滑らし、耳の後ろ、首、鎖骨、肩先までしっかり流して」(柳橋さん)




【3】気づいたときにできる顔筋トレーニング

■フェースラインに効く【れろれろエクサ】
・舌は筋肉。厚みがあって強い力をもち、あごや頬周りの筋肉とつながっています。
・舌を鍛えると下半顔が劇的に締まります。シャープなフェースラインに!

STEP1:「れ」と言いながら、舌を大きく下に出す

STEP2:「ろ」と言いながら、口の中で舌を丸める。これを10回繰り返す。スピードを追求するのではなく、舌を根元から先端までしっかり動かすことを意識して。

■下半顔全体に効く【ぴよぴよぷーエクサ】
・唇の開閉には、口周りの多くの筋肉が関わっています。それらを一気に鍛えられる体操。
・唇を「ぴよぴよ」と動かせない人も、数日練習すればできるようになります。

STEP1:「ぴよぴよ」頬の肉を、上の歯と下の歯の間に入れ込むように強く吸う。そのまま、唇を上下にぴよぴよと4回動かす。


STEP2:「ぷー」口の中に空気を目一杯ため、頬を風船のように膨らます。そのまま10秒。×2セット。

■フェイスラインを引き締め【下唇ふーエクサ】
・あごから首にかけての筋肉は、実は面積が広く、あご周りのシルエットに大きな影響を及ぼしています。
・首からあごにかけて強烈に引き締め。キツイけれど効きます!

STEP1:首を上から下へとさすり流した後、手のひらで首の根元を押さえて上を向く。


STEP2:そのまま、下あごを上あごにかぶせるように上へともち上げて、出来るだけあごを突き出す感じで「ふーっ」と5秒ほど息をはく。


【4】気づいたときにできる小顔セルフケア

■首前ストレッチ
・鎖骨に両手を置き、あごを出して上を向き口を閉じて15秒。
・首周りのリンパ筋を刺激しむくみによる下膨れをケア。

■胸鎖乳突筋ほぐし
・顔を横に向け胸鎖乳突筋を出し、軽い力でもみほぐす。
・左右各3~5回。滞っていたリンパ液が流れむくみ解消に。

■側頭筋ほぐし
・耳の上の側頭筋を指の腹でぐりぐりと圧をかけながら小さな円を描く。
・フェースラインのリフトアップに効果あり。

■胸のストレッチ
・片腕を壁につけ、胸を開くように体をひねり、顔を外に向ける。
・左右各30秒。老廃物が流れやすくなりむくみがスッキリ。


実はリフトアップに効果大!「頭皮マッサージ」【2つ】

【1】ヘアブラシでできる簡単リフトアップマッサージ

AVEDA シニアヘッドスパ スペシャリスト

佐藤麻子さん

STEP1:上から下へ整える
・髪が長い人はまず毛先をほぐす。
・ブラシを縦に使い、トップから毛先に向けてブラッシング。髪の絡まりをほぐしながら頭皮をケア。

STEP2:下から上へ毛穴を動かす
・ブラシを横に使って、下から頭頂部へとかす。
・下向きになっている毛穴を動かすように、全体をブラッシング。忙しいときはこれだけでも!

STEP3:こめかみ周りをぐりぐり
・ブラシの面全体を使用。
・ブラシの背面を持ち、こめかみ辺りに押し当てて円を描くようにほぐし、耳の後ろも同様に。
・2、3回程行う。

STEP4:頭頂部をプッシュ
・ブラシの面を使う。
・頭頂部の、生え際から後ろに向かって、プシュッとブラシのクッションの空気が抜けるくらいの圧をかけて5回程。

STEP5:頭皮全体をポンポン
・ブラシの柄を軽く持ち頭皮全体をポンポンとタッピング。
・手首のスナップを利かせてリズミカルに。脳が活性化されるような心地良さ。

\編集部おすすめブラシ/

アヴェダ パドル ブラシ
面が広くてクッション性が高いため、ブローやスタイリングだけでなくマッサージに使っても頭皮を傷めにくい。

価格
¥3,000

マークスアンドウェブ ウッド ヘアブラシ ライトブラウン LL
髪や頭皮に優しく、丈夫な竹素材を使用。静電気が起こりにくいのもうれしい。

価格
¥2,695

【2】HIGUCHI式 頭筋マッサージ

美容研究家

樋口賢介さん

頭皮と顔は1枚の皮膚でつながっているから。本来は弾力に富んだ頭皮が顔の皮膚をしっかり支えるコルセットのような役割を担っています。ところが、加齢やストレスなどで頭皮が固くなるとそのバランスがくずれ、乾燥やシワ、たるみや法令線を目立たせてしまうのです。

私が考案した『頭筋ストレッチ』は頭皮を4つのゾーンに分け、『ほぐす』『のばす』『鍛える』『引き上げる』というステップでケアする簡単なメソッド。これを行うだけで頭皮がほぐされて血流が良くなり、肌の潤い度や血色感がグッとアップします。同時にリフトアップもかなうので、一気に若々しい印象に」(樋口さん、以下「」内同)

■ケアすべきはこの4ゾーン

(1)ザビエルゾーン
「頭頂部のこと。フランシスコ・ザビエルにちなんで命名しました。ここをストレッチすると線維芽細胞が活性化して血流がアップ。顔の潤い度や血色感も上がるんです!」

(2)カチューシャゾーン
「前頭部から側頭部にかけての、まさにカチューシャをつける髪の生え際ゾーンのこと。頬から上のリフトアップに有効なので、まぶたのたるみや目尻のシワが気になる人、目元をパッチリさせたい人は、ここをしっかりほぐして!」

(3)こめかみゾーン
「こめかみにはリンパ節があり、老廃物をここから流すことでシワや乾燥が緩和。さらに、頭筋ストレッチの最後にここを引き上げると、形状記憶効果でリフトアップできます!」

(4)サイドバックゾーン
「耳の後ろから後頭部にかけてのゾーンのこと。ここをほぐして首の後ろへと流せば、フェースラインが引き上がって美しい横顔に。額のシワ も目立たなくなるわよ!」

■約5分でできる基本の4ステップ

STEP1:5指を使ってほぐす
・両手の5本の指の腹を使い、カチューシャゾーン→こめかみゾーン→ザビエルゾーン→サイドバックゾーンの順に、頭皮を押すようにマッサージしてほぐします。
・各ゾーン15秒ずつ、気持ちいいと感じる程度の強さで押して。
・こめかみゾーンは目尻を軽く引っ張るように、ザビエルゾーンはジリジリジリと音がするぐらい押すのがポイント。


STEP2:手根を使ってのばす
・両手の5指は真っすぐのばしたまま、こめかみゾーンに手根(手のひらの下部)を当て、上に向かってゆっくりと頭皮を動かしながら、頭筋の可動域を広げてのばします。
・5~10秒行って。これにより、固くなった頭皮が徐々にほぐれて動かしやすくなります。


STEP3:ナックリングで鍛える
・5指を使ったマッサージより、もっと強い力で刺激を与えられるのがナックリング。
・両手をグーにして、人差し指・中指・薬指の第一関節と第二関節の間の面をマッサージしたい部位に当て、ギューッと押しながら回して鍛えます。
・マッサージする順番は、カチューシャゾーン→こめかみゾーン→ザビエルゾーン→サイドバックゾーン。
・各15秒ずつナックリングすることで、頭皮のこりがスッとほぐれて皮膚がのびるようになります。


STEP4:手のひら全体で引き上げる
・両手の親指と人差し指の間でV字を作り、耳を挟むようにハンドプレスしながら5~10秒間、グーッと引き上げます。これは「形成」と呼ばれ、引き上げた顔の皮膚を定着させる効果が。
・頭筋ストレッチの最後にこの「形成」をじっくり行うことが成功のカギ。下がった筋肉に向かって、「あなたはそこにつく筋肉じゃないのよ!」と語りかけながら行いましょう!



マスク着用でたるむ下半顔撃退のコツ【2つ】

【コツ1】口の内側から舌先を使って刺激を

「口角の横にある“モダイオラス”という部位は、表情筋のターミナルポイント。顔が運動不足になると、ここが固くなりたるみの原因に。なので、口の内側から舌先を使ってここを左右上下にしっかりほぐしています」(歯科医師・口もと美容スペシャリスト 石井さとこ先生)


【コツ2】マスクの下で全開スマイル

「無表情だとたるみにつながるため、マスクの中では頬からグッとお肉を引き上げる笑顔を心掛けています。頬が上がることで口元に空間ができ、マスクにリップがつきにくいという利点も!」(美容家 瀬戸麻実さん)


※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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