メイクHOW TO
2023.2.23

【顔タイプ診断】で私に似合う「盛りメイク」が分かる!噂の「盛り耐性」って?

【自分に似合う“盛り”メイク】SNSで話題の“盛り耐性”って、知っていますか?要は“盛るポイント”を顔タイプ別に押さえること。今回はトレンドと理論を駆使して、大人も取り入れやすい自分の魅力を最大限に引き出すルールを美のプロのお二人が教えてくれました!

自分の顔を分析して、“盛りどころ”がわかるようになろう!

 

ヘア&メイクアップアーティスト

小松胡桃さん

日本顔タイプ診断協会 代表理事

岡田実子さん

 

今、メイクで“盛り耐性”がある人とない人がいると話題になっていますが、実際はいかがですか?

小松さん(以下、小松):盛る=目と捕らわれがち。が、顔によって盛れるパーツが変わってくるだけなので、実際には皆、耐性ありなんです。

岡田さん(以下、岡田):ぜひ活用してほしいのが『顔タイプ診断』。各人の顔が持つ雰囲気を分析し、自分に似合う服やメイクが知れるので、盛りどころもわかります。

小松:主に4タイプですよね。

岡田:はい。プロがmm単位で計測する場合は8タイプで提案しますが、メイクを楽しむのが目的なら4タイプで。まず顔の長さや凹凸を見て、子供タイプか大人タイプかを分けます。さらに、目や頬などのパーツに丸み(曲線)があるかないかで、4タイプに絞り込む方法です。

大人曲線タイプ

子供直線タイプ

小松:面白い!メイクはどんな理論になっているのですか?

岡田:メイクは“使う色・質感、描く形・位置”の4つで形成されていると考え、この4つで自分が似合うものを知ることが重要なんです。

色や質感は顔のイメージ、位置やどう形を描くかはパーツのフォルムに合わせると、“似合う!”になるんですね

小松:色って、パーソナルカラーは関係ないのですか?

岡田:肌色をキレイに見せるのはパーソナルですが、さらに似合う幅を広げてくれるのが顔タイプ。例えば、子供タイプはクリア、大人タイプは深みのある色や質感が似合います。その理論を考慮してコスメを選ぶと、似合うものがグッと増えるんです。ちなみに、色・質感・形・位置の半分を合うものにしていれば、ほかは冒険しても失敗することなく、イイ感じにハマりますよ。

小松:わかります。メイクで遊びたい♪ というときは、守備を固めてから飛び出せば、振り幅が広がって攻めも強くなる。トレンドでも塗り方などで、“似合う”に導くことができますよね。

岡田:まさに、それです。守りを大切にしつつ、もっと楽しんでほしいです♪

子供タイプはピュア感、大人タイプはきちんと感を出すと魅力が倍増します

あなたの顔タイプを診断テストでチェック!

本記事では、「フレッシュ」「キュート」「クール」「フェミニン」…4つの顔タイプ別に似合う「盛りメイク」とその作り方、似合う髪型などをご紹介します。
まずは、顔の輪郭やパーツなどから導き出す、あなたの顔タイプを診断テストで確認していきましょう!
チェック時は表情を作らず真顔で。前髪は上げて、顔全体が見えるように。自撮りする場合は真正面、真横から撮るのがベター。
診断を始める

 

『美的』2023年3月号掲載
撮影/樗木 新(will creative/人物)、河野 望(静物) ヘア&メイク/小松胡桃(ROI) スタイリスト/橘内 茜 イラスト/RYUKO 構成/むらなかさちこ、長島理子 WEB再構成/多喜景子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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